2009年2月 3日 (火)

アニメ制作ソフト

1件前へのP.S.的なものです。

ある方から、ご指摘がありました。この玩具は秒4コマなので、もしアニメのQARチェックみたいなものをするなら、たまたま同じ名前ですが、別のソフト「AnimeStudio」(ぜんまいはうす)が良いのではないかと。無料版もあるので、ご興味ある方は以下のリンクからチェックしてみてください。

http://animestudio.jp/

あと氷川周辺で話題になっているのは、アニメ業界で使われているレタスが急激に廉価版となったことです。ちょっと前の10分の1近い価格でプロと同じアプリが入手可能というんで、非常に興味をもっています。そんなあたりの研究時間も、なんとかとっていきたいものです。

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ANIME STUDIO (アニメスタジオ)

これはちょっと面白そう。知人が紹介していたんですが、アガヅマというメーカーの玩具です。

http://www.agatsuma.co.jp/animestudio/animestudio.html

「アニメの撮影台」をオモチャにするという発想が、まず愉快です。基本は立体物で、この台の上にちっちゃいセットと背景を乗せてカメラスタンドをいろいろいじりながら、カメラアングルを決めていく。この手のカメラは広角から魚眼っぽい画角なので、サンプル動画でも妙に遠近感がある映像になってます。1GBまでのSDカードに対応していて、TVに映し出すだけじゃなくて、ユーティリティで動画にもできるようです。

それで、amazonを調べたら思わず笑ったんですが、いっしょに買ってるものリストって、海洋堂の稼働関節人形のリボルテックが非常に多いんですよね~。こりゃニコ動とかで、リボルテック動画作品がブームになる前兆かな? とも。


まあ、基本的にオモチャとはいえ、オモチャの気軽さがいいんですよ。これなら絵を描けなくても動く楽しさが実感できるかもしれない。そうやって「アニメを作ること」へのカベが、これからどんどん低くなってほしいですね。

だってアニメは面白いし楽しいんだもん。

どうして文句から入る人が多いのか、わけが分からないですよ。

任天堂も「動くメモ帳」という無償アプリをDSi用に出しています。敬愛するアニメーターの小田部羊一さん(もと任天堂勤務)が社長からインタビュー受けてて、はじめて詳細を知ったわけですが。はてなと連動して、サイトに見せっこできるわけです。
http://touch-ds.jp/dsi/interview/8_1.html

小田部さんもサンプルをUPされてて、「うわっ、もう来たのか」という気分になりました。
何が「来た」かと言えば、この4年ぐらいですかね。吉祥寺のイベントなどでアマチュアのアニメに触れる機会が多くなり、これはパラダイムシフトだと思うようになったんです。つまり、これまではアマチュアアニメって若者のためのものが多く、学生さんがアニメ研などサークルで通過するものっぽい。もちろんそうでない作家さんも大勢いるんですが、機材やら手軽さやらで、ある種の「勇者の経験値」が必要だった。
しかし、アニメの面白さ・楽しさって、基本は教科書ページの片隅、パラパラ漫画みたいなものなわけです。その気軽さ、手軽さを実現するツールが出てくれば、これはブレイクスルーになると。

つまりシニアによる自主制作アニメという、前人未踏の趣味の可能性があるんだということです。

たとえば和歌で文字という記号の組み合わせで日々の気持ちを詠んだりするのって、和歌というシステムというかルールが確立して「道」になってるわけですが。もともとは、日常の中のゆらぎを落とし込んだのが表現になったわけで。じゃあ、なんでアニメの映像の組み合わせでそういうものがないかと言えば、和歌ほど簡単じゃないからなだけじゃないかと。

私も50代になり、会社に勤務していれば定年が見える歳になってきたわけですが、たそがれてるわけじゃなくて、むしろワクワクしています。だって、ちょうど「オレたちアニメ第一世代のためにありがとう」みたいな、こんなオモチャがいっぱい出てきてるんですよ。こんなエキサイティングなことってないですよ。
たぶん、オレらの世代が一番うまく使いこなせるんですよ。だって、アニメの楽しさ・面白さを、観る面・作る面の両方から存分に知ってるわけでしょ。だけど、ツールの未整備から作る方は簡単じゃなく、あるフラストレーションを抱えてた。そのカベがつるっと超えられたようなもんですからね。しかも人生経験の蓄積だってあるわけだし。今ならできる、やりたいみたいなテーマはそれこそたくさんある。
ってな世代が、今現在はまだ働いてて時間に乏しいですが、お子さんのいる家庭でもそろそろ独立かみたいな感じでしょ。趣味としてのアニメ、シニア向けの茶道・華道・ダンスとかその手のカルチャーの中にアニメがない理由は、「過去こういう状況がなかったから」だけで、どんな趣味にも「最初」があったように、今がアニメにとって「最初」なんです。

アニメは本当に面白い。観るのが面白いのは言うに及ばず、作るのも楽しい。作って楽しい気分を抱えつつ、また作品を観ると、絶対に前より面白くなるはずなんですね。そういう時代に、ある種の底辺を開拓するものとして、こうしたツールが「こりゃ案外いいぞ」みたいに普及することを願ってます。

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2009年1月13日 (火)

PSP メモリー16GB化計画

液晶のきれいなPSP3000に買い換え、録画消化の補助に使っているわけですが。最初は2GBでも大容量だなーと思ってました。どうせもとはHDにあって詰め替えるわけだから、どんどんリサイクルすればいいやと。ところが、持ち歩くんなら多い方がいいやとか思うようになるのが人情。4GB、8GBと買い足して複数カバンに忍ばせるようになりました。
今は2GBが2枚、4GBが2枚と、8GBがささったままという状態。で、仕事柄、同一作品の1クール、2クールを連続視聴しなければいけないシチュエーションも増えてきてしまい、そうなると8GBでも不足なんですよね。人間の野望にはキリがないというか。
でも、SDカードに比べてPSP用のメモリスティックは値下がりが遅い。8GB、16GBなどおいそれとは買えない……と思ってました。ところが、安価なマイクロSDをPSPに挿せる手段があるんですね。ごく最近知ったのですが、マイクロSD8GBを2枚挿して16GBのメモリスティックにするアダプタがあるんです。
まあ、安定性・信頼性とかどうなんだろうかと疑いがないわけではありませんが、とりあえずコピーしたデータを観るPSPということでは、そんなにシビアではないのではということで導入してみました。しかし16GBを装着しちゃうと、ほとんどHD積んでるのと同じですね。だったらもうちょっと高度なこともできそうなもんですが。

【追記】16GBで使用時は合わさった状態でのフォーマットが必要です。フォーマット後、抜いて使うことは難しいと思われます。

※マイクロSDは他にも各社あります。値段はまちまち。

ちなみに地デジで録画したデータをVaioでPSPに変換することはできるんですが、ワンセグと同じ15fpsになっちゃうんですよ。画角は最適にはなるんですけど、コマが足りないわけ。なので、それは使ってなくて、アナログ録画を30fpsにして観てはいるのですが、今度はレターボックスから変換することになるので、縦のピクセルが足りない(苦笑)。
天地の黒味をすっとばしてスクイーズの320X240に変換するツールがあればいいんですが。いろいろ試しても、イマイチうまくいかない(詳細を追い詰めてる時間が足りない)ので、まあ鑑賞上で致命的じゃないので、320X240のLPをズームで観てるというのが現状です。

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2008年10月 6日 (月)

ガンダムのビーム・サーベルが発売!

今ならアマゾンで44%OFFです。振り回すと効果音の出るアイテム。
スター・ウォーズのライトセイバーは刃がついて光りましたが、これはツカのみ。
しかし、効果音マニアとしてはゲットせざるを得ません(笑)。アマゾンサイトには動画のCMも出てます。

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2008年5月 5日 (月)

金田伊功OPがついたブライガー玩具

今日たまたま外出中に気づいたんですが、やまとから出ている以下の玩具、なんと「金田伊功作画ノンテロップOPのDVDつき」なんだそうですね。

●群雄シリーズ 変形合体 銀河旋風ブライガー

セット内容: 特典として初回生産分にはノンテロップオープニングDVDが付属(解説から引用)

とありまして。いやはや冷や汗かいてしまいました。「ノンテロップOP」自体はDVD-BOXの特典に入っておりまして、その後、バラでも出てはいるのです。
長年の夢だったブライガーの字幕なし、小躍りしました。もう何度となく堪能したわけです。ホントにこのDVD化には感謝……だったわけですが。一点だけ「あれ?」と思うことがありまして、それはコマ送りがうまくできないんですよね。再生ソフトのせいなのかもしれませんが、マスタリングした当時は「24P仕様」がまだ定着していなかった時代。もう一度、きちんとマスタリングしてくれればなあとか思ってみたり。
ということで、十中八九、旧DVDと同じマスターであろうとは思うのですが、確かめるだけに買うのもちょっとなあ(苦笑)という悩ましい商品でした。

ちなみに旧DVDはけっこうお安く買えますので、あのブライガーのOPを字幕抜きで観たいという方は、一応、可能であれば収録内容を確認してください。BOXではDISC-1に入っていたので、同じマスターのはずではありますが。同じであれば、こっちにはエンディングも入っております。

●銀河旋風ブライガー Vol.1

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2007年4月13日 (金)

究極の初代ゴジラ

●アートワークスモンスターズ -戯画- 初代ゴジラ

 怪獣ファンとして立体物には興味あり、フィギュアを買っては楽しむ人間です。
 すでに20年来言われてきたこととしては、これまでのリアル系の立体物は「着ぐるみの再現」であるということがありました。確かに人間が入るスーツということを前提にすると、チャックの所在やウレタン、ラテックスのシワなど、およそ生物らしくない部分まで再現ということになります。
 ただ、これはこれで自分の購買意欲の指針として「撮影されたものの精緻なレプリカ」というものがあるので、OKだと思ってます。
 一方で「ビネット」と呼ばれるカテゴリーがあります。これはひとつの情景を造形物として圧縮したもので、最近になってイラストレーターの開田裕治さんが描かれた怪獣イラストをそのまま立体化した企画がヒット。こちらも嬉しい悲鳴をあげています。
 ただ、ビネットが良いのか、リアルがいいのかと言えば、これまた行きすぎの例で、リアルじゃなくてグロテスクに怪獣をデフォルメした商品などもあって、これまた非常に良し悪し、S.I.C.みたいな加工が似合うものとそうでないものがあったりするんですね。
 というほど「リアルな怪獣フィギュアってなんだ?」といろいろある文脈のなかで、これはひとつの解を出していると思いました。
 開田裕治さんと特撮原型の第一人者・品田冬樹さんがコラボレート。着ぐるみでもなくイラストの再現でもない。つまり、「映画を観たときにイマジネーションとして脳内にできたはずの初代ゴジラを立体化」という、「あ、なるほど!(ポン!)」みたいなチャレンジがコレです。
 写真を拝見する限りでは、非常にうまく行ってるようで。いまから完成が楽しみです。お値段が少々張るのが難点ですが、まあ完成品をヤフオクで買うとこれでは済まなかったりするので、気に入った方はぜひというとこです。

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2007年3月20日 (火)

メモリースティック16GB時代

 アニメ関係の仕事をしているせいで、画像や動画が溜まりに溜まり、ノートPCのHD容量がいつも苦しい状況です。なのに、なぜかHD容量は一時期100GBまで行ったのに、現在は60GBが主流。いつもいつも残量2GB程度で苦しかったし、仕事のファイルのバックアップも難しく、4GBのUSBメモリを比較的安価(9000円ぐらいかな)で見つけて喜んでいたりしたわけですが、なんといきなり16GB時代ですよ!

●USB2.0対応 シリコンHDD SHD-U16G
バッファロー

「シリコンHDD」は10GB以上の大容量に同社がつけたネーミングだそうです。Windows 98系やMac OSには対応してないとのこと。
バックアップソフトも添付してるそうで、3/25の発売が楽しみです。

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2006年12月18日 (月)

『いーレコ2』PSP用録画機

 移動時間中にはPSP(プレイステーションポータブル)で動画を観ることが多くなりました。いろいろと実験の結果、電車の中で観ても恥ずかしくないものは案外珍しいんだということにも気づきました。

 ・映画:途切れとぎれになるのでNG
 ・アニメ:色が目立つのでNG
 ・特撮:爆発フラッシュが目立つのでNG

 こんな感じ。まあ、周囲を気にしないで観ることもありますが。
 じゃあ何が向いているかと言えば、実は……

 ・オーディオコメンタリー
 ・メイキング映像

なんですね。これらって実は普通の室内でじっくり観たりしないですし、逆に途切れ途切れでも大丈夫。また移動中に書籍を読むのがツライ年齢になりかかってたりするので、勉強がわりにちょうどいいという。
 それに気づいてから、山のように積んである映像の中からメイキング観まくり。案外、時間も早く過ぎる感じですごくいいです。
 また最近、メモリースティックも値下がりしたんですね。2GBというCD3枚分の夢の容量がこんなに安くていいのか? フラッシュメモリを組みこんだ装置も設計経験あるんですが、数KBのカツカツの不揮発性メモリを工夫して使ってた時代からすると夢のようですね。
 というわけで、PSP用のメモリへ直接書き込む機械「ハギワラシスコム 『いーレコ2』」なんてのも使ってみたりしてます。かなりニッチな機械だとは思いますが、機械のサイズといい、ボタン一発でメモリへ録画できるというのは、すごい時代だなと思います。最新型はiPodにも対応しているようですね。

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