3/19は川井憲次祭り
映画音楽にはたまらない愛着のある自分ですが、サントラ盤を集めまくる作曲家の一人が川井憲次さん。先頃のコンサートがDVD化され、そしてベスト盤が3枚組み新セレクション+リマスター+SACDのハイブリッドということで、いよいよ発売が迫ってきました。押井守監督の新作「スカイ・クロラ」の先行DVDも同じ発売日。まとめて届くのが今から楽しみです。
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映画音楽にはたまらない愛着のある自分ですが、サントラ盤を集めまくる作曲家の一人が川井憲次さん。先頃のコンサートがDVD化され、そしてベスト盤が3枚組み新セレクション+リマスター+SACDのハイブリッドということで、いよいよ発売が迫ってきました。押井守監督の新作「スカイ・クロラ」の先行DVDも同じ発売日。まとめて届くのが今から楽しみです。
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新宿で公開中の25周年記念「ブレードランナー ファイナル・カット」版に合わせ、なんとサントラも3枚組で12/10に発売! さすがにコレは驚きました。
CD3枚組『Blade Runner Trilogy: 25th Anniversary』
・94年発表のオリジナル・サウンドトラック
・サントラ未収録のレア・ディスク
・ヴァンゲリスが製作25周年を記念して書き下ろした新曲!
英国製だそうで、国内盤も出るかもしれませんが、日本のamazonですでに買えるようなのです(12/10発売なのでコレだと思いますが、念のためにご確認ください)。
●ニュースソース:CDジャーナル
http://www.cdjournal.com/main/news/news.php?nno=17255
いやもう『ブレードランナー』と言えば、ニューアメリカン・オーケストラの再演奏盤をつかまされて「コレジャナイCD」に泣いた方が多いと思うのですが、1994年のサントラもすでに入手難、今度のが決定版にはることを願ってます。
エンディング曲だけあればいいやという方には、こちらがお勧め。他の収録曲もすばらしい1枚です。
●ザ・ベリー・ベスト・オブ・ヴァンゲリス
DVDの方は、すでにあちこちで話題になってるとおりで、現存する全バージョンを入れた5枚組みです。
●『ブレードランナー』製作25周年記念 アルティメット・コレクターズ・エディション
どうせ次世代になるから、どうしようかとも思ったんですが。
いやもういいんですよ。
これは「お布施」ですから。はいはい。
ベータも買ったし、冒頭の縦ローリングする英文字幕に日本語字幕が横断する無謀なトリミング版のLDも買ったし、クライテリオン版のダビングというウワサもあった眠い画質のワイドスクリーン版LDも買ったし、ディレクターズカットのDVDも買いました。
……という人向けなんですよね? 「過去の全部入り」ということですから。
しかも! あのネットに静止画だけ流れていた「ふたつで充分ですよ」のドンブリの中身が写っているワークプリントまで収録。ついに最終兵器の登場ですな。「そうきたか!」と思ってしまった以上、これはイデに取り込まれたんだ、「お布施」なんだと覚悟した次第です。念のために「ファイナルカット版」を新宿バルト9で観てから最後に決断しますが。なかなか行く時間が作れないですね~。うう。
そういや今回のバージョン、編集も音響もやり直しているので、「あー、なんだか変なものがおっこってきたぞー」という日本語ガヤがループしているのは、そんなに聞こえないらしいですね……。ちょっと残念。
<蛇足>
ちなみにヴァンゲリスのメインテーマ、私の耳には、
♪ツンデレ ツンデレ ツンデレ ツンデレ……
だんどん! だんどん! だんどん! だんどん!
としか聞こえません……。
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●バビル2世 DVD-BOX
最初は深夜枠でやっていた通称『バビル偽』の方かと思いました。いや、あれはあれで好きだったんですが。考えらえないような、エラーかと思うような映像が続出だったので(笑)。あ、でもDVDだと直ってるのかなあ。
荒木伸吾さんの方の……というと、マイケル・ジャクソンも大好きだというOVAの方になっちゃうから、ややこしいですね。要するに東映動画版です。
たまにカラオケで1話の映像を観ますが、荒木さんの作画はすばらしい。まあそのために予約という感じでした。前に出たときの半額くらいになっているので。
それにしても岡田斗司夫さんの新書「「世界征服」は可能か? (ちくまプリマー新書 61)」でも話題になってましたが、バビル2世って実は建設的なことはあまりやってないんですよね。ヨミ様の方がむしろ積極的に計画をたて、人を雇用して基地建設を行い、部下のケアをして……など、社会的貢献っぽいことをしてる(笑)。「悪魔の基地を壊すため」とは良く言ったもので、バビル2世の行動原理はヨミありきのカウンターで、まあ野党みたいな感じかも。
……と、これは原作の話で、アニメの方は後半、ワカメちゃん声の彼女を忘れてバビルカーに乗って牧畜という、後の『グレンダイザー』(これも後半は荒木キャラ)を彷彿とさせるユルユル展開になるはずで。夏休みの再放送とかでは、だいたいそこに到達する前に飽きて観るのをやめてたんで(笑)、そこら辺を改めて確認したかったりもします。
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橋本一子と言えばアニメファンにとっては『ラーゼフォン』での多彩な音楽、そして母親役での声優挑戦ということで記憶されていますが、自分にとっては素晴らしいミュージシャン、アルバムを教えていただいて出渕裕監督の感謝、という印象です。ちょうど当時からアマゾンでの発注が当たり前になったので、上から順に手に入るものは発注ということをして、時にジャズ、時にボイスの即興など多彩なアルバムを楽しませていただきました。特にSF系への造詣が深く、題名をディックなどにちなんだものも多く、そういう点で肌が合うようなところもありで。
そのアルバムが大量にアマゾンから届きました。廉価版の再発売という情報を得ての注文ですが、帯を見ると「新たに橋本一子自身によるライナーノート(7タイトル共通)封入」とありまして……。え? 7タイトル? 届いたのは4タイトルなんです。あわてて検索しなおすと、以下の7つが復刻のすべてでした。あと3つ発注せねば。
1985~1990年に発表されたポリドール時代のアルバムということで、Y.M.O.での活動を経ていろんな音楽に挑戦していた時期。で、このあたりだとちょうどCDへの切り替わり時期なので、エアポケットのようにCDになっていない、もしくはなっていてもレアなアルバムが全体的に多いんですよね。サントラ盤でも「さよならジュピター」あたりがまさにこの時期ですが。
まあ、幸か不幸かそれがいま復刻ということは、かなりマスタリングの技術が向上しているので、その当時のCDよりも良い音で聞けるのでラッキーです。具体的な音質の変化は、音圧の向上によるダイナミックレンジの確保、高域へのヌケの良さ、あと圧迫感の減少と、突きぬける透明感の良さと迫力増強方向のはずなので、まさに一子さんの音楽のためにある改善ポイントっぽくて、楽しみです。
で、そう言えばご紹介が漏れたかもしれませんが、『ラーゼフォン』のDVD-BOX合わせでCD-BOXも発売されています。てっきり4枚組なんで、当時のものを組み合わせたBOXだと思いこんでいたのですが。なんと! 再構成されているわけですね。特に劇場版の『多元変奏曲』が、当時のサントラは劇場新曲+ベスト盤みたいな構成だったんですが、もっと劇場寄りになっているということで、買い直しました。
そういえば番組が始まるとき、そして劇場版になるときに、橋本一子さんにも取材させていただいたことを懐かしく思い出します。ともかくサントラは曲数が多いので、仕上げるのに徹夜の連続で、最後の方は朦朧として幻覚を見た、なんて話が良かったですね。
それ以後も『ラーゼフォン』は何度かTVシリーズの追加収録をしていて、いま『電脳コイル』が話題の磯光雄監督が脚本・作画・演出を手がけた第15楽章も、特別にピアノ曲を録音しています。何かとぜいたくな作りでした。
●ラーゼフォン CD-BOX
あと検索していたら、「あれ?これも一子さん?」というのを発見。 そうです、チワワの演技が有名になった「どうするアイフル」のCM曲なんですね(笑)。これもいっしょに届きました。
●Heartful Dream
※追記
えー、なんとご本人からトラックバックがついております。光栄でございます。一部敬称略になっているのは、作家呼称の慣習上のことなので、他意はありません。こちらからの返し方が良くわからないんですが(情けない)、努力してみます。そういうわけでアルバム・楽曲解説は、橋本一子さんのブログでお楽しみくださいませ。
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「朝日ソノラマ」の音源は何度かCD化されているのですが、おおむね廃盤になっております。現在、もっとも多く入手できるのはコレだというのをご指摘いただきましたので、ご紹介。先日のコンピレーション4枚からメジャーどころを厳選100曲としたというコンセプトのようです。それにしても、「ようやく出た」と思ったら廃盤になるまでが早いはやい。
●アニソン100
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こちらのブログではamazonさんのアフィリエイトをやらせていただいてます。お買い上げになっている方、どうもありがとうございます。
それでまあ、ぶっちゃけだいたいは写真の代わりに貼ってあって、売り上げは「あるといいなあ」ぐらいで、めったなことでは2ケタの注文は出ないわけです。今までの中では……そうですね、『時をかける少女』のDVDは行きました。感謝感激です。
で、さっき調べてみたら、もうひとつ2ケタ行ったものがありまして。
それが、意外と言っては失礼ですが、これです!
●小さなスーパーマン ガンバロン オリジナルサウンドトラック(紙ジャケット仕様)
オリジナルの紹介記事はこちら。
<追記> とか言ってる間にamazonから現物が届きました。当時のダブルジャケットをミニチュア完全復刻の上に、復刻用の解説書がついた豪華版でした。1曲ずつ詳細に書かれてます。音質もリマスターでかなり向上してて気持ちいいです。インスト曲もあったんですね。
ひとえにゴダイゴ人気でしょうと思う一方で……。
すんません、なんか忸怩たるものがあるのも事実です。
だって、これって30年前の途中打ち切り特撮番組ですよ(笑)。よく特撮やアニメで「打ち切り打ち切り」言われるじゃないですか。でも、本気で「はい、ここでおしまい。打ち切り! 終わり終わり~~」になったのって、実はかなりレアなんですよ。
いきなりイデが発動して終わる『伝説巨神イデオン』とか、津波が来て地球が滅ぶ『宇宙戦士バルディオス』とかありますが、それはほれ、劇場版でフォローしてるじゃないですか。他にも『ガルビオン』とか普通の話に最終回のナレかけたものとかありますが、それはそれ、もともとゴールのある話じゃなかったし。
で、『ガンバロン』って芸能人をゲストに呼んだり、グアム島へ遊びに行ったりしてるうちに、朝の時間帯に移動されて、うやむやのうちに終わったんですよ。合身ロボット“ダイバロン”が出て力尽きた、みたいな。でまあ、1話読み切りの作品だし、ちゃんとした最終回がなくても、まあいいかと思ってたんですが。
ネット時代って恐ろしいもので、実はこの話にちゃんとオチがあるというのが、企画書引用で検証されてるんですね。それがこのサイト。
天本英世の演じるワルワル博士が、変身して怪人ドワルキンになると、まあ声が特撮悪役声優でおなじみ飯塚昭三になって、変身前後ともワルの頂点というキャラがいるんですけど。個人的には、あの性格の激変はなんだろーとオボロゲに思ってたわけです。ところが、それにはきちんとした裏づけがあったというので、ビックリですな。
まあ、30年くらい前の作品って、それぐらいアバウトというか大ざっぱなわけです。『ガンバロン』のスポンサーのブルマァクが同じ合身シリーズで出してた同時代の『UFO戦士ダイアポロン』とか『合身戦隊メカンダーロボ』とかも、まあロボットアニメと言えばいい加減(笑)。でも、そのゆるいムードの中で、どこかピリッとしたところがあったわけです。やがてその中から『ボルテスV』や『ザンボット3』を経て『ガンダム』に至るわけで、そういうちょいピリ時代の方が今はかえって愛おしいというとこもありますね。
ってなことを考えたのも、どういう偶然なのか、実は特撮はごく一部しか配信していないバンダイチャンネルでほぼ同時にこの『ガンバロン』の配信が始まって、紹介記事を書いたからなんですねー。というんで、サントラ買った方でDVDはさすがに……という方、ぜひネット配信で。
ついでに同じ日本現代企画がらみで、こちらも配信スタートです。
江戸川乱歩原作の映像化ですが「どれじゃ?」と聞かれると「BD7」で通じるかと思います。『マッハバロン』などと同じスキャニメイトを多用した合成特撮(『ガンバロン』にも使われている)があるやつです。20面相には「変装」じゃなくてスキャニメイトで画面が溶けて「変身」しちゃうんですよ。
20面相は団次郎(現:時朗)です。いえ、「を演じる」はこの際不要なんですよ。それは最終回まで観ればわかります。菊池俊輔の主題歌&BGMが耳について離れなくなる作品です。
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巷で「バロンシリーズ」と言われているのは『スーパーロボット レッドバロン』、『マッハバロン』が有名ですが、制作はすべて日本現代企画という『ウルトラセブン』のスタッフがあたってます。権利もとはすべて別という、まあ初期サンライズ作品みたいな状況があるわけですが、良質なる特撮センスの映像で一部ファンには人気だったりします。
その第3作目が『小さなスーパーマン ガンバロン』。これは「少年の仮面ヒーロー」という割と珍しい企画でした。中盤から「ダイバロン」という巨大ロボも出ますが。なんせ敵側は天本英世演じるワルワル博士、変身してドワルキンになると声が飯塚昭三で2重に悪いという(笑)。まあ、ムッシュ役で黒部進(初代ウルトラマン)も出てますが。
実はBD7の方の『少年探偵団』(団時朗が二十面相を演じる)と同時に近々ネット配信が予定されてまして、ふと検索をかけてみたら、ゴダイゴが演奏したサントラ盤(ソング集)が再発売と分かって、話題騒然!
●小さなスーパーマン ガンバロン オリジナルサウンドトラック
(紙ジャケット仕様 発売予定日:2007/05/25)
ゴダイゴ復活に関係した企画なんですが、ミッキー吉野全面監修で「ゴダイゴ関連音源復刻レーベル第1弾」というから驚きも2倍。今後の企画にも期待大です。いやはや、世の中なにが起きるかわかりません。プロの音楽家も「ガンバロン」主題歌は絶賛で、変拍子を多用した音楽性は非常に凄いそうです。確かに歌いにくいが気持ちいい主題歌でした。ということで、他の収録曲も期待大。その方面からの熱い呼び声も高い1枚ということでした。
ディスクユニオンによる情報はこちらです。こっちで発注するとスペシャル特典も予定されているそうです。
http://diskunion.net/news.php?genre_id=9&news_id=1&page=4&pset=1&yyyymm=2007-03
●DVD情報は以下。
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気がつくと、『ルパン三世』のDVD-BOX発売が14日に迫ってきました。
ちょっとした「祭り」状態なのか? TVシリーズのパート1~3までの全話と劇場版の1~3が全部入って10万円。前はパート2だけで10万円でしたが……。
ハイビジョンでリマスターされていて、5.1chサウンドもついているという次世代仕様。まあDVD自体はSD(現行)のものですが、しばらくはこういう商品が続くと思います。
結局、次世代DVDが定着するまでに見返すかどうかだと思いますね。
『ルパン三世』の第1シリーズのLD時代は4話で9800円でしたので、6万円近くも出したことを考えると安くなったもんですが。そう、問題は第1シリーズなんですよね。前のDVDがあまりにあまりの画質だったもんで……。
あとパート3も敬愛する荒木伸吾作画回があるので、悩ましいところです。
そういうわけで、ギリギリまで「買うたやめた音頭」を踊りつつ、結局は予約してしまったわけですが……。
●LUPIN THE BOX -TV&the Movie-
もうひとつ大きな同時発売がありました。はい、「紙ジャケット仕様」「デジタルリマスター」によるオリジナルアルバムの復刻ですね。これはヤラレました。前にBOXで出たリマスター版はレジまで持っていって、とある事情で買い損ねた(いや、在庫はあるんですが延び延びに)こともあって、これは買いでした。
特に気になるのが「ルパン三世 山下毅雄・オリジナルスコアによる「ルパン三世」の世界」でして、敬愛するヤマタケ先生の再演奏バージョン。発売当時は、あまりにオリジナルサントラと違うので、みんな驚いたものですが、先生の音楽の即興性を知ると、こっちのアルバムはこれはこれで愛おしいというか。それで、今回の復刻用ボーナストラックとして、追加SE抜きのTVサイズが入っているんです。
これのオリジナルは、せっかくクリアな音質でTVサイズが入っていて、唯一のTVどおりのサウンドだったのに、ステレオ感を出すためにパーカッションをオーバーダビングしてるんですよね。
で、ルパンの音盤はやたらたくさん出たのですが、銃声のSEなし、オーバーダビングなしのTVサイズって、少なくとも私のiPodには入ってません。どこかに入ってるのかなあ? まあ、よくわからなくなっちゃったし、ウチにあるこのCDは20年近く前ので音質も良くないので、ちょうど買い直しにいいってことで期待してます。
●紙ジャケット仕様
その他、あらたに編纂され直したベスト盤も出るようです。
これもリマスターなら、いいんじゃないでしょうか。
なんとなくウチはダブリまくりの気がしますが……。
というわけで、DVDをアマゾンで値引きした分で、復刻CDまで買っちゃった的な「祭り」となってしまったということでした。まあ、『ルパン』だから、どこかで元が取れるでしょう……。
●LUPIN The Best
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ウルトラマンシリーズ生誕40周年記念
ウルトラマン 主題歌大全集 [Compilation]
この手のコンピレーションは死ぬほどたくさん発売されておりまして、さらにウルトラマン自身も作品もかなりの数が増えてしまったので、正直自分も何をどう買っていて何を買っていないのか、わけがわからなくなってます。
まあ、そんなときに『ウルトラマンメビウス』で40周年の節目ということで、この3枚組が出たわけですが。最初は「またか」と思ったのですけど、これはちょっとお買い得かも。
1)「ウルトラまいどCD」(出光スタンドで配布)のみ収録だった
『ウルトラマンゼアス』が収録されている
2)昨年秋の劇場版メビウスの主題歌「未来」(KIYOSHI)が収録
3)全TVのOPとEDは当然として、劇場版の主題歌・挿入歌を網羅
(漏れは不明? 「ULTRAMAN」って主題歌ないんだっけ?)
4)ボーナストラックで、ネオスとかナイスとかアンドロメロスとかTV版
キッズとかディスコウルトラマンもフォロー
まあこんな感じなので、かなり曲はダブってはいても、補完用CDとしての要件はバッチリ満たしていると思います。
逆に「あれ?」と思われるかもしれないところは……。
・TV版の挿入歌であってもOP/EDで使われていないものは、
どんなに重要な曲でもバッサリ切ってます。
→つまり、『Q』~『タロウ』は各1曲しか入っていない
・最近のコロムビアのコンピレーションの常として、時系列が逆順に
入っている(つまりメビウスからマックスを経て、どんどん時代を
さかのぼる感じで収録)
全曲入っていて編年体で収録というのは、自分でプレイリストを作るしかなさそうですね……。まあ、その素材としては充分というところでしょう。
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映画『千年女優』つながりでご紹介。この映画のサントラに曲を提供しているのは平沢進さんですが、今 敏監督に大きな影響を与えたのがこのCD。
こないだ書いた原稿の一部を引用すると、こんな感じです。
今 敏監督は「物語や発想は氏の影響に負うところが大きい」と、インタビューで答えている。それは音楽に「フラクタル理論」が応用されたことを指している。自然界に存在する山の稜線や雲、波、植物の発生などの形は、複雑な小さい図形が積み重なりつつ反復して大きな図形の複雑さとなる構造を備えている。それがフラクタルで、平沢進はそうした構造を生成させるプログラムを作曲に応用しているという。『千年女優』の映像も、まさにそういう小さな激しさが繰りかえされ、反復されて大きな「うねり」を招来するように組み立てられている。
というわけで、このCDはまさにそんな感じ。というか、『千年女優』の場合は、メインテーマを含む主要な曲は、このアルバムに収録された楽曲をもとに作られているんですね。『妄想代理人』と新作『パプリカ』の音楽も平沢進氏ですが、というわけでルーツを聴きたい方にはオススメの一枚。
さっきも聴いてて、何だか気持ち良くなってしまいました(笑)。さすがにDVDの方までは持ってませんが、ちょっと気になります。
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ひとつ前のCDと同時に届きました。同じシリーズ?で9月21日発売。
長生きしていると年に数回「え!今になってこんなものが」という『腰ぬけ級』のアイテムが出るものですが、これも間違いなくそれです。
1972年から本作でスタートしたNHKの少年ドラマシリーズは、全国同時放送ということもあって、おそらくある世代の「SF好き」志向を強めたものだと思います。原作は筒井康隆の「時をかける少女」。そう、今年の『時かけ』ブームも、このドラマ化がなければあり得なかったもので。長年の捜索の末にテープが発見されたものだそうですから、映画化に合わせたわけではないと思いますが、こうやってシンクロすることに非常に感慨深いものを感じます。やっぱり作品自体が「時をかける」ものなのでしょうか。
「タイム・トラベラー」と「続タイム・トラベラー」の作曲は、『鉄腕アトム』の高井達雄氏。オリジナルのテープは現存せず、どうやらプライベートに保管されていたコピーらしく、もしかすると出始めのカセットテープかも? 懐かしいモガモガ音質で、さすがに高域などまったく出ないものですが、それでも貴重で涙します。巻末に、ビクターから発売の予定されていた再演奏版が収録されています。あと、他のCDにはもう少しクリアなテーマ曲が入っていたはずですが、それが入っていないのがちょっと残念。インタビューは高井達雄氏に行っていて、チェンバロを使ったのは子どもではなく中高生向けを意識して、という発言が目を引きました。案外そういうものって、強く伝わるものなんだなあと。
なお「タイム・トラベラー」自体は数年前にDVDで最終回だけが発売され、その他のエピソードも音声だけは同時に収録されています。多面的にタイムトラベルを実現している希有な作品になりました。
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これもついさっきアマゾンから届きました。発売は9月21日。
山下毅雄氏は昨年物故した作曲家で、アニメでは「スーパージェッター」「冒険ガボテン島」「ガンバの冒険」、実写でも「悪魔くん」「ジャイアントロボ」など数々の名作を手がけ、「7000曲を作った男」とも異名をとる名作曲家。口笛の名手でもあり、スキャットのパヤパヤ系の曲が印象的。そのジャズ系の即興性の高い音楽は近年になって盛んに再評価され、トリビュートアルバムなどが多数作られ、CDも多数復刻されて、いちファンとしてありがたいなと思ってました。
自分の仕事ではガンダム放映中にキングレコードで担当させてもらった『佐武と市捕物控』が印象的で、完全ではないんですが、BGMテープも奇跡的にその時点までは存在してました。いつか何らかの形で完全版が出てほしいですが。
その前に、あれだけ有名でありながら、世に一度もオリジナルBGMが出ていない代表作中の代表作が、『ルパン三世』。厳密に言うと、『佐武市』からの尺八の流用曲(五右衛門関係で使用)はちゃっかり先述のアルバムに入れてるわけで皆無ではないんですが、もう36年の間見つかっていないので、「再演奏版」「MEミックスからの復元」「再々演奏版」と何度も出てるわけですよ。
で……話はようやくこのアルバムにつながるわけですが(迂遠ですいません)。
まずこのアルバムのコンセプトは「ハードボイルド」とありますが、もっと暴力的な感じの東映の劇場映画を中心にしています。「人斬り観音唄」「日本暴力団 殺しの盃」「博徒外人部隊」「カポネの舎弟 やまと魂」「現代やくざ血桜三兄弟」という、すいません私も観たことがありません、でも題名でお腹いっぱいみたいな。で、あえてここで扱う理由はですね、収録年代にあるわけです。はい、すべて「1970~1972年」の録音なんですね。
勘のいい人ならもうお分かりと思いますが、そうなんです。即興性の高いヤマタケ音楽だけに、「ついにルパン三世の音楽が発見されたよ!」と言ってブラインドテストをしてもわからないような曲がいくつも含まれてるわけですね(笑)。「ルパン」は1971年だから、ちょうどはさんでいる形なのできっとそうだろうなあと、またもギャンブルをしてみると、案の定アタリの曲がいくつもあって喜んで聞いてるわけです。
まあ、これは正直、かなりヨコシマな購入動機なわけです。だって、ホントのことを言えば、こうしたヤクザ、和製ハードボイルド、暗黒街(ノワール)系の「オトナな感じ」の一連の仕事があって、その中に『ルパン三世』が含まれるわけなので。つまり、ルパンの方がサブセットなんですよ。と、アルバム全体を通して聞くと、そういうこともシミジミわかって、また山下毅雄氏の音楽が好きになれる。というようなアルバムです。
あと余録としては、ヤマタケサウンドは仕事中に薄くBGMとして流しておくと、よくはかどるんですよ(笑)。「大岡越前」4枚をプレイリスト化したやつとか実にいいですよね。頭にシャカシャカ、キンキン引っかからないところがいいんでしょうね。ともあれ、よくぞ出してくれました。ありがたや、ありがたや。
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