2008年5月 8日 (木)

ヱヴァンゲリヲン新劇場版 : 序 全記録全集

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というわけで、一足先にサンプルが届きました(一般販売は15日)。
全備重量4.5kgの豪華本(コンテ2冊含み)。

・DVDは厚み対比のために置いたものです(添付しません)
・小口(本の断裁面)はなんと初号機のグリーンカラーに塗装。凝ってます。
・怪獣マニアなので、第6の使徒の全形態が載ってるレベルにまず満足。

インタビューパートはすでにさんざん見たのでアレですが(笑)、轟木編集長が執念で集め、構成した資料パートがすごいです。一応、私のとこにも仕事柄、ムックなどで掲載されていない全資料とかあったんですが、その数倍の点数があります。今までまるで見たことない資料、特に現場レベルで決め込んでいったレイアウト修正や背景原図、監督の指示出しメモなどのアイテムをこれだけ拾いあげた資料集は前代未聞だと思います。
これは確かに「現場だからあった」という側面もあるんですが、「全カット袋を点検して使えるものを集めた」というのが正解で、そのセレクションの妙にも感心します。
CGによる生産物に対しても、設定として使えるものを改めて出力してるし。立体系の人には必携の資料ですね。
たとえば零号機の凍結などは模型誌などでは「資料がないのでイメージで作りました」なんて作例があったんですが、もう「序」に対して今後はそういうことはないですよ。ちゃんと手錠のみのアップとか込みで本田雄師匠のレイアウトが線画で載ってますからね。
あと、完成画面では真っ黒に潰してる上に一瞬しか写らないもののディテールが分かる資料が多いのも嬉しい。水中での初号機G型装備換装シーンなんて、EVAの目の部分にゴーグルがはまり、マスクがとれかけてて、その中に包帯した頭部が見えてるとか、庵野総監督のレイアウトを見てびっくりですよ。誰かこれをもとに立体化してくださいみたいな、そういうネタには当面困らないんじゃないでしょうか。
個人的には高倉さんがディテールアップしたケイジなど一連の原図に感動してました。

某資料集のプロジェクトで、アニメーター用に回った作画資料のみを「設定」として掲載して、それで良しとしていたのに対する「なんだかなあ」感を埋め合わせてくれました。すごいすごい。なんかアニメファン的に嬉しいという感じ。
今後はアニメつくるたびに、こういう資料集を作って欲しいものですが……。

……で、実はコレにもフィルムがついてるんですよね。こっちも大人買いする人とか出てくるのかなあ。

そして、私の全記録全集に入っていたフィルムとは!

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やられた!

いやもう、まさに全記録全集にふさわしい!増田朋子さん(2Dデジタルワークス)入魂の作品。大当たりですよ!

(もらったロゴかもしれませんが……。2Dには置き換えてるはずなので)。



なお、amazonでは現在、品切れになってるようです。流通の関係で、復活後は「書籍」扱いという話も聞きますが、どうも定かではありません。申し訳ないですが、発注の際はよくご確認をお願いします。

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2008年4月28日 (月)

とっておき Aニュース

http://www.animax.co.jp/feature/index.php?program=NN10000668
http://journal.mycom.co.jp/news/2008/04/28/001/index.html

5月からこの新番組に毎週レギュラー出演します。エンタメ情報をお届けするアニマックスのニュース番組です。

<キャスター>
秋山奈々
ジリ・ヴァンソン
<ニュース解説>
氷川竜介

こういうメンバーです。

●秋山奈々さん
http://www.abp-inc.co.jp/model/nana_akiyama/index.html
http://blog.jvcmusic.co.jp/blog/akiyama-nana/
「仮面ライダー響鬼」の天美あきら役の方です。

●ジリ・ヴァンソンさん
http://www.van-son.net/diary/
「のだめカンタービレ」などに出演。「アニメ好きがこうじて日本に住み着いた」という自己紹介ですが、ホントによく見てます。私以上です(笑)。

というキャスターに囲まれて、解説者(コメンテイター)をやります。
1話と2話には、プレミア試写会時の『隠し砦の三悪人』の樋口監督取材も流れます。アニメだけに特化せずにいろいろと間口を広く、時に国際的な視点もという「ニュース番組」なので、これはこれで面白い試みだと思います。ということで、アニマックスの入る方はぜひ。第1回目は、5月8日(木)夜10:30からオンエア(リピートあり)で。詳しくは情報欄からご確認ください。

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2008年4月25日 (金)

EVA特典フィルム

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』DVDが発売になりました。このブログから発注いただいた方々、ありがとうございました。そろそろみなさんのお手元にも届くころでしょう。

関係者とは言えども絵柄の選択は不可! ということで、私のは「陽電子砲を構える初号機」でした。初号機の上半身がやや切れてますが、いやいやここの見せ所は放電の最終段が三相交流の三倍で九本に設定されてるところ(取材証言による)なので、これでアタリなのです(笑)。

トリビアですが、フィルム脇のうねうねした2本の線が2.0ch(ドルビーSR)のアナログサウンドトラック、送り穴と送り穴の間に見えるQRコードみたいな模様が、デジタルにエンコードされた6.1chサラウンドのサウンドトラックです。その辺もナマっぽくて良い感じです。

このフィルムフォルダは特許だということですね。

みなさんはどんな絵柄だったでしょうか。どうかお楽しみください。

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2008年4月10日 (木)

ヱヴァンゲリヲン新劇場版 : 序 全記録全集

 アマゾンでは「PCソフト」のところで受付が始まっています。
 ということで、実は先週末に氷川の作業は終わっています。正式な発売日などのアナウンスは公式ブログ公式HP等、そちらをご参照ください。

 問題の総文字数です。昨年秋のパンフレットが2万2千文字(400字原稿用紙55枚)ということで話題にしました。そのときの取材内容を母体にしつつも、「完全版」に迫るべく庵野秀明総監督含め、メインスタッフの大半にお話をうかがった結果の今回のインタビューの総量は、なんと30万文字を超えたと思います。原稿用紙換算で750枚、文庫本換算で600ページを超えているはずです。ちょっとアバウトな書き方になっているのは、脚注などの文字量を含んでいないからでして。それを入れると、もっとすごい数字になるはずですが、とても怖くてカウントできません(苦笑)。
 作業途中で概算を出したときには、よくこんな話をしてました。

 「原稿用紙600枚以上。この数字には聞き覚えがあります。福井晴敏さんの半生をインタビューしたとき、乱歩賞応募作『川の深さは』が550枚と聞いたので、あれより分厚いわけですよ。ははは(乾いた笑い)」

 この本は出版社の企画ではなく、制作スタジオ自らが記録に残すという独自企画で、それは書名に現れているわけですが、内容もそれに応じたものになっていったということですね。で、監督助手にしてカラーの編集長・轟木さんの「これは面白い、もっと読みたい」というお言葉に甘えて、とにかく自分が面白い、意味があると思ったことはほとんど入れると。基本的にどんな取材仕事でも「ああ、これはカットしなきゃいけないのか」という部分を残すものですが、この本に限ってはそういう手加減した部分はほとんどないです。その結果、以前アナウンスされた総ページ数よりはるかに多くなっているはずです。
 単に多いというだけでなくて、校正時に読み返していたら、驚き・納得・笑い・涙などなど、さまざまな感情がこみあげてきて、何ともいえない気分になりました。「ああ、俺はアニメが好きなんだ、好きでアニメをつくってる人も好きなんだ」みたいな、ちょっと純な気持ちというか。結局、この映画は「エヴァだからすごい」わけじゃなくて、「すごい人たちがすごく努力したから、さらにすごい作品ができた」ということなんですよね。私にしても別にエヴァだからって付き合ってたわけじゃないですからね。すごいアニメが誕生する瞬間だから立ち会いたかったということで。
 そういうわけで「読み応え」という言葉もスケール的になんだか似つかわしくないような、モンスター級の本になっています。「アニメが好き」とか「アニメをつくるって何だろう」とか、一瞬でも考えたことのある方、特に若い方にはなんとしてでも読んでいただきたいなと。
 さらに次の『破』でまた新たな、さらに高いハードルに向かおうとしている「心意気」に関しても強く焼きついてますので、アニメによらず、何かしら「ものづくり」をしてる人には、心の栄養剤にもなるのではないでしょうか。

 それで、これと平行してDVD用ブックレットの仕事もさせていただきました。映像特典の解説が主ですが、この特典がまた壮絶な内容なんですよね。

 ・Rebuild of EVANGELION:1.01

 いわゆる「メイキング映像」なんですが、人間はいっさい映ってません。また、「言葉の説明」もいっさいありません。でも、メイキングなんです。観てるだけでも、本気で感動します。「ああ、これがこうなってああなるのか。だからか」みたいな納得感満載です。
 それで、どうしても言葉の補足が必要な場合、パンフないし全記録全集の取材を読んでいただければ、「あっ、これがそのプロセス映像だったのか」と腑に落ちる仕掛けです。取材とこの映像は特に連動はとっていないんですが、当事者の私が驚くようなシンクロ率です。最初に見たときは震えが来ました。編集やマルチ画面で見せる技術もすばらしいです。

・Explanation of EVANGELION:1.01

 これは公式ブログに書いてのとおりの内容で、映画内で初めて登場してくる場所、人名、役職、兵器型式などの字幕を全尺にわたってつけたものなんですが。完成したのを見ると、これがまた何とも言えない感興がわいてくるという。「え?そういうこと」みたいな驚きもけっこうあるはずですし、一部ツッコミたくなるような、笑いを誘うようなものもあります。あんまり詳しく言うとつまらなくなるので、お楽しみにということで。
 この映像についても、「全記録全集」と連動していると言えば言えると思います。自分で照合したわけじゃないですが、テロップでメカやアイテムの名前を確認して、本のほうで「どんな形状してるのかな」と探せば、ほとんど分かるはずです。設定パートは、最初の構成時に少し意見出しただけで取材パートに注力してたので、自分でも楽しみです。

 というわけで、今回参加して思ったことです。
 映画は映画館で非常に楽しかったわけですが、パッケージになったときには、「まだまだここまで楽しめる」ということなんですよね。それは「エヴァ」で重要なキーワード「サービス精神」の発露だと思うんです。究極のアフターサービス、アフターケアだと思います。
 それは今回の「新劇場版」が自主製作、自社スタジオ、自社配給などなど、すべて「アニメをつくる側でやる」ということに連動してるし、一環してるという風にとらえています。逆に言えば、これまでなぜここまでのレベルのサービスなり商品なりができてなかったかと、そういうこともちょっと考えさせられました。
 そういうわけで、参加させていただいて、(正直、壮絶なパワーが必要でしたが)楽しくも、ありがたい仕事でした。ぜひみなさんも、お楽しみいただければと。

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2008年4月 8日 (火)

超重神グラヴィオンDVD-BOX

「ツヴァイ」まで含めたGONZOのロボットアニメ全25話がBOXになりました。バラのときにも最終2巻で大張正己監督の取材のみお手伝いしましたが、今回も32Pブックレット中で「監督:大張 正己 ・ シリーズ構成:志茂 文彦」という対談を担当しました。
『ダンガイオー』『ダンクーガ』などロボットアニメで知られる大張正己氏ですが、意外にも監督はこれが初。大河原邦男デザインの王道ロボを縦横に動かす会心の作です。キャラクターデザイン『ウィッチブレイド』『ドラゴノーツ』の、うのまこと。声優もいま人気の福山潤さんに加え、鈴村健一さん、緑川光さん、速水奨さんら豪華です。
NHK-BSの「アニメギガ」にも少し協力させていただいてるんですが、福山潤さんの回はぜひグラヴィオンも話題にと推挙した覚えがあります。この作品、てんこ盛りの割には絶妙なバランスなところがあって好きなんですよね。

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月刊(アスキー5月号ガンダム特集

特集「ガンダムという巨大ビジネス」に寄稿しました。

●タイトル
29年経っても“食い尽くせない”巨大なUGC集合体としてのガンダム
(ルビ:ユーザー・ジェネレイテッド・コンテンツ)

発刊してから少し時間が経ってしまいましたが、おかげさまでこの特集号は好評だったそうです。記事題名は編集部でつけたものです。要するにガンダムのコンテンツはフィルムそのものは実はスカスカの部分があって、それをユーザーおよびブリッジするマスコミが補完することによって参画の意識を醸成し、市場そのものも本来の身の丈以上にしたし、ある意味本来のコンテンツ以上のものに育てたという趣意です。
「ガンダムみたいなコンテンツを」と言う話はよく出るんですが、だったら当時のユーザー、あるいはアニメマスコミ状況ごと開発しなければ同じことは至難でしょう、という話です。でもまったく同じことをする必要はないんですよね。ヒントにすればいいわけで。そこに知恵の出しがいがあるわけで、そこに仕事が生まれるのだと思うわけなんですが。
特集全体の予備取材では何かいろいろ話したようで、そこの中でもこのポイントが際だっていたらしくて依頼を受けたものです。他の雑談だか情報提供だかも少しお役に立っているようです。自分では何話したか忘れましたが(笑)。
なお、同誌では次号から「ロボットアニメ」に関する短期連載が始まる予定です。

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2008年3月29日 (土)

R3 1/100 ウォーカーギャリア

●R3 1/100 ウォーカーギャリア(戦闘メカ ザブングル)
 バンダイのプラモデル用解説書を担当させていただきました。
 4月12日の発売予定です。
 2002~2003年ぐらいではないかと思いますが、前に一連のプラモデル解説書を担当してから、ひさびさにお声かけがあって嬉しかったです。あさのまさひこさんのご指名らしく、感謝です。
 前のプラモのインストは無記名原稿で、作品解説とシチュエーションの説明みたいな感じでしたが、今回はメカ、キャラ解説に加えて署名原稿でと言われて、少し驚きながらも書くべきことを書いたという感じです。やっぱりプラモを作っておしまい、ではなく、プラモを通じて作品にも再び一種の精神的な「回路」を接続して欲しいなあと思うわけで。あさのさんサイドで予定されていたという題名が後でハマったら、何かそれ見て書いたような原稿になってたので、ゲラを読んで思わず笑いました(ゲラを読んでゲラゲラ笑うというのは筒井康隆の「乱丁文学大事典」だね)。まあ、呼吸が合ってたということで、ありがたいことです。
 1/100ギャリアは2号メカのハシリですが、年々新しい作品がラインとして目白押しだった時代の宿命というかで、当時、出ないまま次の作品(ダンバイン)に行っちゃったんですね。そのリベンジってことがあるようで、以下のブログにその熱い経緯が記されています。実を言うと、割と軽い気持ちで引き受けた後でブログの存在に気がついて、改めて気合いを入れなおした次第です。
http://bandai-hobby.net/hobbyblog/gallia/

 これも無記名なのであまり知られてないかもしれませんが、『戦闘メカ ザブングル』はオンエア中の音楽集アルバムの構成、タイトリングを担当させていただきまして、まあそういう点でも格別の思い入れはあります。ズバリ「ウォーカーギャリア」と名づけた曲もあったんじゃないかなあ。また四半世紀以上が過ぎて、関わることができてありがたいです。
 ひさびさに見返してみて、作品も非常に面白かったです。こういう勢いのある作品が、模型という形でその当時の情熱を何十年も伝えているということ、それ自体が奇跡的にも感じます。その熱気は、また必要とされているということなんでしょうね。

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2008年3月21日 (金)

天元突破グレンラガン [最終発掘完了編]

●天元突破グレンラガン [基礎工事編]
●天元突破グレンラガン [最終発掘完了編] FINAL DRILL


 アンダーセル大塚ギチ氏のくり出す熱血パンチというか、作品が熱ければムックも熱いぜ、この値段でこの厚い本! みたいな後編が届きました。ってんで、前編後編合わせてご紹介。いやまあ、前編があると知らずに買った方とかいらっしゃるようなので。
 小生は「基礎工事編」では巻頭言っぽいものを、あと両方とも何話分か作品解説を書かせていただきました。最終回は全レビュアーの総登場という構成が良かったです。
 巻頭言については、もうそのとき感じたありのままを。普通の文章の書き方を捨ててます。あと肩書きも捨てた。そういうこともあるわけです。まず形から入るのも大事ですが、それがすべてではないってことです。
 あとは同業者としてこの本に思うことは「無茶するなー」ということでして、2000円行っていないのに、このカラーページ数、この図版数、この取材数、この文字数と、いやあの世の中にはコスト計算ってのが一応ありましてね……という気持ちが、お題が『グレンラガン』なんで妙に浮いてくるという、そういう不思議な本です(笑)。
 それにしても、この『グレンラガン』という作品、俺が面白いと思うのはそりゃ当たり前だけど、あとは世間ときちんとリンクしてヒットするかというあたり、まるで読めませんでした。ですが、見事に売れてほっとするやら何やらで。しかも、こういう副読本もあって、まだまだ楽しめそうです。

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2008年3月17日 (月)

『BSアニメ夜話』は今週です

氷川は水、木の「アニメマエストロコーナー」に出演します。火曜日は「今日からマ王」です。

※追記注:深夜のため、ここで言う「火曜日=月曜の深夜」です。

非常に思い入れの深い2作品でした。どちらも収録時には「トーク側に来たかったんじゃないの」と、出演者の方(別々)から図星を指されました(笑)。

3月19日(水) 午前0:00~0:55(18日深夜)
第2夜『トップをねらえ!』

【出演】岡田斗司夫,田中公平,佐藤大,アメリカザリガニ,氷川竜介

3月20日(木) 午前0:00~0:55(19日深夜)
第3夜『伝説巨神イデオン』

~新潟市民芸術文化会館で録画~
【出演】岡田斗司夫,福井晴敏,麻上洋子,湖川友謙,松崎健一,氷川竜介

●番組ホームページ
http://www.nhk.or.jp/animeyawa/

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2008年3月12日 (水)

3/14「おもいッきりイイテレビ」出演

14日の金曜日に「おもいッきりイイテレビ」の「今日は何の日」コーナーにVTR出演します。収録は先週済んでます。たぶん、ほんの一瞬だと思いますが、見られる方、よろしくお願いします。

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2008年3月 6日 (木)

「『アニメック』を生んだ時代」後編

http://www.dot-anime.com/tb/animec_sp/latter.html

 トルネードベースの座談会企画「『アニメック』を生んだ時代」の後編が掲載されました。小牧雅伸さん(当時の編集長)、出渕裕さん(デザイナー、監督)との座談会です。っていうか、このメンツだと『宇宙戦艦ヤマト』ファンクラブの同窓会なんですよね。

 構成は藤津亮太氏。まあ飲み屋話ではあるのですが、思い出話に終始しないよう、あくまでも「いまから未来へどうするか」という視点は気をつけたつもりです。

 30周年の一環ではあるんですが、結局、別に評論家という仕事があるからその職に就いたわけじゃなくて、「アニメの仕事」でやり足りていない部分がまだまだあって、それをやる適切な手段として文章書きがあるのではないかと、そういう関係にあるわけです。そのための分類が、いま落とし込むのだとしたら、たまたま評論と呼ばれるのかもしれないなという程度の意識です。それは往事の話を思い出してて、もともとそうだったということを改めて確認しました。

 「アニメック」という雑誌には、実はそんなに参加していないんですが、あれが評論誌と言われがちなのに、誌面を見ると案外、真っ正面からの評論というのは意外に少なめに思いました(主観だから違ってたらすいません)。結局、キャプションとかリードとかに編集子の主観がガンガン入っていたから、そういう印象を残したのだろうかと、そんな話も象徴的でした。

 そこら辺とも自分の「いまやってること」と意識と価値観はずっと底でつながっているわけですし、それはちょっと嬉しかったなあ。まあ、そういう部分はこの年になったからには、死ぬまで同じだろうと思います。それはもう、Way of Lifeなのですから。

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2008年3月 4日 (火)

今 敏監督展覧会と「パーフェクトブルー」

 数日間ぶっ倒れてて(レトリックじゃなく本当に高熱で伏せってて)紹介が遅れました。

寄稿題名:アニメーションだけが可能とする逆転のトリックの正体

 今 敏監督には『千年女優』のときからご縁があり、以後『東京ゴッドファーザーズ』、『パプリカ』と3作続けてプレスand/orパンフ、そしてDVD特典の絵コンテ本と担当させていただきました。「アニメーションとは何か」ということについて、根源的に掘り下げて考えている方がどれくらいいらっしゃるか分からないんですが、そこに興味ある自分としては、必ずお付き合いするたびに刺激的なある手がかりをいただけるので、非常に貴重です。
 そもそも監督の作品に興味をもつきっかけにもなったのが、監督第1作の『パーフェクトブルー』なわけで、これは渋谷の単館で見てものすごく興奮したのをよく覚えてます。確かその年の総括を文章化するときに、「アニメーションの自分探しではないか」というようなコメントもつけて特別視した気もします。
 で、この作品だけはすでに商品化済みでもあって、絵コンテは一部が「パーフェクトブルー戦記」(KON’S TONE―「千年女優」への道 に収録)と商品に掲載されてるだけ。「ああ、読んでみたいなあ、絵コンテ本に参加できてりゃコンプリートだなあ」、なんて大変に失礼な(ごめんなさいね)コトを思っていたわけです。ちょうど一昨年の『パプリカ』に合わせて全監督作品の解説をプラスマッドハウス 1 (1) (キネ旬ムック) でやるという機会もあって、よけいそんなことを思ってました。
 ところが良くしたもんで、そういう願望を強く放っていれば、なぜかそういう仕事が降ってくるわけですね。というわけでリマスターされ、BD版も同時発売、初回限定版には絵コンテつきの『パーフェクトブルー』が出ました。

 それで引き受けてすぐに気がついたんですが、あっ、これは「あのこと」を書ける二度とないかもしれないチャンスだと。この作品、出血量がすごいので決して万人向けではないんですが、一方で非常にプッシュしがいもあるわけですよ。ところが、それが「なぜなのか」を説明すると、いわゆるネタバレになるという困ったところがあるわけです。
 「あのこと」ってのはつまり「実写でいいじゃん」という意見に対するカウンターとなる仕掛けのことですね。初出からずいぶん経ってるのでもう構わないという意見もあるんですが、いつぞや「アニメ夜話」でどうかという話が出たときも、作品の質・内容としては取り上げるべきだけど「あのこと」にどう触れるのか、まあ作品知らない人が見る番組じゃないですけど(笑)、それでも気にするわけですよ。あの「やられた!」感を覚えた人間としては。
 って、まあここに書いてあることだけで充分ネタバレっぽいわけですが、そういうわけで「DVDに同梱されていることで意味のある論」としての解説を書きました。
 最初(前世紀ね)は、それでもクライマックスを彩るテクニックぐらいに考えてたわけですよ。ところが以後の数作品を重ねてみると、最初から自分は「そこ」に驚いてたわけじゃんと。そして他の作品の「手続き」とも照合してみると、アニメーションってやっぱりそういうことだよな、と。けっこう自分が何考えてるか再確認もできて、ありがたかったです。あとは外していないといいなあと願うだけです。
 ちなみにこの「手続き」は、論中では「プロトコル」という概念で説明してます。このことは、いずれじっくりと再考するつもりです。

 今 敏監督はただいま新宿で個展を開催中ということで、ご案内もいただいております。最後にご案内を転記させていただきます。ひっくり返っている間に始まってしまったので、ちょっと焦ってます。ごめんなさい。

●パーフェクトブルー(Blu-Ray) 【初回限定版】

●パーフェクトブルー(DVD) 【初回限定版】

※ジャケット写真が載ってませんが、これがまたちょっとしたトリックの仕掛けられたジャケットだったりして……。もしかしたら、そのためかもしれません。説明しにくいんで、手にとって驚いてください。

《イベント情報》
今 敏監督展覧会「十年の土産」

3.1(土)~3.12(水)
12:00~20:00
※初日は18時まで
※3.8(土)~3.12(水)はトークイベントあり【19時スタート】
新宿眼科画廊 http://www.gankagarou.com/
〒160-0022
東京都新宿区新宿5-18-11
TEL 03-5285-8822
新宿東口から徒歩10分

※詳報はウェブサイト(http://konstone.s-kon.net/)で随時更新予定。
※会期中、同ギャラリーにおいて『パーフェクトブルー』リニューアル版始め、過去タイトルのDVDや今 敏関連書籍、展示物の一部の販売も行います。お買い上げいただいた方には、ご希望があれば今 敏直筆サインをお入れする他、一部商品にはこの会場だけの「特典」を進呈いたします(「特典」はなくなり次第終了)。

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2008年2月27日 (水)

「アニメ重箱の隅」第9回

アニメージュWebの連載が更新されました。
今回は基本的にユーザーには見えないはずの「ボールド」についてです。
カチンコとボールドは厳密には同一でないとか、どうでもいいような細かいコトにこだわってます。
http://www.tokuma.co.jp/animage/col/col_01/col_01_main.html

『ゲートキーパーズ』はバンダイチャンネルさん用のお仕事でした。再発売のBOXを拝借しましたが、各話解説とか細やかで助かりました。これぐらい資料になってもらわないと困るんですけどね……。
恥ずかしながら、正編と「21」で30年の時間をはさんで対になってる構成のことについて、実はよく理解していなかったので、正続一気に全話見てみると、なかなか感じ入るところが大きかったです。

ゲートキーパーズ DVD-BOX
ゲートキーパーズ21 DVD BOX

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2008年2月24日 (日)

君が望む永遠DVD-BOX

●君が望む永遠DVD-BOX

 途絶えがちでしたが、また最近の仕事歴をぼちぼち掲載していきたいと思います。

 スタジオ・ファンタジア制作のこの作品は本放送時のDVDでヘルプっぽい感じで入りました。最初は美少女ゲーム原作(アージュ)ということでちょっと戸惑いがありましたが、2話のラストで一気にハマり、あとはもう白箱(サンプル)を連続視聴、みたいな。
 非常に説明が難しいですが、恋愛ドラマを通じて「心のうずき」を描くだけでなく、きれいごとで済ませない迫力にちょっとヤラれました。とりあえずご覧になる方は、2話終盤の「だんだんイヤな感じになっていく」というとこまでは、ぜひ粘ってください。
 T2スタジオ福士享撮影監督のフレア処理も情感を盛り上げてます。

 BOX用としては、渡邊哲哉監督のインタビューを行いました。
 なかなか真摯に取り組まれていた姿勢をお聞きできて、興味深い取材になりました。「Vガンダム」ほか、富野アニメについても微量の言及があったのが個人的にもありがたかったです。

 バラDVD用には解説書のほか、ジャケット表4のキャッチコピーやストーリーも担当してます。作品の性質上、自主的に「ポエミィにやるしかないか」という判断で、そういう感じにしてます。あまり他では類を見ない文体で進めました。BOX解説書に各話解説として再録してますが、読み返して正直、身体がかゆくなる経験をしました(笑)。ですが、まあ客観的に見ればやっぱりこれだろうというので、そのまま収録してます。「あゆまゆ劇場」の解説とかも異様なノリで、まあリアルタイム時にはけっこうハマってたんだなと。
 そういやバラの第1巻だけは諸般の事情で書いたものが未掲載になったので(文章に問題があったわけではありません)、このBOXが初出になりますね。そういう意味では完全版を出していただいたようなとこもあり、BOX化でそうしたものにも陽の目をみる機会があるのはありがたいことです。

 思い入れが深いせいか、バンダイチャンネルさんの方でも特集その他、なんとなく入れ込んで記事を書いた記憶が残ってます。

特集「君が望む永遠」ワールド

http://www.b-ch.com/cgi-bin/contents/ttl/det.cgi?ttl_c=398

http://www.b-ch.com/cgi-bin/contents/ttl/det.cgi?ttl_c=847

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2008年2月19日 (火)

超時空要塞マクロス メモリアルボックス

「超時空要塞マクロス」をリマスターしたDVD-BOX、少しお手伝いしたのでサンプルが届きました。というので、レビューを。

●超時空要塞マクロス メモリアルボックス

●画質編

ガンダムと同じく16mm→35mmのインターポジ作成、そこからのリマスターらしいです。色味は申し分なし。ただ若干、粒子が粗めです。オレンジ、紫、黄緑系がばっちり出てるのは嬉しいです。1話のVF-1Dなどは茶色にオレンジという絶妙な色味が出てます。

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●解説書編

解説書です。巻頭解説だけやらせていただきました。
ページ数は多いんですが……。うーん、ちょっと密度が微妙ですね。
ただし、嬉しいのは「高荷、高荷、そして高荷!」なジャケット。
主立ったパッケージイラストの再録。
ああ、それでトマホークの色が違ってたのかというフォローつき。
そして珍しいのは、石黒さんと大西さんにとったロングインタビューですね。

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●映像特典編

なんつっても今回の目玉はこれだ!

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ゼントラーディ文字でラブレター!
すごい破壊力!
というんで、この辺の玩具関係のCM集はウチのベータで録画したテープから復刻という、うひゃーな感じで収録されました。

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そんときゃ四半世紀後に商品に使われるとか思ってませんからね。スペシャルのテロップもウチのベータからだそうです。

映像特典関係の一覧はこれです。

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このうち「CM集」「本放送用の11話」とか「3話OP」あたりがウチの蔵出しだそうです。コマ落としブリタイ閣下とも26年ぶりに再会。自分ちで観るために保存用としていたベータテープが、自分では簡単には観られなくなっちゃって、なぜか商品に化けててウチに届いて、その商品を再生して「うわーい、観られた」って喜ぶのって、かなりシュールな経験ですよね(苦笑)。「録っておいて良かった」とはいえ、直接は観られない状態だったわけで。

それと「フラッシュバック2012」もいっしょに再版です。ちょいとビックリ。すんごいプレミアつきのDVDを買わなくて良かったです。

●超時空要塞マクロス Flash Back 2012

というわけで以上ですが、まあ、BOXも美樹本さんの描きおろしだし、DVDもここのところ入手難だし(バラDVD解説書は私がやりました)。前のを持ってなければ、それなりにお買い得ではないでしょうか。

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2008年2月 1日 (金)

アニメックの頃

Webマガジン「トルネードベース」、特別記事です。
30年前、何もなかった時代の空気を感じていただければと。

●鼎談 小牧雅伸×出渕裕×氷川竜介

http://www.dot-anime.com/tb/animec_sp/index.html

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2008年1月24日 (木)

アクエリオン関係のDVD

●創聖のアクエリオン DVD-BOX
 1/25の緊急発売が決まりました。もちろんあのTVスポットのおかげです。TVシリーズの全話と前のDVD時の全映像特典が収録されています。それでこの価格は安いなあ。デジパックで場所を取らないようにという最新仕様。解説書にクレジットされてますが、実は前のリリース時の原稿流用です。
 前にも書いたかもしれませんが、『アクエリオン』はスタート前のプレスリリース資料や惹句の一部をお手伝いし、全話のブックレットを担当してます。
 今週金曜日から放送される「アニメ文化通信」でも『アクエリオン』を語り倒してきました。他人に口頭で説明して初めて気づいたんですが、『アクエリオン』の物語や設定をしゃべり出すと、なぜか最後に必ず(笑)がついてしまうんですね(笑)。あ、ほら。
 なんか「信じてもらえないでしょうが」っぽくなっちゃうんですよね。でも、ひさびさに観て気持ち良かったです。まさに「気持ちいい」としか言えない作品で、それはホントにある意味「よくできてるかどうかを査定される風潮」のなかでは、とっても貴重に思えるんですよね。
 あと当時からCGロボのアニメーションが卓越してるなーと思ってたんですが、それが『ヱヴァ序』でも絶賛されたオレンジの井野元さんのお仕事なんですよね。あの「グワン!」とメカが来るダイナミズムは、やっぱり「気持ちいい」(笑)。

●創星のアクエリオン-裏切りの翼-
●創星のアクエリオン -太陽の翼-

 ついでと言っては何ですが、アクエリオンのOVA版です。これは惹句などのみのお手伝いです。TVスポットに流用されて仰天したのは、こっち用のだったと思います。
 アマゾンも間違ってますが、こっちは「創星」でございます。ちょっとややこしいんですが、完全新作という訳ではなくてTVの素材も使ってますが、それとは分かりにくい。後日談とか外伝っぽいんですが、実は違うという。前編・後編に分かれてまして、後編リリースまで間が空いてるなー……と思ったら、なんとその間に合体して劇場版になってしまったと、そういう経緯でした。
 これはもう後編の「トーマ様ご○○」のシーンだけでお腹いっぱいになりました。メカ的には強攻型アクエリオンがいっぱい活躍してて渋いです。
 【限定愛蔵版】にはプレミアがついてるみたいですね。ビックリです。

●劇場版アクエリオン-壱発逆転篇-
 そんで自腹で劇場に観に行ったらですね、レイトショーでプレミアムシートというのにも驚いたんですが、「すいません、アクエリオンは大変な混雑でして、お席が端の方になりますが、よろしいでしょうか?」と言われて仰天ですよ。うっかり「これはエヴァじゃないんですよね」とか言いそうに(笑)。
 そしてスタートしたら、ありゃ?観たことのないアクエリオンが。というのが、この「-壱発逆転篇-」で、これは主題歌をうまく使った爆笑編でした。OVAじゃなく、TVの方の設定で作った「ネタ話」(温泉あり)ですな。妙に楽しかったです。
 なので、これだけまた別にリリースされるんですね。

 ということで、ここら辺を押さえれば『アクエリオン』はOK!でしょう。

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2007年12月24日 (月)

大怪獣バトル

BS11で始まった新番組「大怪獣バトル」。有名怪獣同士が激突するという怪獣世代には魅惑の作品です。これと連動して、以下のコラムが掲載されています。3ポイントずつ魅力について語ってます。私の現在の仕事も怪獣ものからスタートしたようなものですから、嬉しかったです。

●ウルトラ怪獣の魅力を探る
http://event.yahoo.co.jp/bs11/zukan/column.html

http://www.daikaijyu.com/cherm.html

「大怪獣バトル」はバンダイチャンネルでも第1話と最新話数を無料配信中なので、ぜひご覧になってください。リンクは以下で。

http://animejapan.cplaza.ne.jp/b-ch/daikaijyu_tva/daikaijyu_tva.html

公式HPには以下のコラムも掲載されています。

●氷川竜介の大怪獣形態学

http://www.daikaijyu.com/keitaigaku.html

ちなみに若いころのウルトラ怪獣仕事ってのは以下です。

●ウルトラ怪獣大全集(小学館)

これは増補改訂版ですが、初版では「ウルトラQ」から「ウルトラマンレオ」まで当時のウルトラ怪獣全部の解説を一人で三日三晩で書きました(本名でクレジット)。凄まじい量でしたね。ですが、ウルトラマンやセブンなどは当時導入したビデオデッキの成果でメモを取っていた情報を盛り込み、その時点ではどの本にも掲載されていないようなものを盛り込んであるはずです。

●ウルトラ怪獣500(小学館)

これはやはりレオまでの怪獣を合計して500体にするという企画で、解説も分担して書いているんですが、もっと激しい仕事がありました。不足している怪獣を500体にする。そのためのリストは金田益実さんが作成したんですが、珍しい怪獣ということは、当然のように写真のない怪獣ばかりなわけです。「空間Xのダニ」(ウルトラセブンのベル星人)とかそんなのばっかり(笑)。それを円谷プロのラッシュ倉庫に入れてもらい、終業してから明け方まで一晩でフィルムから複写したのです。ご存じの方も少ないと思いますが、TVシリーズの16mmとはいえフィルムって重いんですよ。若い時だからできた仕事ですね。

そんなこんなで、「黎明期のアニメ・特撮マスコミ」というのは、今から思えばこんな風な無茶な仕事ばっかりでしたが(これは特別な事例ではないです)、鍛えられたなーということでもあって、感謝してます。そんな中で、ウルトラ怪獣には格別の思いがあるという話でした。

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2007年12月18日 (火)

劇場版ガンダムDVD-BOX サンプル到着

 かねてから告知していた12/21発売の表題、サンプル盤が先ほど到着しました。
 ミニパンフやポスターもぎっしりで、個人的にも非常に嬉しい1本です。
 前にも書いた気がするんですが、「オリジナル音声」ばかりが取りざたされがちな今回の企画、本命は「このセル画の色味のまま劇場版が見たかった」という「HDプレミアムマスター」です。
 なのに、なぜだかCMが「旧マスター」のままずっと流れているんで、どれくらい綺麗なのか半信半疑という方がいらっしゃることも分かったりしました。
 ダメ押し的に言いますが、「素晴らしい」の一語です。先週末の「プレミアム試写会」で大画面で観ましたが、当時の劇場の経験をはるかに上回ってました。
 詳しくは以下のコラムに書いたことがあるので、参照してください。

●氷川竜介の「アニメ重箱の隅」
第6回 セル画の色味が再現された劇場版ガンダムDVD-BOX  2007.011.25

http://www.tokuma.co.jp/animage/col/col_01/col_01_main.html

→アフィリエイトは右の方にあります。

 あと、劇場版「ガンダム」という作品自体は以下のサイトに連載してます。
 全13回でまもなく完結です。

http://www.gundam.jp/special/kataru_index.html

 先週の「プレミアム試写会」も大盛況で何よりでした。
 消えてるかもしれませんが、この辺にレポートが出てます。

http://ga.sbcr.jp/mreport/008692/
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071215-00000941-san-ent
http://mainichi.jp/enta/mantan/graph/anime/20071215/index.html

 Gacktさんの新アルバムに関しては、以下の記事にあるとおりです。

http://www.tvlife.jp/news/071215_03.php

 記者会見上での、非常に真摯な姿勢には心打たれました。思わず予約しちゃったりして。

……というわけで、年末は『機動戦士ガンダム』劇場版3部作で盛り上がっているという話でした。

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2007年12月14日 (金)

【文化放送ラジオ出演】アニメ文化通信

金曜日(今日)に本放送、土~月に再放送があります。

今回はDVD-BOX発売を記念して『機動戦士ガンダム』劇場版3部作についてコメントしてます。ファーストガンダムがなぜ30年近くも愛されるのかという秘密の一端、自分なりの解釈を語れたと思います。

後半のゲストは81プロデュースの代表取締役社長・南沢道義さんが出演。坂さんの所属事務所でもあるので、だいぶ緊張されてましたね。70年代後半、アニメブームをきっかけに声優にスポットが当たり始めたことから、人の才能を見いだし続けてきた30年の歩みは、非常に興味深いものでした。

次回(再来週)は年内最後なので、「今年の総決算」みたいな話題になろうかと。特にゲストなしで、ざっくばらんに語るという風にうかがってます。

Personality:長谷川のび太・坂祥美・氷川竜介

<ニュースリリース(インターネットでの聞き方)>
http://www.agqr.jp/modules/news/article.php?storyid=708
<番組表>
http://www.agqr.jp/modules/tinyd0/rewrite/tc_14.html

文化放送Mail:anime-b@joqr.net

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2007年11月30日 (金)

【文化放送ラジオ出演】アニメ文化通信

金曜日に本放送、土~月に再放送があります。今回は『アニメビジネス最前線』についてコメントしてます。とはいえ、ビジネスマン向けではないので、ファン向けの概説ということで。後半のゲストはよみうりテレビで『名探偵コナン』をプロデュースされている諏訪道彦さんで、なかなか興味深い話でした。次回(再来週)は「ファーストガンダム劇場版」について語る予定です。

Personality:長谷川のび太・坂祥美・氷川竜介

<ニュースリリース(インターネットでの聞き方)>
http://www.agqr.jp/modules/news/article.php?storyid=708
<番組表>
http://www.agqr.jp/modules/tinyd0/rewrite/tc_14.html

文化放送Mail:anime-b@joqr.net

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2007年11月26日 (月)

アニメーター・逢坂浩司展 ~追悼展示会~

 9月に惜しまれつつ亡くなった逢坂浩司さんの追悼展示会・上映会が杉並アニメーションミュージアムで、明日から開催されます。

「アニメーター・逢坂浩司氏の追悼展示会」
開催期間:11月27日(火)~12月9日(日)(最終日は15時まで)

http://www.sam.or.jp/event.php

 氷川は、展示パネルの文章をお手伝いさせていただきました。ガンダムエースの追悼記事のときもそうでしたが、本当に残念で涙が出て仕方ありませんでした。氏の作品は、そのほとんどアニメ本編の原画と版権用セル画イラスト、その原画(色指定)とキャラクター設定書だと思いますが、その描線は本当に素晴らしいのです。なめらかでいて、力の入るところと抜けるところ、それらが総合された息づかいは、ナマで鑑賞するに値すると思います。

 上映は平日は夕方からTVシリーズを。土日は長編を行うようです。厳選された傑作が多く、お近くの方は通い詰めても損はないのではないでしょうか。

 ぜひ杉並まで足を運んでいただきたいと思います。失われた才能は戻りませんが、残された作品から伝わるものが、永く受け継がれていくことを願ってやみません。

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2007年11月21日 (水)

Yahoo! 「ガンダム総力特集」他、ガンダム仕事

氷川も一部協力させていただいた、以下の特集ページが公開になりました。

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Yahoo! Japan「機動戦士ガンダム総力特集
       ~君は生きのびることができるか!!」

URL: http://gundam.yahoo.co.jp/

設置期間:2007年11月20日(火)~2008年1月25日(金)まで
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さしあたって公開されている担当分は以下です。

●TVシリーズ全話ストーリー&みどころ紹介

http://gundam.yahoo.co.jp/story/index.html

他にも記事を書きましたが、現在確認中だそうで、順次公開されていくと思います。

その他、Webでは以下の連載を担当していて、全13回(予定)の10回まで公開されています。

●機動戦士ガンダム 公式Web

http://www.gundam.jp/special/kataru_index.html

 バンダイチャンネルのメールマガジン登録ユーザには自動で届いていると思いますが、月イチで「ファーストガンダムSpecial」特集を配布しています。最初の3つが、ようやくb-chで配信となったTVシリーズの特集、その後は劇場版へ展開しています。

●バンダイチャンネル メールマガジン号外
 ファーストガンダムSpecial

<第1回>http://www.b-ch.com/merumaga_html/sp18/index.html
<第2回>http://www.b-ch.com/merumaga_html/sp19/index.html
<第3回>http://www.b-ch.com/merumaga_html/sp20/index.html
<第4回>http://www.b-ch.com/merumaga_html/sp21/index.html
<第5回>http://www.b-ch.com/merumaga_html/sp22/index.html

※リンクが間違っていたようで、修正しました。失礼しました。

公式WebとYahoo!一部記事以外は無署名原稿ですが、お楽しみいただければ幸いです。

……とネットでも盛り上がっているのは、言うまでもないことですが、以下のDVD商品の発売が迫っているためです。
●機動戦士ガンダム 劇場版メモリアルBOX

「オリジナル音声」ばかりが強調されている傾向がありますが、今回は画質の明瞭度が相当あがっているのがポイント。制作当時(1981年)、氷川もムック用撮影のためにセル画の実物を触ってますが、まさにその色。かなりクリアになっててビックリです。この数年間のマスタリング技術は、すごいなと。
ちなみに現在TVで放送しているCMの映像は旧リマスターのものだそうで、製品の画質ではありません(バンダイビジュアルさんに確認済み)。

BOXでは解説書の構成と執筆を担当しました。入門的なものという位置づけ、パンフレットの復刻も考慮して、オーソドックスに作ってます。キャラクターやメカ紹介の写真選定には懲り、割と珍しい資料も交えてます。新規インタビューは富野由悠季監督、安彦良和氏、大河原邦男氏。

各記事を担当していく中で改めて確認しましたが、劇場版ガンダムの時期に「本当にこの短期間に起きたことなの?」と思えるくらい同時多発でいろんなことが起きてます。たとえば1982年って、まず2月に『戦闘メカ ザブングル』が放送されて直後に『めぐりあい宇宙編』が公開されて、7月には『THE IDEON』公開、10月には『超時空要塞マクロス』のオンエアですからね。すさまじい時代の勢いです。

商品だけでなく、そんな時代の雰囲気を追体験していただけないかなあと思って一連の仕事を進めました。ご覧になっていただければ幸いです。

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2007年11月16日 (金)

【文化放送ラジオ出演】アニメ文化通信

うっかりして金曜日のオンエア前に告知し損ないましたが、土~月に再放送があります。今回は『機動戦士ガンダム00』についてコメントしてます。次回(再来週)は「アニメビジネス最前線」について語る予定です。

Personality:長谷川のび太・坂祥美・氷川竜介

<ニュースリリース(インターネットでの聞き方)>
http://www.agqr.jp/modules/news/article.php?storyid=708
<番組表>
http://www.agqr.jp/modules/tinyd0/rewrite/tc_14.html

文化放送Mail:anime-b@joqr.net