2009年9月30日 (水)

ロボットアニメ大鑑(キングレコード)

キングレコード関係のロボットアニメを中心に、集大成的なコンピレーションが発売されます。サンライズで3枚組、その他は上巻2枚、下巻2枚という構成で、下巻はJ9シリーズなど国際映画社が中心となっています。
氷川は今回、構成の一部お手伝い、各作品解説(ごく短いもの)をお手伝いしました。
そして特筆すべきは「スターチャイルド アーリーデイズ」と称して、初期ディレクターの藤田純二さん(現:フューチャービジョンミュージック代表取締役)の取材を行いました。『機動戦士ガンダム』含めた初期作品の音楽制作に携わり、70年代の1社寡占状態だったアニメ主題歌の世界が、どのように拡がっていったか、歴史的な証言としてインタビューしています。3セットに分けて掲載しています。順番としては上巻→下巻→サンライズで読むと流れが出るようにしてます。
構成の一部お手伝いというのは、実は「破」のダビングステージに立ち会っていたら、大月俊倫さんがテーブルで曲目を書き記していたので、「レインボーマンも入れてくださいよ」「ビスマルクが抜けてます」とかいろいろツッコミを入れてたら、こういう感じになったということなんです(笑)。その後、念のためにクロスチェックも入れ、挿入歌もそこら辺で充実させたはずです。
基本的には映画とOVAは入れないという方針です。これが爆発的に売れれば、可能性も出てくるかも。
じゃあなんでOVAの「ガクセイバー」だけ入っているかと言えば、実は氷川が渡辺宙明先生のファンだということから始まり、シングルCDを持っていたのに引っ越しで紛れてiPodに入れられないとか、カラオケに行くとアニメの方じゃなくてイメージソングの方のガクセイバーしか入っていなくて、あっちもいい曲なんだが、アニメの方が歌いたいとか、そういう動機で「入らないですかね?」とか言ってたら「じゃあ、ボーナストラックで入れよう!」と、その場で即決になったという経緯でした(笑)。

まあそんなことはともかく、藤田さん、大月さんは私がキングレコードで盛んに仕事をしてた時期(70年代末~80年代早々)からのお付き合いで、それがこういうかたちで3人ジョイントできたという、記念碑的なアルバムになりました。
お値段も、とってもお買い得なので、少しでも売れてほしいですね。

P.S.「ダイターン3」はコロムビアのオリジナル音源です。「(新)鉄人28号」もギミックのオリジナルです。

●サンライズ ロボットアニメ大鑑   

<DISK1>
1.行け!ザンボット3(無敵超人 ザンボット3)
2.宇宙の星よ永遠に(無敵超人 ザンボット3)
3.カムヒア!ダイターン3(無敵鋼人ダイターン3)
4.トッポでタンゴ(無敵鋼人ダイターン3)
5.トライダーG7のテーマ(無敵ロボトライダーG07)
6.俺は社長だ(無敵ロボトライダーG07)
7.復活のイデオン(伝説巨神イデオン)
8.コスモスに君と(伝説巨神イデオン)
9.最強ロボ ダイオージャ(最強ロボ ダイオージャ)
10.ヨカッタネ宇宙(最強ロボ ダイオージャ)
11.HEARTへようこそ(最強ロボ ダイオージャ)
12.みんなで踊ろう!バルジャン・ロック(最強ロボ ダイオージャ)
13.さらばやさしき日々よ(太陽の牙ダグラム)
14.風の行方(太陽の牙ダグラム)
15.父よ(太陽の牙ダグラム)
16.EXODUS(太陽の牙ダグラム)
<DISK2>
1.疾風ザブングル(戦闘メカ ザブングル)
2.乾いた大地(戦闘メカ ザブングル)
3.HEY YOU(戦闘メカ ザブングル)
4.わすれ草(戦闘メカ ザブングル)
5.ダンバインとぶ(聖戦士ダンバイン)
6.みえるだろう バイストン・ウェル(聖戦士ダンバイン)
7.青のスピーチ・バルーン(聖戦士ダンバイン)
8.水色の輝き(聖戦士ダンバイン)
9.炎のさだめ(装甲騎兵ボトムズ)
10.いつもあなたが(装甲騎兵ボトムズ)
11.たのまれグッバイ(装甲騎兵ボトムズ)
12.エルガイム Time for L-GAIM(重戦機エルガイム)
13.スターライト・シャワー(重戦機エルガイム)
14.風のノー・リプライ(重戦機エルガイム)
15.傷ついたジェラシー(重戦機エルガイム)
16.メロスのように-LONELY WAY-(蒼き流星SPTレイズナー)
17.5分だけのわがまま(蒼き流星SPTレイズナー)
18.雨を降らせないで(蒼き流星SPTレイズナー)
19.Maybe(蒼き流星SPTレイズナー)
20.LA ROSE ROUGE(蒼き流星SPTレイズナー)
21.メロスのように-LONELY WAY-(蒼き流星SPTレイズナー|TV version.)
<DISK3>
1.夢色チェイサー(機甲戦記ドラグナー)
2.イリュージョンを探して(機甲戦記ドラグナー)
3.スターライト・セレナーデ(機甲戦記ドラグナー)
4.Shiny Boy(機甲戦記ドラグナー)
5.怒りの獣神(獣神ライガー)
6.The Fire(獣神ライガー)
7.奇跡の獣神(獣神ライガー)
8.反逆の戦士-リュウ・ドルクのテーマ-(獣神ライガー)
9.鏡の子守唄(獣神ライガー)
10.Gather way(勇者エクスカイザー)
11.これからのあなたへ(勇者エクスカイザー)
12.KEEP ON DREAMING(熱血最強ゴウザウラー)
13.OUR GOOD DAY…僕らのGOOD DAY(熱血最強ゴウザウラー)/セラフィム
14.Precious Moment(熱血最強ゴウザウラー)
15.KEEP ON DREAMING(熱血最強ゴウザウラー)/林原めぐみ
16.GAZE AT TOMORROW(熱血最強ゴウザウラー)
17.ENDLESS DREAM(熱血最強ゴウザウラー)
18.JUMP UP TOGETHER-笑顔を見せて-(熱血最強ゴウザウラー)
19.KEEP ON DREAMING(熱血最強ゴウザウラー|SAURERS VERSION)
20.READY GO!熱血最強キングゴウザウラー(熱血最強ゴウザウラー)

●ロボットアニメ大鑑 上巻
<DISK1>
1.飛べ!グロイザーX(グロイザーX)
2.ゴーゴー・グロイザーX(グロイザーX)
3.あしたに生きろバルディオス(宇宙戦士バルディオス)
4.マリン,いのちの旅(宇宙戦士バルディオス)
5.星空の虹(宇宙戦士バルディオス)
6.立て!バルディオス(宇宙戦士バルディオス)
7.愛の戦士レインボーマン(愛の戦士レインボーマン)
8.あいつの名前はレインボーマン(愛の戦士レインボーマン)
9.孤独の旅路(サイコアーマー ゴーバリアン)
10.ララバイ(サイコアーマー ゴーバリアン)
11.It’s LOVE~それは愛~(サイコアーマー ゴーバリアン)
12.夕陽の想い(サイコアーマー ゴーバリアン)
13.不思議CALL ME(星銃士ビスマルク)
14.夢銀河(星銃士ビスマルク)
15.Flower of Desert(ヤマトタケル)
16.Twilight Songs(ヤマトタケル)
17.FLY HIGH(ヤマトタケル)
18.Far away-君と-(ヤマトタケル)
<DISK2>
1.太陽の使者 鉄人28号(鉄人28号(新))
2.希望に向かって(鉄人28号(新))
3.無敵の鉄人28号の歌(鉄人28号(新))
4.宇宙の王者!ゴッドマーズ(六神合体ゴッドマーズ)
5.愛の金字塔(六神合体ゴッドマーズ)
6.17才の伝説(六神合体ゴッドマーズ)
7.銀河に一人(六神合体ゴッドマーズ)
8.戦士の詩(うた)(六神合体ゴッドマーズ)
9.ララバイ・マーズ(六神合体ゴッドマーズ)
10.フューチャー・ヒーロー(超電動ロボ鉄人28号FX)
11.僕らは冒険者(超電動ロボ鉄人28号FX)
12.フューチャー・ヒーロー(超電動ロボ鉄人28号FX|New Version)
13.Get Your Dream(超電動ロボ鉄人28号FX)
14.鉄人28号(鉄人28号)
15.進め正太郎(鉄人28号)
16.紅の流星機(流星機ガクセイバー)
17.夜空の星が見ている(流星機ガクセイバー)

●ロボットアニメ大鑑 下巻
<DISK1>
1.銀河旋風ブライガー(銀河旋風ブライガー)
2.さすらいキッド(銀河旋風ブライガー)
3.星影のララバイ(銀河旋風ブライガー)
4.太陽の子ら(銀河旋風ブライガー)
5.ABAYO FLY BYE(銀河旋風ブライガー)
6.カーメンカーメン(銀河旋風ブライガー)
7.銀河烈風バクシンガー(銀河烈風バクシンガー)
8.アステロイド・ブルース(銀河烈風バクシンガー)
9.不死蝶のライラ(銀河烈風バクシンガー)
10.面影ララバイ(銀河烈風バクシンガー)
11.愛のライディング・マシーン(銀河烈風バクシンガー)
12.ビリー・ザ・ショット(銀河烈風バクシンガー)
13.マイ・ソウル・ジャーニー(銀河烈風バクシンガー)
14.いつか時を止めて(銀河烈風バクシンガー)
15.夢の狩人(魔境伝説アクロバンチ)
16.渚にひとり(魔境伝説アクロバンチ)
<DISK2>
1.銀河疾風サスライガー(銀河疾風サスライガー)
2.ハピィ・ソング(銀河疾風サスライガー)
3.メイビィ・ベイビィ(銀河疾風サスライガー)
4.恋人たちの星まつり(銀河疾風サスライガー)
5.トライ!トライ!トライ(銀河疾風サスライガー)
6.PLANETS BAY ROAD(銀河疾風サスライガー)
7.ロング・グッナイ(銀河疾風サスライガー)
8.ロンリーチェイサー(超攻速ガルビオン)
9.メモリーララバイ(超攻速ガルビオン)
10.BE A HERO(超攻速ガルビオン)
11.ALONE(超攻速ガルビオン)
12.unsteady(無敵王トライゼノン)
13.lost in you(無敵王トライゼノン)
14.覚醒(奇鋼仙女ロウラン)
15.いろは詩(奇鋼仙女ロウラン)/本宮麻衣香
16.いろは詩(奇鋼仙女ロウラン)/鈴木利宗
17.FLY AWAY(ジンキ・エクステンド)
18.未来とゆう名の答え(ジンキ・エクステンド)

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2009年9月23日 (水)

今月のアニメ雑誌

いささか時間が経ってしまいましたが、今月のアニメ雑誌の仕事です。

・金田伊功さん追悼特集(アニメージュ)

AB版8P特集のうち、前半5P分の構成と文章を担当しました。8/30の「送る会」準備と平行しての作業でしたので、なかなかに厳しい状況でしたが、精一杯がんばりました。本当はまる一冊使わないといけないほどの業績なんですよね。でも、これだけ使えてありがたかったです。追悼文は次号にも引き続き載るそうです。

・金田伊功さん追悼特集(ニュータイプ)

アニメージュの方が先行していたので、こちらは素材の一部提供とネタ出し、若干のテキストチェックぐらいです。構成などは別のライターさんが立っているのですが、圧縮して紹介するとどうしても似てしまう部分はあるなと思いつつ、ニュータイプらしい記事になっているのではないでしょうか。今石洋之さんの見開き描きおろしは見事の一語です。

・サマーウォーズ日々是決戦(ニュータイプ)

コラムの最終回です。ロカルノ出立直前の細田守監督にお話をいただきました。お会いしたのはひさびさでしょうか。コラムのこれまでが面白かったと言っていただき、ほっとしました。取材で連載というのは初ですが、半年少々の間にキャスティングマネージャ、予告編制作、編集とふだんあまり聞けない分野の方にお話をうかがえて良かったです(人選はマッドハウス斎藤Pによる)。

・細田監督インタビュー(ニュータイプ)

コラムと同じ取材がベースですが、作品記事欄向けに急遽、内容を切り出してまとめたものです。今回、細田監督の露出は相当多かったと思いますが、映画公開後とか観客の反応をみてという話は、とりあえずこれぐらいで珍しいのではないかと。
アニメが作者の思惑を越えてまでもエモーショナルなものをストレートに伝えうるメディアではないかというのは、個人的にずっと興味をもっている話で。その辺を交えてコラムともども、次回作への意欲がうかがえて良かったです。興行的にも予想以上のヒットでしたし、早くもネクストが気になるというあたりでまとめられて、ずっと応援してきた立場としては本当に良かったです。

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2009年8月29日 (土)

sabra(サブラ)に取材を受けました

P.92で「日本アニメの現状を語れる6本」という題名の記事に出てます(コメント取材による)。
要するに9月のシルバーウィークに一気に見て面白いのは? という趣旨だったので、ガンダムみたいに超メジャー作品ははずし、いつでも見られる単品映画もはずし、時間的にみやすい1~2クールものを多めにしつつ、あとはバランスをとるようにしました。
とりあげた6本は以下です。


まあ、正直その場で念頭にあがったものなので、異論もいろいろあるでしょうが(笑)。バランス的にはCGで見せるもの、作画で見せるもの、デジタルテクスチャーの様式美で見せるもの、王道のメカアクション、萌えの変化球、ストーリーで見せるもの、先端のカルト作品などなどと、案外いいんじゃないかなと。
特に最後の「モノノ怪」のBOXはいいですよね。私はバラで買ってしまいましたが、最初に注目された「化猫」(一時期すごいプレミアが)コミで一挙に見られるので、これはお買い得だと思います。
あと「空の境界」は、私よりも適切な論客がいっぱいいるとは思うのですが、なぜかこういう場で無視されがちなので(というかDVD平均10万本セールスのビッグヒットなのに、知らない人、スルーしてる人が多すぎ)、あえてピックアップしてます。自分自身も4~5章あたりの途中で意見が変わった経緯コミで記事になってます。

いずれにせよ、アニメは一気見するとまた感想が変わったりするので、9月の大型連休はそういう意味でもいいですよね。

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2009年8月26日 (水)

週刊アスキーに載りました

P.15です。TBSラジオ「週刊デジタリアン」の記事です。
先週木曜日収録、土曜日深夜オンエアの番組なのに今週火曜日掲載だから、「はやっ!」ですね。多少、細かい間違いもありまして、

・宣伝担当 → 宣伝協力
・「Q」の裏話を暴露 → 映画の内容等について、知らないものは暴露できません(笑)

担当と言うと窓口のことになってしまうので。

「Q」の話については、漢字→英字への変更はギリギリまで知らなかったとか、映像内容は初号試写ではじめて見たとか、そういう話題をしたので、たぶんそのことではないかなと。現時点では内容などに関しては何も知らず、こないだも予告を目を皿のようにして見たくらいです。
そういう重箱の隅的なことはともかく、番組的には、「サマーウォーズ」や「ボルト」をご覧になる方がすこしでも増えればなあと。それ以前に、アニメ映画に興味をもってほしいなあと。そんな感じでした。

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2009年8月21日 (金)

TBSラジオ「週刊デジタリアン」にゲスト出演

http://www.tbs.co.jp/radio/format/digidigi.html

「週刊デジタリアン」
22(土)深夜24時30分~25時00分 TBSラジオ
 福岡俊弘(週刊アスキー総編集長)、豊田綾乃(TBSアナウンサー)

こちらにゲストで呼ばれました。テーマは夏のアニメ映画について。
エヴァ破、サマーウォーズ、ボルトなどの作品についてコメントしてます。
週刊アスキーはアイコン時代からずっと読んでる雑誌ですので、なんだか妙に嬉しかったです。雑誌の方にも少し紹介されるようです。

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2009年8月19日 (水)

Webラジオ「どきゅあに」に出演してます

http://www.animate.tv/radio/dqani/

ライターの小林治さんの司会によるWebラジオ「どきゅあに」が始まりました。その第1回目、第2回目にゲストとして出ております。おおもとは「定額給付金、どうせならアニメDVDを買って市場を活性化しようよ」という、前にこのブログでも話題にしたことでして。氷川は公約どおり「ギンガイザー」をゲットしましたが(笑)、それをきっかけに「アニメ応援のプロ(編集者&ライター)が作品紹介」というWebラジオ企画に発展したとのことです。

この「アニメ応援」というとこが気に入ってます。「アニメ評論家」っていう呼称は、商業上の理由(特に番組出演などでの通じやすさ)でやむなく名乗ってはいますが、「高いところから裁きをくだす」みたいなニュアンスが、どうしても好きになれません。先日の川内康範さんのラジオでも「正義の味方」という表現の重要性を語ってみましたが、そうなんですよね、「アニメの味方」でいいじゃん、という感じなんですよね。
番組トーク内容がそうなってるかは、リスナーのみなさんの判断におまかせしますが、なんらかアニメシーンの活性化にお役立ちできれば幸いかなということで。「暗いと不平を言うよりも、すすんであかりをつけましょう」ってのはカトリック教会の言葉だそうですが、宗教上の理由はともかく、そういう生き方はいいんじゃないかなと思う昨今です。

ともかくアニメや特撮は「好きだから観てる」わけなのだから、まずは楽しくやっていきたいですよね。

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2009年8月13日 (木)

夏のコミックマーケットは 16(日)東2M-37a

今回はギリギリ入稿でなんとか出すことができました。

●ロトさんの本Vol.23
 「アニメ時評2009」

 場所:8月16日(日) 東2M-37a
 サークル名:IRD工房

内容は7月4日に行ったばかりの今年のSF大会での企画トーク「塩原アニメわや」の採録で、「アニメ時評2009」という題名にしています。
とりあげている作品は『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』から『マクロスF』、『東のエデン』に『けいおん!』と、メジャーどころからさまざまです。詳しくは書影を参考に。だいぶ削ったわりに多すぎだったので、外部状況を述べては「はい、次」みたいな感じになって恐縮です。時評と呼んでいいのか不明ですが、ある種のライブ感で「アニメのいま」を述べたものにはなってるのではないかと思います。
それと緊急追悼として、金田伊功さんについて語った文章も再掲しました。ちゃんとした追悼本、つまり自分の仕事としての再まとめ、あるいは、もっときちんとしたものは一考中です。

ちょっと詰め込み過ぎで増ページにも関わらず文字が小さめになりました。その上、ギリギリで印刷代が相当かさんだりして。まあ、500円なら安いと思いますので、どうか見かけたらよろしくお願いします。

P.S.いつもどおり、15時ぐらいを目処に撤収すると思います。
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NHK-FM「今日は一日『SF・ヒーロー』三昧」

8/16(日)に流れる長時間リクエスト番組の中で「川内康範ヒーロー特集」という1時間くらいのコーナーに出演します。番組紹介は以下で。
http://www.nhk.or.jp/zanmai/next.html#090816

「電磁戦隊メガレンジャー」メガブルー役やアニメ「ウィッチブレイド」出演でおなじみ、松風雅也さんと、「月光仮面」や「レインボーマン」、「ダイヤモンドアイ」「コンドールマン」などについて語ってます。例の「あの歌」などもフルコーラスで流れますよ。NHKで、全国規模で! さすがです。
昨年亡くなられた川内康範先生については、私などでは本当にたちうちできない大きな存在ではあるのですが、なんとか精一杯がんばりました。

ほか、コーナーでは作曲家の和田薫さんが伊福部昭さん最後のお弟子さんとして、その作曲の秘密について語っておられました(直前に録音されてて一部拝聴)。
基本は生のリクエスト番組でして、かなり豪華なゲストも予定されているそうです。

で、すでに気がついた方もいると思いますが、そうです、この放送日は氷川が出品するコミケの最終日なんですよ(笑)。どうしようかな、売り子をしながら聞こうかな、そりゃ失礼だよな的な感じです。出演コーナーについては、おそらく16時ぐらいではないかということなので、撤収タイムですけどね。

ということで、特撮ファンの方は楽しみにしていてください。

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2009年7月30日 (木)

「破」観客動員200万人突破! よしもとオンライン再配信

7月28日付けで、ついに200万人突破だそうです。おめでとうございます。
http://eva2.0.b-ch.com/blog/2_0/archives/197

これを記念して、公開前夜に「よしもとオンライン」で配信されたオリエンタルラジオさんの番組が再配信されています。その中で、出演者4人がエヴァンゲリオンをプレゼンするというパートが、プレゼンター別に参照できます。中でも中田さんの時間制限なしのプレゼンは圧巻で、「ああ、もう言うことないから、お任せして帰っちゃおうかな」みたいな(笑)。
この時点でただ1人「破」を観ていた(ということさえ実は禁句だったんですが)、氷川のプレゼンも配信されています。
けっこうギリギリにうち合わせで話題を3つに絞ることになって、「驚いて、泣けて、もう一度見たくなる」と、ホントに思いつきで提案したものですが。公開されてみると、まさにそういう感想が主流になっていて、ホッとしました。
というわけで、各人各様のプレゼンを楽しんでいただければと。

>>僕がヱヴァンゲリヲン芸人 中田敦彦 オリエンタルラジオ

>>大人のエヴァの見方 藤森慎吾 オリエンタルラジオ

>>女のヱヴァンゲリヲン 久嬢由起子

>>ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破 ココが凄い! 氷川竜介

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2009年7月29日 (水)

宇宙世紀の歴史が動いた

http://www.nhk.or.jp/gundam/

重なるときは重なるもので、ここのところ本編放送に添付のミニ番組にばかり出ているようですが(笑)。NHK-BS2「ガンダム宇宙世紀大全」の方の、「宇宙世紀の歴史が動いた」が割と評判良いようで、安心しました。つまりNHKらしいパロディで笑えたという意味ですが、主に歴史番組を担当されている内藤アナウンサーの力によるものです。ありがとうございます。

5夜の頭と終わりにあるので全10回で、ああいった体裁ではありますが、一応オチというか結論が用意されています。それは割とマジメに独自の論を張って、「宇宙世紀」を意味づけています。なので、どうか最後までお楽しみいただければと。原稿も自分で書いてるんで、あれもまた評論の変格ではあるんですよね。

それで、うっかりして紹介済みと思いこんでいたのですが、「サイド6在住の歴史学者リュースケ・ヒカワ」というのは、以下のムックに出てくるキャラクターです。

これは「20年目のザンボット3」でデザインを担当してくれた盟友・古賀学さんのプロデュースによるメタフィクション的ムックで、サイド6から見たゼータガンダム論というものを、非常に興味深いアプローチで、フィギュアと写真の合成をフェイクにして、高度に「非現実と現実が混じり合った」内容になってます。

で、この本では、リュースケ・ヒカワ氏(苦笑)は巻頭言を依頼されたのですが。戦争を経て穏やかになった時代、サイド6リーアの宇宙港で書いたという雰囲気を出すために、その文章は実際にわざわざ羽田空港に出かけて、オープンスペースで、離発着する旅客機と同じ空気の中で執筆しています。そのことは強いて説明せずに、しれっとテキストだけ送信してみたんですが、雰囲気を察して「実際にサイド6にいるみたいでした!」なんて、古賀さんもリアクションを返してくるわけですよ。こういう「おぬしもなかなかやるのう」みたいなやりとりの感覚は、実に良かったですね。「達人は達人を知る」ってのは、確実にあるんですよ。それは私としても、ダカール襲撃がニュース映像みたいになってたりするムック全体の方向性にアテられてたわけですが。

そういう本だから、さらにこっちもやり返されるわけです。別冊の方だったと思うんですが、執筆者のプロフィール的図版が「線画」で掲載されてるんですね。その図版が、日本一の贋作師であるところのフンボルト氏の手によるもので、「ゼータガンダムのころに安彦さんが描いた《ような》キャラ表的図版に、飯塚文字《のようなもの》で名前を入れる」というコンセプトで、ひっくり返りましたよ。飯塚文字はめんどくさいから説明略だけど、本当に頭がさがるわけです。「どんだけガンダムが好きなんだよ!」とツッコミながら、こちらの目尻も下がるという、それはもうありがたいことです。

それで、ようやく肝心な話。その図版に描かれている衣装が、「BSアニメ夜話」でスタイリストさんがつくようになった最初の回の衣装なんですね。はい、もうお気づきのこととは思いますが、わざわざそのときの衣装に合わせて「宇宙世紀の歴史が動いた」に出ています。

どれだけの人が気づくことかは分からないですが。

リアリティってのはさ、こういうことの積み重ねで出るんだよ!

というのは、声を大にして言いたいことです。だって、それがガンダム流。ファンにも視聴者にも観客にもできるガンダム流。

そんなことをしてるとは気づかなくても、なんかが確実に伝わるんですよね。そのリアクションを返してくださった方々にも感謝です。そして、そういう連鎖の中にいられる自分も、なんだか嬉しくありがたいことです。生き甲斐と言ってもいいです。さらに、こうしたシャレにブレーキをかけず、分かっていただけたNHKさんには、本当に感謝感激です。

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2009年7月24日 (金)

「MS動画図鑑」いよいよパッケージとしてリリース!

http://www.msdouga.net/

オフィシャルページが昨日公開されました。
氷川がナレーション原稿(オフィシャルページ的には「MSコメンタリー(解説文)」)を担当しているコンテンツです。ガンダムシリーズに登場するモビルスーツ、モビルアーマーの動画を抜き出し、その特徴や活躍場面を檜山修之さんのナレーション+音楽で語るというもの。
オフィシャルページにPVも上がってますので、それをご参照ください。

いちばん最初の発端は、こちらで調べたところ2002年5月にさかのぼります。途中中断をはさんでますが、7年もの間やっているわけで、おそらく人生で最長の仕事になりました。ファーストガンダムからコツコツと進めてきて、間もなく最新作に到達するはずですが。
おそらくシリーズの全機体について、全部きっちり書いた人もそうはいないと思いますので、ありがたいことだと思っています。
学生時代に一人でウルトラQからレオまで全怪獣を三日三晩で書きぬいたこともあって、なんかその仕事に通じるものがあって、ありがたいことです。

リリースは10月ということですが、はっきり言って安いです。収録時間が、この手のものにしてはけっこう長いんですよ。やっぱりガンダムのモビルスーツは、まずは「アニメ映像と物語のためのもの」なので、その確認という意味でも、ぜひ注目してください。

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2009年7月23日 (木)

ガンダム宇宙世紀大全

http://www.nhk.or.jp/gundam/program.html#pr_1

来週7/27にスタート、NHK BS2で連続5夜、超長時間にわたって放送するガンダム特集です。宇宙世紀シリーズに絞りこむというマニアックな番組の、毎夜、冒頭とラストに出演します。
「宇宙世紀の歴史が動いた」というシリーズなのですが……。まあ、公式サイトにも何の解説もないので、ご覧になって驚いてください。いやまあ、面白いと思いますよ。私だって自分が被写体じゃなかったら、もっと楽しめると思います(笑)。
仕事的には被写体のほか、その台本作成、あと他の番組の若干のアイデア出しをしました。ガンダム30周年って、やっぱりすごいんだ感はあると思います。

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2009年7月22日 (水)

讀賣新聞「けいおん!」記事で取材を受けました

http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/tv/20090721et03.htm

そろそろBlu-ray Discが発売になる「けいおん!」。讀賣新聞さんから電話取材を受けたものが記事になりました。SF大会でも「アニメのフィクション世界から現実の商品売上げに影響を及ぼすあたりがSFっぽい」などと紹介しましたが(笑)、そういうニュアンスが少し残ってますね。作品そのものが新しいというよりは、受容のされ方というか、そこら辺が新しい作品だという気がしています。
地上波4:3でしか観ていないので、BDは注文済みです(もちろん自腹)。もう一度、16:9で全部振り返ってみたいなと思ってます。

写真は5/5に「A&G+ナビ」に来ていただいた澪役の日笠陽子さん(中央)、スズクミこと鈴木久美子さん(右)との記念撮影(クリックしてください)。掲載遅れてすいません。スズクミさんのブログでも紹介されています。

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2009年7月15日 (水)

『PHANTOM』DVD第1巻

サンプルが届きました。解説書の構成と文章を担当しています。
ニトロプラスのゲームをシリーズ構成:黒田洋介、監督:真下耕一という布陣でアニメ化した2クールのシリーズです(放送中)。アメリカ旅行中に記憶を消され、名前を奪われて暗殺者に仕立てられた青年ツヴァイ。彼を導く少女アインと非情のミッションを重ねていくが……。

真下監督は『Noir(ノワール)』から始まる一連の得意の美少女ガンアクションもので知られている作家ですが、なかなか適材適所というか、奥深い愛憎劇ですね。色彩にこだわった映像美も魅力的で、楽しみながら仕事させていただいてます。解説書的には、コラムなど文章ものを少し多めに構成しています。

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Goods Press 2009年 08月号

出てから少し時間が経ちましたが、徳間書店のグッズ雑誌に取材を受けました。

ロボットアニメの系譜

という全56体が登場する堂々たる特集、その中のエヴァンゲリオン(新劇場版)部分です。
自分の記事自体は「破:7つのみどころ」という内容なので、別に大きな問題はないと思うんですが、見本誌をいただいて、ビックリしました。
マジンガーZの永井豪先生を筆頭に、超合金の生みの親・村上克司さん、ガンダム百科事典の皆川有伽さん、バンダイの岸山博文さん、川口克己名人、リボル テックの可動で知られる山口勝久さん、キングレコードの大月俊倫さんと、これだけのロボットアニメに関するメンバーがそろうことは、なかなかないだろうという布陣。しかもグッズ寄りだという観点もツボです。
私だけある意味、作品や商品に直接かかわる当事者ではないので、ちょっと冷や汗をかきました(映画の簡単な紹介だと思ってた)。
そうそう、お台場の1/1ガンダムの写真を、「実景をミニチュアに見せる写真家」であるところの本城直季さんが撮り下ろしで「ジオラマっぽくみせる」という、ちょっと倒錯した写真が載っていて、これも良かったですね。
ともあれ、ロボットアニメに関心のある方は必携の雑誌となりました。

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2009年7月13日 (月)

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』配信開始

http://www.b-ch.com/contents/feat_eva_sp/ 

バンダイチャンネルで第1部「序」がいよいよ配信となりました(期間限定)。
「破」の観客動員も早い時期に百万人を越えましたが、「破」を観るうえで「序」はどうなのかという味つけで紹介文を書いています(無署名原稿)。そこら辺のコンセプトはYahoo!のクイズと共通しています。

同じ紹介ページで「これを読めばエヴァが百倍楽しくなる」という記事がリンクされています。これも氷川が書いた、TVシリーズの紹介です。まだ新劇場版の発表もないころ(2006年2月?)、「どれくらいコンパクトにエヴァの楽しさ・面白さをまとめられるのか?」という構想でまとめた記事でした。
というのは、Web上では実は印刷物ほどたいした内容が伝わらないという特性があること、それから当時はエヴァをざっくり簡潔にまとめた印刷物自体も手に入りにくかったこと、さらに「エヴァってパチンコとかでよく見かけるけど、なんだか専門用語とか羅列していて、暗そうだし難しそうだよね」という印象を払拭して、もう一度「エンターテインメントとしてのエヴァ」から始めなおしたいなと、そんなことを思ってたからですね。
それゆえに「わずか1分で理解!」とか、エヴァは情報がギッシリで謎だらけな濃いところが魅力みたいな世間の印象とは真逆の見出しなどをつけたわけです。こういうところがライター稼業の醍醐味ですね。

ここで「序」「破」とそろってみると、それで良かったんだなあと、ちょっとリンク先を見て懐かしく思い出しました。
「破」のヒットによって、「序」やTVシリーズ、90年代の劇場版の魅力がまた再発見されるというのは、個人的にも嬉しいですね。その再発見が、さらに「破」の方も魅力的に見せるような、そんな共鳴作用があるような気もします。エヴァって、そういう面白いコンテンツに育ちつつある感じがしていて、興味深いです。

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2009年7月 3日 (金)

「よしもとオンライン」のレポート

「破」公開日直前の6/26(金)に流れた『オリエンタルラジオのエヴァンゲリヲンの日』、以下のリンクでレポートが読めます。
http://yonl.fc.yahoo.co.jp/index.php?blogid=6&startpos=5

オリエンタルラジオさんのとても熱いトークをうかがって感激しました。あの熱気に応えられる映画になってて本当に良かったとも。
生放送でしたが、このレポートで雰囲気がよく伝わってきます。
公開されても氷川の言いたいことは(しばらくは) ①”新” ②”泣” ③”再” と、このレポートにも再掲された3つに集約されていると思います。実際に劇場の出口を出てすぐにチケット売り場にもう1回駆けていった方がいらっしゃるといいなあと……。予定さえ合えば、絶対に自分もやっていたはずなので、正直なところをいち早く伝えられて良かったなあという感じでした。

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2009年6月29日 (月)

『新世紀エヴァンゲリオン』TV放送は今夜から

うっかりしてましたが、今夜からなんですね。日本テレビさんの番組紹介でも以下のように出ました。ということで、ぜひとも「エヴァ・サマー計画」をスキップせずに観ていただきたいなと(笑)。

<引用>
社会現象にまでなった、伝説のテレビシリーズを一挙放送! さらに「エヴァ・サマー計画」と題するミニコーナーも必見! キャイ~ンの天野ひろゆきさんと アニメ評論家の氷川竜介さんが「エヴァ」、そして8月1日公開「サマーウォーズ」両作品の楽しさを語り合います。作品への理解度倍増間違いなし。この夏ア ニメが熱い!! 今夜は二つの作品の世界観に迫ります。

<出典>
 http://www.ntv.co.jp/program2008/detail221.html

●エヴァサマー計画について
http://hikawa.cocolog-nifty.com/data/2009/06/post-2220.html

●金曜ロードショー「序」の放送も、今週末!
http://www.ntv.co.jp/kinro/lineup/20090703/index.html

この「序」のTV放送でも『サマーウォーズ』(細田守監督最新作)の映像がいっぱい観られることと思います。また「TV版」というバージョンがついていますので、すでに1.01、1.11とお持ちの方も、別バージョンということで。私ももちろん録画します、CM全部つきで。

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2009年6月26日 (金)

スカイパーフェク TV ! ガイド 2009年 07月号

書影が26日時点では出てませんが、届いてビックリ。「機動戦士ガンダム 哀 戦士編」が表紙でした。1981年の映画ですから28年前の夏に戻った気分です。で、アニメ映画特集だったわけですが、そっちには参加せずに「知られざるウルトラマンの世界」のライティングを担当しました。ウルトラシリーズは得意分野ですが、ネオスなど割とレアなウルトラマンの特集ということで、なかなか新鮮でした。
コラム連載も第35回と長くなりました。今回は敬愛する出崎統監督の「元祖天才バカボン」を取りあげています。

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ハイヴィで新連載開始

リニューアルだそうで、1PいただいてBlu-rayのレビューをする「必携!アニメ大絵巻」という新連載を開始しました。第1回目は「超獣機神ダンクーガ」を取りあげました。なるべく「画質の違い」が分かるフィルム制作時代の作品をという話でもあり、描きこみを観るならということで選んでます。

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2009年6月25日 (木)

ココセレブインタビュー<後編>

インタビューの後編が掲載されました。こちらはネット通信歴21年という経験に基づいた話題を集めていただいてます。なんとなく偉そうなことに聞こえたら恐縮ですが、自戒をこめてという意味もあります。ネットを楽しむうえで、何かしら参考になることがあれば幸いです。

7/2締め切りの(ささやかな)プレゼントもありますので、よろしければ見てください。

●P1
http://celeb.cocolog-nifty.com/interview/2009/06/vol79-7ffe.html
●P2
http://celeb.cocolog-nifty.com/interview/2009/06/vol79-eca3.html
●P3
http://celeb.cocolog-nifty.com/interview/2009/06/vol79-20f2.html 

なお、前編は以下の日記から行ってください。『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』にも若干ですが触れています。
http://hikawa.cocolog-nifty.com/data/2009/06/post-559a.html

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2009年6月14日 (日)

TBSラジオ深夜の緊急鼎談は日曜25時半~

http://hikawa.cocolog-nifty.com/data/2009/06/post-e92e.html

私自身も勘違いしてましたが、今晩ではなく日曜の夜もふけた1時半~のオンエアです。
どんな感じになるのか、楽しみにしてください。

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2009年6月11日 (木)

ココセレブインタビュー<前編>

@niftyさんによるココセレブインタビューの前編が公開されました。
全3Pです(1P目から続いて行けますが念のため)。
http://celeb.cocolog-nifty.com/interview/2009/06/vol79-7a91.html
http://celeb.cocolog-nifty.com/interview/2009/06/vol79-eca3.html
http://celeb.cocolog-nifty.com/interview/2009/06/vol79-20f2.html

長々とした話をまとめていただき、感謝です。写真は簡単なものと思いこんでましたが、けっこう多かったので焦りました(笑)。
通信関係の話は、自分の中では連綿とつながっているものがあるので、いつかどこかで完全な連鎖を語りたいものですが、とりあえずのサワリという感じで。
後編は再来週6/25(木)の公開です。

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シネコンウォーカー6月号

角川書店の情報誌です。6月号で「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」と「サマーウォーズ」の記事を担当しました(本文のみ)。見開き記事で、「抜群のクオリティを誇る2大アニメに深みを与える貞本義行のキャラ」という題名がついてます。キャラクターデザイナーの役割と魅力みたいな「お題」だったので、その方向でまとめました。同じ貞本キャラでも作品の方向性や監督の個性でこんなに違うアニメの不思議、みたいなことにも触れています。
どちらもこの夏の期待作にして応援している作品ですので、セットで触れられて良かったです。

表紙には「シネコンでチケットを買った人にお渡ししています」と書いてあって、確かにもらったことがあります。ということで、入手は劇場にて。

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2009年6月 6日 (土)

『無限航路』に見るゲームとアニメの相乗効果

http://animeanime.jp/review/archives/2009/06/1_3.html

SEGAのスペースオペラ的大作ゲーム『無限航路』のために作られたプロモ用アニメの紹介文です。アニメ製作がGONZOとProduction I.Gの共同であるのと、監督がソエジマヤスフミさんだというのと、戦艦デザイナーが豪華というあたりがツボでした。
ゲームの方も時間をつくってプレイしたいなと思ってます。

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2009年6月 3日 (水)

EVAエピソードチェック新劇場版「序」

http://minna.cert.yahoo.co.jp/clvmm/377684

Yahoo!の機能を使ったクイズ形式のチェックです。氷川が問題作戦を担当しました(無署名)。前にTVシリーズでつくったときは難度をあげて配信を視聴してもらおうという意図でしたが、今回は第2部「破」を直前にして、観る上で「序」に描かれていた内容を思い出してもらおうという意図があるので、難易度は下げてあります。
コメント欄だと「楽勝!」みたいなものが多いんですが、問題作成上の本当の意図はおそらく6月27日にみなさんに明らかになろうかと思います(笑)。

あからさまに「なんでそんなことを思い出させるの?」という問題が含まれていると、勘のいい人にはネタバレになるので、削った問題などもあったんですよね。それを何でもないのに差し替えたりしたので、ほどよく迷彩も効いているのではないかと。こういう仕事はけっこう好きです。

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2009年5月25日 (月)

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序 』ブルーレイ出荷

amazonではまだ「予約」となっていますが、すでに出荷は始まったようです。早い方はもう入手されたでしょうか。
今回は「序」をブルーレイ化したということですが、単に高解像度となった以外に、次の特徴があります。

1)バージョンが1.11になりました
 劇場公開時は1.0、前回のDVD時は1.01、そして今回は1.11です。
 どこが違うかと言えば、まず全尺が違ってます。数分間、長くなっています。長くなったのは主として第1話に相当するところですが、単に第1話と同じカットを足したのではないところがミソですね。アフレコも追加で収録しています。新作となったところはカット番号が明記されていますので、全記録全集をお持ちの方は読み合わせてみてはいかがでしょうか。意外な発見があるかもしれませんよ。

2)デジタルマスターとなりました
 前回のDVDはフィルムからのテレシネですが、1.11はブルーレイ、DVDともにデジタルマスターです。これはアニメがデジタル化されたときからの宿命みたいなものです。「BLOOD」の劇場版の方でもすでにフィルムマスター、デジタルマスターの両方を収録していましたし、「アリーテ姫」の監督取材でも「フィルムレコーディングを繰り返してデジタルの方の色を補正して決めた」と聞いてますので、どちらを正解とするかは本当に微妙です。
 こちらの視聴環境ではブルーレイの再現性とあいまって、かなり明瞭度が増しました。全記録全集で描き足されたメカのディテールをもっと見たいと思ってたので、その欲求には応えてます。一番ビックリはヤシマ作戦時の暗い部屋で、後ろに貼ってあるメモ用紙とか見えるようになったことですかね。ただ、使っているPCソフト2種とブラウン管に出したときの黒レベルがけっこう違ってたので、黒方向は多少しまっている方が格好良く見えると思います。

3)BDの特殊機能を使ってます
 今回、スポットや予告編が大量に入っているのですが、BD-Jというプログラム機能を使い、視聴済みのものはチェックBOXがつくようになってます。どこまで見たか分からなくなったときに便利です。ただし、ディスクを抜くと消えますが。

解説書に関しては、今回初めて買われる方も少なくないということと、映像特典もメイキングは収録されているので、基本的には1.01から踏襲しています。キャラ紹介、メカ紹介は前回はデザインや写真の都合で原稿は書き上げてあったものが一部略となっていましたので、それを何とか入れてもらい、改訂版となってます。
1.11に関する解説は、特に追記していません。実は原稿は用意してあったんですが、お客さんに積極的に見つけていただいた方が良いだろうということに合意し、カットしました。
確かに自分も細かいバージョン違い(リテイク後)とか、自分で見つけるの大好きでしたからね。「ヤマト」の22話(七色星団)のフィルムが2種類あるとか……。

 ご自分で発見された場合には、この先への興味も改めてかきたてられるかもしれませんしね。そういう意味ではこのブログもちょっと余計なことではあるんですが(笑)。新劇場版は、この現在進行形であるところ、ソフトらしく粘土のような柔らかさが面白いんじゃないのかなあ、ということもあり。まだまだ6話分にしかすぎない「新劇場版」を、ずっと以前の「26話+アルファ」の印象で斬ってる発言を散見すると、ガッカリするんですよね。どこまで行くか、まだまだ分からないわけですよ。それは「序」も含めての、めったにない「お楽しみ」なんですよね。そのレベルでは小生も「単なるいちファン」なので、思いきり楽しみたいと思っています。

ともあれ、ブルーレイで高密度情報をぜひとも堪能してください。できれば「破」が公開された後で、また見返してみると良いかもしれませんよ。

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2009年5月24日 (日)

池袋コミュニティ・カレッジ、第1回ありがとうございました

第1回 【概論】日本製アニメの歴史的背景と特異性

昨日の土曜日に開催しました。お休みのところ、お集まりいただいた方、ありがとうございました。
時間枠的には1時間半なのですが、あらためて確認したら後ろが入っていないので延長OKということで、結果的には2時間半を超えてしまいました。本当は延びても2時間+質疑15分ぐらいかなと思ってたのですが、予告なしの長時間のお付き合い、どうもありがとうございました、
器材トラブルで若干、聞き苦しいところは申し訳なかったです。もろもろ含め、次回は改善します。なるべく講義を2時間以内にして、その後の会話とかも時間とれるようにした方が良いかなとも。まあ、一ヶ月の間に考えます。

次は6/27(土)で、第2回「絵に生命をふきこむアニメート」というテーマで行います。
単発でもお申し込み可能ですので、スケジュール合う方はぜひよろしくお願いします。
http://college.i-printnet.jp/html/200904/20090420/20090400384.htm

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2009年4月21日 (火)

「マクロスF」最終話全長版

サンプル盤が届きました。『マクロスF(フロンティア)』の最終巻です。BOX仕様で、最終回(第25話)は全長版で収録。ブックレットは増ページにて河森正治(原作・総監督)・菊地康仁(監督)・吉野浩幸(シリーズ構成・脚本)・天神英貴(メカニカルアート)と豪華座談会も掲載しています。
「全長版」はその座談会でも話題が出ていますが、メドレー仕立ての最終回、テレビ放送の尺をオーバーしたのでオンエアではちょっと曲間をつめるなどして押し込めたということです。それを本来の間に戻したということで、話の内容などが変わっていたりするわけではないです。もちろんDVD・BD用にリテイクをしているので、CGカットなどは(恒例でもありますが)迫力が増強されています。
なお、バンダイチャンネルでもその全長版を無料配信するそうですので、気になる方はそれで確かめられるのもいいのでは?
http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20090420_127829.html

ともあれこれでひとまず氷川の『マクロスF』ビデオグラム仕事もいったん終了です。ここまで盛り上がって大きな作品になるとは正直思っていなかったので、なんだか嬉しいです。個人的にも「おおっ!」と思う回が何本もありましたし(前半だと7話とか10話とか)、TVアニメのCG表現ということでも、何かブレイクスルーみたいなものを感じました。準備中という劇場版でも、何かご縁があるといいなあと思ってます。

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2009年4月19日 (日)

EVA-EXTRA01

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』のオフィシャル・フリーペーパー 「EVA-EXTRA01」が18日から配布開始となりました。これは「企画・編集・発行/株式会社カラー」と奥付にあるように、制作もとが直接に編集し、配布するという従来の映画宣伝の枠組みにとらわれない、新しい試みのものです。その意図は、準備号のEXTRA00に書かれているとおりです。
4/18から配布スタート。いよいよ新キャラの名前とキャストも明らかになりました。
なお、聞いている限りではネット上の正式発表(公式Web)はフリーペーパーからタイムラグを設けるそうです。いまネットを流れているのは、このフリーペーパーの「2次情報」なんですねー。特報フィルムも「劇場が1次」という姿勢が貫かれましたが(ネット公開は4月からだった)、宣伝媒体も「紙が1次」という姿勢なのでしょう。

氷川はペーパー中のコラムなど、文章作成でお手伝いしています。
デザインは「序」と同様、市古さんに手による超かっこいいもので、オールカラー24P。しかも紙質、インクにかなりこだわっています。EVA初号機の発光部分に相当するライトグリーンの色味が、ここまで鮮明に出たものも、なかなかないのではないでしょうか。

氷川的には「制作もとが宣材を直接配布する」というところにかなり大きな感銘を受け、協力をしているというスタンスです。奇しくもちょうど現在、TV局や新聞社を筆頭に従来のメディアが大きな荒波に呑まれています。そういう時代に、「作り手が手渡しで直接届ける」というのは、原点中の原点でもあり、そこから始めるというのが大正解に感じたわけです。
考えてみれば1977年、劇場版『宇宙戦艦ヤマト』は製作のアカデミーと西崎義展プロデューサーが私たちファンを下に見ず、「これは良いものだから、いっしょに宣伝して盛り上げましょう」と言ってくれたところから、今のこの世の中ができあがっているわけで。チラシも手で配ったし、ポスターも自分の手で貼りました。そんなことも思い出しました。というか「あれは忘れてはいけないことだったんだ」という気持ちになりました。

この件に限らないですが、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』の一連の仕事は、自分が仕事という確たる意識もなく、「好きなんだから、ここで何かをしなければいけない」と行動を始めた、最初の気持ちに戻してくれることが多いのです。ものすごくありがたいと思っています。
「破」についても、新しい情報、新しい映像が出てくるたびに「自分がどうしてアニメが好きになったのか」という初心を思い出すんですね。
というんで、文章はああいう調子になってますが、気持ち的には完成を切望しているファンのみなさんと、そんなに変わらないです。そもそも「序」のときもそうでしたが、完成したフィルムには、そこで初めて見る驚きや初めて知る事実がいっぱいあるに決まってますので(笑)。
ああ、そういえば「マリ」のフルネームは私も「EVA-EXTRA01」で初めて知ったのでした。いや、これはマジです。仕事をする一方、何もかもを事前に知るのではなく、観客といっしょにそういう新しいドキドキ感に身をゆだねられるのは最高に幸せです。

●配布方法などは、公式HPの以下で
http://eva2.0.b-ch.com/blog/2_0/archives/134

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2009年3月31日 (火)

鋼鉄神ジーグ Blu-ray Disc BOX

告知が遅れましたが、表題の解説書を担当しました。川越淳監督の2007年のロボットアニメ作品です。単純なリメイクやリニューアルの枠を超え、ものすごい熱気とダイナミズムにあふれたロボットアクションもの。ダイナミックプロの数々のネタを総動員しながら、日本の太古から時空を超えた壮大なSFロマンに結晶させた力ワザは、これはロボットアニメを語るときに必見ではないかという感じで、非常に好感をもって見ておりました。

2007年春は異様にロボットものが多かったのですが、「マジンガーから始まるロボットものの文脈」の中で、頭ひとつ抜けてた感じがします。

本作はHD制作で、すでに先発しているDVDと同じマスターではありますが、やはりBlu-ray時代向きの作品でもあります。解像度の問題もあるんですが、描きこみが多くて動きの速いカットだと、どうしてもDVDのMPEG2では追従できないんですよね。そこを観るにも価値ある作品です。

それで、担当した解説書の話ですね。バラDVD時にはけっこう毎月のように締め切りに苦しみながら作っていた記憶があるんですが(笑)、改めて見てみたらこれが意外にきちんとまとまってまして、網羅性が高いというか、ムック並みの密度感のあるものでした。設定だけでなく美術ボードから、部隊マーキング、コクピット図面や三面図まで入れてるマニアぶりに自分でも笑いました。

というんでなるべく元の構成を活かし、ページネイションを変更して合本1冊化、全108ページ、オールカラーという超豪華なものとして増補改訂した解説書がついてます。BOX時にはコスト問題もあって、バラ掲載時のものより小型化することも多いのですが、ポニーキャニオンさんも太っ腹です。ワンクールアニメですが、こういうかたちで「カンペキ」に近い資料集がついたBOXも、そうそうないと自負してます。

工事中工事中

↑BOXは表と裏で1枚のイラストになっています。

工事中

↑解説書の分厚さに笑ってください。

工事中工事中工事中

↑こんな感じで、掲載可能な色見本資料は全部載せました。ジーグ換装パーツ(なんと新旧共通というところが泣かせる)の全掲載は言うに及ばず、特に怪獣(ハニワ幻神)関係は場面写真なども駆使して、特殊能力とか全掲載しています。変形合体も分解写真載せてます。そこら辺は怪獣マニアの意地です(笑)。立体物などの展開も、これ1冊でOKのはず(もともと裏面資料のないのは除き)。

工事中工事中工事中工事中

↑美術ボード、企画書、キャラクターデザインのラフ、イラストギャラリー(旧DVDの描きおろしは網羅)、スタッフインタビューなど資料性も重視しています。

そういうわけで、満足度・幸福度の高い仕事でした。やっぱりロボットアニメって面白いですよね。まだまだ無限の可能性があると思います。

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花束ふたつ

この1年少々、レギュラーで続けてきた放送への出演が2件、区切りがつきました。ということで関係者からいただいた花束2つが、いま自宅を飾っております。

ひとつはアニマックス「とっておきAニュース」。アニメを中心としたエンタメ情報をニュース形式で提供、08年5月(パイロット版は3月収録)からコメンテイターとして出演してきましたが、毎週のレギュラー放送としては3月末までとなります。東京アニメフェアで公開収録したものに情報追加して6月に放送されるように、今後とも単発で続いていくとのことですので、厳密には「終了」ではありませんが、一区切りということで。

毎回の締めくくりを「氷川流」という1人語りでやるという、チャレンジングなお題をいただき、なんとかがんばらせていただきました。

共演者のジリ・ヴァンソンさん、秋山奈々さん、スタッフのみなさん、どうもお疲れさまでした&ありがとうございます。

工事中

文化放送のデジタル放送A&Gの方でも1年半にわたり、「アニメ文化通信」という番組のレギュラーコーナー「アニメ文化批評」に、やはりコメンテイターとして出演させていただきました。これは架空の新聞社で論説委員としてコメントを寄せるというもので、さまざまなお題を楽しく語らせていただきました。メインパーソナリティの長谷川のび太さん、アシスタントの坂祥美さん、スタッフのみなさん、どうもお疲れさまでした&ありがとうございます。

工事中

なお、文化放送の方では4月から「超A&G+ナビ(プラスナビ)」という番組に出演します。これは新番組ではなく、30分枠で鈴木久美子さんが1年間担当されてきた番組があって、それを1時間枠に拡大、氷川も加わって2人でパーソナリティを担当することになるそうです(まだ収録してない)。聴き方はこれまで同様、以下を参考にしてください。よろしくお願いします。

<ニュースリリース(インターネットでの聞き方)>
http://www.agqr.jp/modules/news/article.php?storyid=708
<番組表>
http://www.agqr.jp/modules/tinyd0/rewrite/tc_14.html

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2009年3月20日 (金)

TAF2009 アニマックスAニュース公開収録、完了

本日、朝早くから起こしいただいた方々、どうもありがとうございました。
25分のリアルタイム収録で3作品の紹介と映像と作品関係者の一問一答と秘蔵ビジュアル(笑)を出し入れするという、大変な仕切りでありながら無事に終了しました。

『サマーウォーズ』
マッドハウスの斎藤プロデューサー、短い時間の中で的確にありがとうございました。
秘蔵映像は予告に加えてホントに秘蔵ものの2カット、まさに「できたてホヤホヤ」だったので、ものすごく驚きました(笑)。喜怒哀楽の感情と、アクションから情緒から恋愛、エロスまで、アニメの華がすべてある……というのが本作のコンテを読ませていただいたときの第一印象なのですが、確信を深めました(おいおい)。
夏に向けての生きる目標ができて、非常に嬉しいです。

『カラフル』
原恵一監督の最新作は直木賞受賞作家でもある森絵都・作『カラフル』の映画化です。アニメーション制作は、なんとサンライズです。監督ご自身にもご登壇いただき、山形厚史さんのキャラクターデザインとともに経緯や構想を語っていただきました。
たまたま本作については前から少し聞いてたことがあったので、公開収録の企画時にも作品名を挙げたのですが、まだ時期尚早でありながらも、取りあげることができました。関係各位、特にまだまだ開発途上にもかかわらず語っていただいた原監督には感謝です。

原作は永く愛されているロングセラーですが、「なぜカラフルという題名なのか?」というところに非常に共感を覚えました。こちらも(たぶん来年の)完成が楽しみです。

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』
こちらはカラー関係者が作業佳境につき出席不可ということで、本作の宣伝協力も担当している氷川が文書回答をフォローするという形式で進行しました。そのQ&Aの詳細などはイベント来ていただいた方のものなので、ここでは触れません。

時間を気にして壇上で言い損なったことだけフォローしておきますと、

・スタジオカラーは、まさにNervである  情報は厳しい統制下にあるということ

・実際に宣伝用の文章も、けっこう削られる方向にある  その点で、あのスクリーンに出たものは氷川的にけっこうリアル

・エヴァは作品でもあるが、ああいった露出の仕方も含めて
 全体がエヴァ的だということ:だから今はその楽しみどきだと

・「序」のとき何が驚いたかと言えば、初号試写で「それまで見たこともないものが  次々と出てくる」こと。だから「破」も現時点で何をどう知っていようと、絶対に完成品  はその予想を上回るはず。

あとこれも時間の都合でカラー発行の情報フリーペーパー「EVA-EXTRA」の趣旨に突っ込めませんでしたが、0号を皮切りに、1号、2号、3号と4、5、6月と発行されていきます。ページ数ある4Cの冊子です(24P予定)。これはまさにダイレクトにアニメの作り手が発行するというもので、正否に関心をもっています。 「手から手へ」と受け渡す、アニメの原点にかえった宣伝方法がこの作品には合ってる。そこにけっこうシビレましたね。これ以上は今は言えない……というか、すべてを知らないようにもしているわけですが。

映像は現時点で劇場のみ公開の特報ですが、会場にいた知人たちにあとで聞いたら、けっこう初見の人が多く、高密度な映像は評判高かったです。

司会をつとめたジリ・ヴァンソンさん、秋山奈々さん、そしてナレーションでタイムキーパーの役割も果たしていた波川大輔さん、お疲れさまでした。なかなか類例のない画期的なイベントに参加できて良かったです。ご来場者に改めて感謝です。

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2009年3月19日 (木)

東京国際アニメフェア2009:Aニュース公開収録

いよいよ明日、金曜日(祭日=一般公開デー)となりましたので、再掲します。

タイトル      日本アニメ:ネクスト・ジェネレーション※整理券制※
日時     03月20日(金) 10:30 - 11:00
会場     ステージⅡ(パブリックステージ)
主催     株式会社アニマックス ブロードキャスト・ジャパン
内容
2009年以後に劇場公開される注目のアニメーション劇場作品
庵野秀明総監督「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」、
細田守監督「サマーウォーズ」、
「原恵一監督最新作」
の3本を御紹介しながら、次なるメガヒット作品を展望。
アニマックスで6月放送予定特番の公開収録です。

【観覧方法】
整理券制  配布場所:ステージⅡ入口(10:00より)
出演予定者
秋山奈々、ジリ・ヴァンソン、氷川竜介、浪川大輔

http://www.tokyoanime.jp/event/view_stage.php?id=7&time_id=1

・フリーペーパー「EVA-EXTRA」の0号が配布される予定です。
・「破」と「サマーウォーズ」は映像を観ることができます。
・原恵一監督最新作については、タイトル、ビジュアル含め初公開となるはず。
 監督ご自身をゲストにお迎えする予定です。

かなり大きなステージなので、どうか多数のご参加をお願いします。

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2009年3月12日 (木)

EVA-EXTRA

ひとつ前の日記で紹介した「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」のフリーペーパー【EVA EXTRA】。スタジオカラー自らが編集・発行する小冊子ですが、文章まわりをお手伝いしてます。ロゴが決まったという情報が、公式ブログに掲載されていました。

http://eva2.0.b-ch.com/blog/2_0/archives/122

この0号がTAFのイベントステージで配布されます。これはチラシ的なものですが、本格第1号は4月中盤発行。A5フルカラー、本の体裁になります。
「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」自体、すべて自主独立でやっているところが大きな特徴ですが、このフリーペーパーも「全記録全集」と同じく制作現場からダイレクトにファンへお届けするもの。氷川的には「手から手へ渡す」という距離感の近さに強く共感・賛同しているものです。

TAFのイベントについては、ニュースサイト「アニメ!アニメ!」にも掲載がありました。かなり大きめの会場なので、どうか多数の参加をお願いいたします。

http://animeanime.jp/news/archives/2009/03/_taf.html

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3/20 東京国際アニメフェア 公開収録のお知らせ

来るべきTAFの一般公開日(3/20)に、「とっておきAニュース」の公開収録が行われます。
「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」の最新情報、
細田守監督最新作「サマーウォーズ」の映像と情報、
そして、これがおそらく初出となるはずの「原恵一監督最新作」
劇場映画3本に関して、現時点でそこでしか見られない情報や映像も露出します。
朝早めではありますが、どうかご参加をお願いします。

<以下、リリースより>
アニメ専門チャンネル・アニマックスでは、3月20日(金・祝)東京国際アニメフェア
2009会場内ステージⅡにおいて番組公開収録を行います。
ここでしか見られない劇場アニメ作品最新映像や関係者によるトークなど見逃せ
ないステージです。
皆様のご来場お待ちしております。

会場イベントタイトル:日本アニメ:ネクスト・ジェネレーション ※整理券制※
日時:03月20日(金) 10:30 - 11:00
会場:ステージⅡ(パブリックステージ)
主催:株式会社アニマックス ブロードキャスト・ジャパン

内容:2009年以降劇場公開される
  「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」、
  「サマーウォーズ」、
  「原恵一監督最新作」
  注目の劇場アニメーション作品3本の最新未公開映像などをご紹介。
  アニマックスでは6月放送予定番組の公開収録です。
入場料金:無料
 (なお東京国際アニメフェアへのご入場は有料となります。
 当日入場チケット/ 大人:1,000円 中高生:500円、
 前売チケット/ 大人: 800円 中高生:400円をお買い求めの上ご入場ください。
 また小学生以下、65歳以上および障害のある方と介助の方は無料となります。
 前売りチケットの購入方法などは東京国際アニメフェア公式サイト
 http://www.tokyoanime.jp/ でご確認ください)
観覧方法:整理券制 配布場所:会場内ステージⅡ入口(10:00より配布開始)
公開収録参加定員:500名(当日整理券配布順)
出演予定者:秋山奈々、ジリ・ヴァンソン、氷川竜介、浪川大輔 ほか

補足:「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」に関しては、3/14より劇場にて特報(映像あり)を公開。ただし、しばらくネットなどには流れないため、劇場以外の場所での露出はここだけとなります。また、カラー発行のフリーペーパーなども配布が予定されています。

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2009年3月 9日 (月)

細田守監督最新作「サマーウォーズ」プロデューサー取材

今月10日売りの「月刊Newtype 09年04月号」からコラム「ニュータイププレス」のコーナーで細田守監督最新作『サマーウォーズ』の取材記事が連載開始しました(P.148)。明日書店に並びますが、一足早くお知らせします。

「夏の戦い」をテーマにしたこの作品。では「戦い」とは具体的に何のことなのか。物語内だけではなく、関係者・スタッフの方々も戦っているぞ!ということで、そういうテーマを追っていきます。本来はクリエイターの方たちのコラム原稿のコーナーですが、そうした人に密着した観点から、どんな作品なのか知るには良いコラムにしたいと思ってます。さっそく4人のプロデューサーには、熱い想いを語っていただきました。                  

同誌にはP.86に「サマーウォーズ」関係の記事も出てまして、「時をかける少女」の系譜にある作品であることは、そのビジュアルからも推察できるかなと。それとミスマッチな謎の動物キャラとは? その辺は、その記事にも書いてありますが、東京アニメーションフェアで3/20(10:30 - 11:00)、「とっておきAニュース」の公開収録を兼ねた日本アニメ:ネクスト・ジェネレーション※整理券制※ で、最新映像とともにお知らせできるかなと。

(ニュータイプ誌では3/19になってますが一般公開デーの3/20が正しいです)。

他の話題作も含めたこのイベントに関しては、また別エントリでお知らせしたいと思います。

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2009年3月 5日 (木)

池袋コミュニティ・カレッジ

■全体の案内はこちらから。
■個別の案内はこちらから。

5/23から毎月第4土曜日、全5回にわけて講座をもつことになりました。
三越カルチャーサロンで行ったものを再統合し、手を入れて構成をたててます。総合芸術とも言われるアニメを語るうえでの、さまざまな切り口を紹介していきます。
有料ですが、どうかよろしくお願いします。

●氷川竜介のアニメの楽しみ方
アニメ表現の奥深さと面白さを発見する鑑賞術
いまや日本を代表する文化アニメ。その面白さはどう生まれるのでしょうか。作画、演出、美術など様々な角度からアニメ表現の特徴と楽しみ方を解説。言葉にして語ることで拡がる奥深い鑑賞術を第一人者が講義します。

<講座内容>
1) 5/23
【概論】日本製アニメの歴史的背景と特異性
2) 6/27
【作画】絵に生命をふきこむアニメート
3) 7/25
【演出と脚本】画面に共感を生み、引き込む技術
4) 8/22
【設定と美術】世界を創出するアニメ技術
5) 9/26
【音響/総論】心理効果を支える音/講座のまとめ

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三越カルチャーサロン

http://www.mitsukoshi.co.jp/store/1010/culture/lesson_oneday3.html

ひさびさの三越さんですが(氷川の都合で中断)、4月に1日講座を開催します。
去年のSF大会でやった企画、およびそれをコミケ本にしたものの再演です。一回話して改めて思ったこともあるので、多少ネタを差し替えるかもしれません。
有料ですが、お時間のある方は、どうかよろしくお願いします。

●氷川竜介の大人のアニメ学
なぜアニメは面白いのか?その秘密に迫る

テレビアニメ「鉄腕アトム」が誕生して以来、日本のアニメは独自の進化をとげて今も世代・国を超えて人々を魅了し続けています。いまだ解明されざ るアニメの魅力。その根幹に潜む秘密を技術と心の交わりから理系的に追求します。昨年8月「DAICON7」の講演を補完・追加した、氷川アニメ学の決定 版です。

●日時:4/12(日) 14:30~16:30
●講師:氷川 竜介(アニメ評論家)
●受講料:2,625円
●持ち物:筆記用具

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2009年3月 1日 (日)

鋼の錬金術師 BOX SET-ARCHIVES-

発売から少し時間が経過してしまいましたが、昨年の大仕事をご紹介。原作:荒川弘、ストーリーエディター:會川昇、監督:水島精二のアニメ作品「鋼の錬金術師」のBOXです。
とにかく「全部入り」というコンセプトがすばらしいです。TVシリーズ全話、劇場版(DVDとBD)、フェスティバルとイベント用映像、それにサントラ・主題歌集など音盤も網羅。全28ディスクです。これだけですさまじい量ですが、加えて主要な広告や宣伝物などグッズ、フィルムしおりなど現物を同梱。そしてハードカバーの分厚い「CHRONICLE BOOK」 (148P)を収蔵しています。届いたサンプルも金庫みたいな大きさで、メチャクチャ重かったです(笑)。
氷川の担当は「CHRONICLE BOOK」の一部。各話のみどころ、序文と締めくくりと、「ハガレンブームの年代記」という切り口のインタビュー記事を担当しました。
スタッフインタビューにしなかったのは、当時的にムックとアニメ雑誌が相当加熱していたので、そういう記事が非常に多かったことと、この「全部入り」というコンセプトによるものです。これはつまり、当時のアニメと「同じ時を過ごしたファン」にとっての「宝箱」であり「記念アルバム」みたいなものになるだろうと。
結局、ファンの心が加わってはじめてブームというのも成立するわけです。むしろそれを主体ではなく一歩引いた視線で、しかしファンともクリエイターともいっしょになって体感した方々に話を聞くことで、ファンの方々に改めて「みなさんの過ごした時間はこういうことだったんですよ」的に昇華できるんではないかなと。
というアプローチの解説書もあまりないと思うんですが、劇場版のときにチラシやプレスシート、パンフレット、DVDなど一貫してお手伝いしたこともあって、自分的にも意義のあるメモリアルな仕事にできたなと。一種、感慨深いものになりました。
なお、なぜBD-BOXでないかと言えば、この時期のTV作品の一般論として、もともとHD制作ではないからです。もちろん同時期の作品でアップコンして出している商品もありますが、企画時点でコスト面も含めて考え得る最良の構成になっていると思います。

あとこれは余録っぽいと思うのですが、収録されているCDって、当時出たサントラ等の大半にはレベルゲートが入っていたんですよね。今回のはピュアなCDなので、個人的にはそこもうれしい点です。
4月からの新作に関しては、まだ特に何も仕事の関係がありませんので、いちファンとして改めて楽しみたいと思ってます。

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2009年2月27日 (金)

スカパーTV ! ガイド 2009年 03月号

コラム「氷川竜介のアニメ総合研究所」も第31回目となりました。今月は『あしたのジョー2』を取りあげています。作品は編集部の指定ですが、たまたま「ハイヴィ」でも扱っていたので助かりました。こういうことが多く、前も出崎統監督作品を扱ってる最中に打ち合わせしたら、編集部から『コブラ』が出て驚いたことがあります。何にせよ縁のものであるという実感です。
今月号では『ヤッターマン』に合わせて「タツノコキャラクター」の特集が組まれてますので、そこのライティングもお手伝いしました。いろいろと格別の思い入れのある作品ばかりなので、楽しんで書いてます。この種の記事の常として文字数がそれほど多くないので、そこにどれだけ濃密に書くかというのもテーマですね。残念ながら(?)フカキョン取材は別のライターさんの担当でした。映画「ヤッターマン」も楽しみにしています。

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2009年2月24日 (火)

「BSアニメ夜話」第12弾は今夜から

今回は以下の2本に出演しています。

2/24(火)深夜24:00~24:55
第一夜「ジャイアントロボ  THE ANIMATION  地球が静止する日」
(1992-98年 監督・今川泰宏)
高梨実(「ジャイアントロボ」プロデューサー)、竹内義和(作家・プロデューサー)、喜屋武ちあき(タレント)
アメリカザリガニ/岡田斗司夫(作家)/氷川竜介(アニメ評論家)ほか

OVAの歴史に大いなる歩みを刻んだ超大作。いろんな切り口があり、語りがいのあるロボットアニメです。廉価版DVD-BOXが出たり、今川監督の新作が発表になったりで、タイムリーですね。

2/26(木)深夜24:00~24:55
第三夜「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」
(2002-3年 監督・神山健治)
後藤隆幸(作画監督)/田中敦子(声優・草薙素子役)/松嶋初音(タレント)/宮台真司(社会学者)/岡田斗司夫(作家)/氷川竜介(アニメ評論家)

札幌にて公開収録した回です。神山健治監督がおおいに注目された最初のTVシリーズ。ともかく人間の機微を描いた脚本が超すごいわけですが(見返してみて、ワインの話が心にしみました)、意外と見過ごしがちな映像もいろんな工夫があって楽しい作品です。こちらも神山監督の新作「東のエデン」が待機中なので、タイムリーです。

『Gロボ』は『ゲハラ』と重なっていて悩ましいですが、よろしくお願いします。

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2009年2月22日 (日)

アキラ・アーカイヴ

 『AKIRA』のブルーレイ、1年あまりを経てようやくリリースになりました。幸いなことに内外とも売れ行き好調のようです。スタジオ・ボイス2009年2月に書いた紹介文も好評だったようで、ほっとしてます。
 それでamazonを調べたら、2002年の大きな仕事だった「AKIRAアーカイヴ」が入手可能になってました。一時期切れてた気がするんですが……。これは大友克洋氏の手元に散逸せずに残されていた膨大な紙資料、設定と原画の中から抜粋。スタッフの中から後にアニメ監督となった方を多く輩出している作品ですが、そこから5人の方と大友監督にロングインタビューを行い総論を書いたというアニメムックです。

 劇場アニメ「AKIRA」については公開当時、割とおしゃれなムック等も出てましたが、意外にアニメ用制作資料をちゃんと追ったものは少ないという感じで。それをフォローできるものだったと思います。ただ、あまりにも膨大すぎたので掲載しきれなかったもの多数なのは申し訳なかったです。

 2001年のDVD(SPECIAL EDITION)のときにもいろいろやりました。絵コンテをつけるという話になったのですが、当時、講談社からも出ていたのでどうするかという話になったとき、大友監督が現場で使っていたバージョン(書き込みなどがある)にするというアイデアを出せたのも懐かしい思い出です。

 今回のブルーレイでは絵コンテはデータとして収録されてまして、そんなに昔の仕事じゃなかった気でいましたが、よく考えたら8年も経ってて、ちょっと驚いたりして。今回も解説などで参加させていただき、ありがたかったです。

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2009年2月19日 (木)

HiVi (ハイヴィ) 2009年 03月号

後ほど加筆後ほど加筆
後ほど加筆後ほど加筆

ここのところレビューを多く書いています。
今月号はアニメのBD-BOXの中でも70~80年代の作品がブルーレイでどう見えるのか、そのあたりを突っ込んだ記事を書いてます。
目次は以下で。
http://www.stereosound.co.jp/hivi/hivi-bn/bn/#contents

届いた見本誌を拝見すると「BD「スカイ・クロラ」を押井監督がホームシアター体験/これだけ見えれば本望だ」という巻頭記事から、先日BOXを入手してフィルム修復をレポートするブックレットに感銘を受けた「待望の邦画BD「羅生門」を大画面で」、そしてLDサヨナラ記事など、琴線に触れるものが多くて楽しめました。
なんだかんだ言っても、高品位のオーディオ&ビジュアルはやはり楽しいです。

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2009年2月15日 (日)

マクロスA(エース)

うっかりしているうちに、あちこちで完売になってしまったようですが、角川書店から出た新雑誌「マクロスA(エース)」にコラムを書きました。初代「超時空要塞マクロス」を担当され、若くして物故された作曲家・羽田健太郎さん(通称ハネケン)についてです。ちょうどテレビ文化が激変している時期でもあるので、高度経済成長期の夢見るテレビの時代の音楽が、70年代、80年代にどうスライドしたか、その中におけるアニメ音楽の位置づけなども重ねつつ、1ページの中に押し込みました。

あと雑誌自体はまさに眼福というか。なんといっても美樹本晴彦さんの漫画が感無量です。これで『ガンダム』、『エヴァ』、『マクロス』とアニメ発オリジナル3大ロボット作品のキャラクター(デザイン・作画)担当者による漫画化がコンプリートです。続きも注目していきたいです。

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2009年1月22日 (木)

STUDIO VOICE 2009年 02月号 ブルーレイ版AKIRA

年末年始をはさんでうっかりここに紹介するのを忘れてましたが、同誌に「AKIRA」ブルーレイ版の鑑賞ポイントを書かせていただきました。ちょうど原宿での試写会に参加しておいて良かったです。単純に画質・音質が良くなったということ以上に、「高音域による脳の活性化」というテーマが作品とどういう関係にあるのか、そこら辺にもリンクしました。
同ブルーレイは解説書にも参加してるので、身内と言えば身内ですが、にしても第三者ではあるわけで、そこから見た意味性とか位置づけというのは、この種の記事でも非常に気にして、なんとか付加価値をつけようと努力しているところです。
ということで、ブルーレイも発売間近なので、迷ってる方はぜひ参考にしてください。

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アニメックの頃…―編集長(ま)奮闘記

いまや「伝説の雑誌」とされることが多くなったアニメック、その編集長を担当された小牧雅伸氏の奮戦記です。巻末の解説を担当させていただきました。
私自身もはじめて知る話が多くて、あまりのエキセントリックさというか非現実感にクラクラしました(笑)。ですが、いやもう、「ものをつくる」現場の面白さってそういうものですよ。いやルーチン的に流れて給料いただいて、はいおしまいという現場もあるにはあるかもしれませんが、それじゃ面白くないわけで。
というわけで、歴史のひとつの記録というか、ある種の文化を立ち上げるときのエネルギーの証として、ぜひ興味ある方は手にとっていただきたいです、はい。

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2009年1月 4日 (日)

「マップス 愛蔵版 1」解説

銀河を股にかけた冒険活劇、大スケールのスペースオペラ漫画が愛蔵版で復刻されました。ちょっとしたご縁があって、第1巻の解説を書いております。突貫で全巻に目を通したのですが、あらためて大風呂敷の広がる爽快感と、全編を貫く主人公たちのまっすぐでポジティブな気持ちのバランスが良かったです。という感慨のままに書いた解説です。
ホントに気持ちいい作品なので、この機会にぜひ多くの方に読んでいただけたらなあと。過去に一部分のみアニメ化されてますが、この雄大な感じをそのままにもつ映像化も、いつか実現されたらなあと願っております。

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2009年1月 2日 (金)

攻殻機動隊2.0 HiViレビュー

押井守監督のリニューアル作「攻殻機動隊2.0」について、大型プラズマモニタと高品位オーディオシステムによるBD鑑賞のレビューをAV専門誌に書きました。

プラズマはパイオニア製「KURO」です。
http://pioneer.jp/pdp/lineup/krp_500a.html
前々から量販店で気になっていたものですが、やはりひと味違いました。
HD映像時代、画質面でまず留意したいのは解像度ではなく、階調表現と発色だと思うのです。『攻殻2.0』はそれに適したサンプルで、つまり闇の中で暗いものを観るようなシーンがけっこうある。映画は本来、そういう中からある種の生理なり感情なりを醸し出すようなものなので、プロジェクターという選択肢以外でも注目したいポイントです。
それとKUROには画づくりにいっさい加工をしないディレクターモードというのがあるんですよね。平面ディスプレイはちょっと見に「きれい」という印象があるんですが、けっこうデジタルで補正してることによる加工、言ってみれば「厚化粧」ということも少なくないので。
なんてことを考えると、けっこう良かったなあと。画質もひと味違う分だけお値段も違ったりする製品で、このご時世に自社生産撤退もやむを得ないところでしょうが、川崎ラゾーナ内ビックカメラに特設されてるでっかいパイオニア展示スペースを通るたびに、脂汗を流す昨今です(笑)。

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2008年12月30日 (火)

コミックマーケット75、出展終了

おかげさまで冬のコミックマーケットも無事に出展終了することができました。寒い中、ブースに足を運んでいただいた方々、ありがとうございました。励みになるお言葉をかけていただいて、非常に感謝しております。
慌ただしい中、もしかしたらきちんとご挨拶をし損ねた方もいらっしゃるかもしれません。また、通例どおり14:30(おおむねこの辺で予定数の完売になる)を目処に引き上げましたので、以後に訪れた方もいらっしゃるかもしれません。申し訳ないですが、またぜひ来ていただければと思います。
初回(新刊)の数としても過去最高となりました。バックナンバーの方もVol.20、21ともに在庫切れとなりましたので、次回、もし受かればVol.22(08冬コミ本)+新刊(09夏コミ本)のみとなると思います。

今年も話題作が盛りだくさんの中、あっという間に過ぎていきましたが、来年も多くの出会いがあることと期待しております。不況など世情のこともありますので、悪いところを見ていけばキリのない年なのかもしれませんが、少しでも希望を広げていける活動ができればと思っております。
来年もよろしくお願いします。では、みなさんもよいお年をお迎えください。

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2008年12月28日 (日)

「アニメ文化通信」(文化放送)、動画つきに

うっかりして告知が遅れましたが、隔週レギュラーで出演しているデジタルラジオ番組「アニメ文化通信」が12/26更新分から動画がつくようになりました。
秒間10コマぐらいの動画です。

金曜日:20:00~21:00(隔週更新)
土曜日:10:00~11:00(リピート)

<視聴方法>
http://www.agqr.jp/
このサイトの左のバーから視聴できます。ストリーミングです(IE対応)。

番組によってはロゴ、あるいは外の映像ですが、「アニメ文化通信」では今回からスタジオ内部が流れることになりました。リピートは1/16-1/17まで続くはずです。
他の番組でも動画が流れ始めてますので、機会があればぜひお試しください。

映像が出ると言ってもテレビと同列というわけではなく、あくまでラジオ番組なんですよね。なので、どういう風に使っていくかは、スタッフともどもまだまだ模索中という感じです。
どうか暖かく見守ってください(笑)。

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2008年12月25日 (木)

08年冬のコミックマーケット、新刊

おかげさまで、新刊も本日、無事に刷り上がってきました。
あとは事故なく当日売るだけです。

なお、残念ながら一般向け通販などは行っていません。
バックナンバーはそのときどき見つかった在庫を販売するのみで、
今回は20号、21号の残部を些少持ちこむ予定です。

年末の大変な時期とは思いますが、ぜひとも起こしください。

よろしくお願いします。
-----------------------
書名:ロトさんの本 Vol.22 「アニメとSFの親和性」
なぜアニメは面白いのか? その秘密に迫る
第47回日本SF大会「DAICON7」講演録より
      於:大阪府岸和田市浪切ホール
            2008年8月24日開催

販売日時・場所:12月30日(火)西 と-09a
サークル名:IRD工房
081

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2008年12月18日 (木)

機動戦士Zガンダム メモリアルボックス Part.I

ブルーレイ版『機動戦士Zガンダム』。ようやく発売になります。
今回の解説書はオーソドックスなもので、メインは藤津亮太氏の構成。こちらはストーリー解説、コラムなどの分担です。
2001年のDVD、2005年の新訳劇場版と、『Zガンダム』についてはもろもろやってきたこともあり、今回、新規の取材は特にしていません。そのかわり初収録 のネタとして、

●安彦良和さんのキャラクター原案(ラフ稿)

がカラーで収録されています。マーカーで軽く着色されたカラー画稿で、前々からその存在は聞いていたのですが見たことはなく、興奮しました。ハマーン、シロッコまで初期段階に設定されていることも分かります。

映像や内容については、すでに店頭ではデモ映像が流れていますが、まずマスタリング技術の進歩で16mm原版にも関わらず、すさまじい高画質となっています。特に色味がセル画そのものになっているのに自分的には感激。
従来、ゼータと言えばなぜかくすんでいるという印象がありました。茶渋色、ベージュ色を上から軽く乗せたような色味で、黒の側の階調表現がシメられていたと思います。劇場版の旧作部もそんな感じでした。
ところが雑誌などに掲載されるセル画の色味って、ちょっと違うんです。もっともっと鮮やかなんです。特に機体のゼータガンダムの胸って群青色っぽいものではなく、けっこう抜けるような鮮やかな透明感のあるコバルトブルーです。
毎度毎度、ガンダムの胸の色の再現にばかりこだわってるようですが(苦笑)。まあそれがやはり自分のイメージどおりの色になってうれしかったんですよ。
歴代ガンダムは白にしても、それぞれ色味が違うんですが(RX-78はグリーンホワイトの一番明るい色とか)、その差も良くでていると思います。ゼータは少し紫っぽい。その絶妙な色合いになってます。

あとブルーレイの特徴として暗部の再現性が向上しているので、非常にいいです。ティターンズカラーのMK-IIとかサイコ・ガンダムとか、黒系のMSも「ここまで描きこんでたんだ」と良く見えます。設定上もゼータからMSの線が思いきり増えてるんですが、作画のアドリブで現場でもどんどん増やしているんですよね。それは模型雑誌とかの作例に負けまいとした当時の現場の空気なんでしょうね。
あとバーニアスラスターの細かい噴射による機体移動とか、さらに良く見えるようになりました。設定に線が増えた理由のひとつに、ノズルをきちんと配したことがあるわけで。それがより良く見える。
色味の気持ち良さ、ディテールは後半アイキャッチのコロニーの絶妙な緑色とか、エンディングでファが走り抜けると宇宙に鮮やかなガス色がついてるとか、初期オープニングでMk-IIが加速すると、背中のブラシの上に発光する粒子が青白い透過光で重なっているとか、「あれ?こんなんだったのか」という発見もいろいろあって楽しいです。

画質が変わっても内容的に変わるわけはないんですが、それでも妙に印象が変わって感じられる。特に前にTV版を見返した8年くらい前とのひとつ大きな違いは、やっぱり「新訳」が間にあったからでしょうね。
あれで見晴らしが良くなったというか。戦いの流れの中で誰が何を考えてどう動いているのか、今さらですがさらにまた見えるようになってきた。改めて「へえ」と思うところが多かったです。
もちろんこの作品なので、イヤな気分になるところか、「どうしてこうなっちゃうのかな……」的な気分が変わるわけではないんですけど、こちらのキャパシティ(容量)が変わったということなんでしょうね。
もうひとつ、この7~8年の間に、みんながゼータのことをどう思ってるかが良く分かりました(笑)。案外、当時オレが思ったことは異端じゃないじゃん、ということを了解しつつも、「なるほど、それでもそこがいいんだ」みたいな。受信アンテナに感度のたつとこが増えたという感じのことなのでしょう。
シャアが頭抱えちゃうとことか、前は「やめてくれー」だったんですが、今回、妙に許せちゃったりした。おそらくそのせいでしょうか(笑)。

まあ正直、23年も前のフィルムですから、鮮明になって「ありゃ」みたいなとこも少なくないですが(背景の折り目やセル傷が見えちゃうとか)。妙に感慨深く観られたという不思議な感じです。

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2008年12月10日 (水)

BSアニメ夜話 Vol.9 時をかける少女

NHK BS2「BSアニメ夜話」の書籍化もついに9冊目です。これはちょうど新作「サマーウォーズ」も発表になった細田守監督の「時をかける少女」の回で、四国は香川県の高松で収録。原作者の筒井康隆先生も出演という豪華なものになりました。加藤夏希さんとはこれが初だったのか、ちょっと緊張したような記憶があります。
この書籍化は番組でカットされたところが(ほぼ)完全再現されているのが大きな売りになっています。それで前の『鋼の錬金術師』のときもそうだったんですが、こういう公開収録のときって、スタジオのときよりかなり長く回してるんですね。現場で感動した筒井先生の「なぜカラオケのシーンを選んだか」という理由が再録されました。そこが必読です。

今回、あらためて見てみると「アニメマエストロ」の「影なし作画」の解説って、大前提の解説が放送だとすっぽり落ちてるんですよ(笑)。まあしょうがないんですが。テーブルの上に球が乗っているという前提で、アニメにおけるアウトライン(フォルム)とカゲ(マッス)がどういう関係にあるかを説明してます。いや「フォルムとマッス」という言葉は使ってませんが。実体がどう「線と塗り分け」で表現されているか、自分なりに整理したものです。
この図解は私が打ち合わせのときに、その場の思いつきでノートにラフを描き、スタッフに説明したものがベースになってます。教科書などの引き写しではありません。似たような絵があるかもしれないので、オリジナルと主張はしませんが、そういうわけでこれをそのまま引用すると、すぐ分かるという仕掛けになってます(笑)。いや、出典明記していただければ積極的に引用して欲しいくらいではあるのですが。

ともあれ、アニメーションの立体感とか質感とか、それが重層的になって実感に昇華していくということは、これはもう根幹ですから。どれだけ言葉を重ねて語っても、語り尽くせないものがあると思います。であるのに、いきなり「動きがいい」とか「作画がすばらしい」というとこに途中をぬいてすっ飛んでいったり、「カゲがないのは手抜きだ」とかいう激しい誤解があったり。やっぱり「語る言葉」が足りないんだと思うんですよね。ちなみにディズニーのフルアニメーションは基本的にカゲがありません。
まあ、そういうことに何か寄与できるといいかなあと。

番組で抜かした話としては、柔らかさの描写の説明に、「スカッシュ&ストレッチ」(ツブシとノバシ)の図があったかと思いますが、スペース的に入りませんでした。あと打ち合わせ時に気づいたんですが、自転車とかモップとかビーカーとか、カゲなし人物の触る「無生物で動くもの」にはカゲがあったりするんですよね。それと100%のカゲなしではなく、人物にも何カ所かカゲがついていたり、木漏れ日を表現したり、あるいは全体がカゲ(塗りの落とし)になったところもあります。気になった方はブルーレイででも研究してください(笑)。こないだあるリストを見たら、ブルーレイの年間売上げのベスト5か6に「時かけ」が入ってましたよ。私も切り出しフィルムがついているうちに、あわててゲットしました。

あとムック本の方では寄稿として「時かけ」とジュブナイルSFの関係について語ってます。
角川アニメの歴史という話もあったんですが、「幻魔大戦」とか往年の角川アニメとはちょっと違う気がしつつ、ただまったく違うわけでもないのはなぜだろう、みたいなことですね。作品論は論客がトークと追加取材でやってますし、自分でも何度か書いたから、そういう内容になりました。

まあこれで『時をかける少女』も一段落という気分です。とにもかくにも『サマーウォーズ』が楽しみです。

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2008年12月 8日 (月)

STUDIO VOICE 2009年 01月号『攻殻機動隊2.0』

寄稿題名:『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊2.0』「制約の向こう」を目ざす

ブルーレイ発売に合わせて押井守監督の話題作『攻殻2.0』について、その意味と位置づけをレビューしました。この作品はかなり縁の深くて、以下の仕事を今年してます。

 1)劇場パンフ原稿
  1.0の位置づけと2.0の挑戦みたいなお題でした。

 2)トルネードベース 押井監督インタビュー
  たった20分の取材でしたが、『スカイ・クロラ』、『攻殻2.0』ときて、そして「次は3Dかも」という挑発的な発言の真意を聞きだそうと試みました。

 3)Blu-ray用の解説書原稿
  「2.0を見てると1.0の方のすごさが改めて分かる」などとあちこちで言ってましたが、それが具体的に何かを説明してます。

 手描きアニメという「生身」に冷たいCGという「機械」を突っ込むこと、それ自体が「サイボーグ化」であって、義体と人間性について素子が劇中で言う言葉自体が「2.0的な話」の予言っぽく聞こえるということなんですが、これは2年前のSF大会で堺三保さんとやった企画「サイバーアニメ進化論」(個人誌「ロトさんの本」にも再録)で展開した話の延長になってます。
 「STUDIO VOICE」の原稿は、改めてその視座でこの一連の話を再構成したものです。見開き1ページですが、いま日本のアニメに何がすでに起きていて、これから何が起きようとしてるのか、気になってる方は目を通していただければと。

 商品は近々に発売。サントラもオーバーダビングし直して厚みを増したものを高音質の盤で出すそうです。それから『攻殻1.0』は前に出たDVDの同梱版と今回の初回限定版「1.0+2.0」BOXのみの収録で、単品で出るのは当面は『2.0』のみだそうです。あと、BOXの方につく添付の音盤は単品のサントラ音盤とは違うそうで、サントラの方にもBlu-rayがつくというややこしいことになってますが、サントラの方の映像はPVっぽいもので、要するにダブリはないと聞いてます。

 あと『攻殻2.0』の画質・音質については「ハイヴィ」の方でレビューしてます。17日発売の号じゃないかなと。

 余談ですが、STUDIO VOICのこの号は「いま遊びたいおもちゃ200」がメイン特集で、それもなかなか良かったです。ダイヤモンドゲーム、人生ゲームとか小学生のころよくやりました。あと90年代早々に知人と一時期、ボードゲームをやった時期があり、それも思い出します。写真見てるだけでいい気分ですね。

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2008年12月 5日 (金)

隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS

樋口真嗣監督の最新作は時代劇。黒澤明監督の名作をリボーンした表題について、「特撮ニュータイプ」連載「特撮ディナーショー」で取りあげました。公開時にも話があったんですが、理由は忘れましたがかなわず、DVDのタイミングに合わせることができました。
この連載は特撮を扱う中でも、少しプロパー寄りとしてではなく、できればアニメや他の方向とも接点をと言われて始めたものなので、そういうニュアンスは今回出てるかと思います。
なお、この号から判型が変わりまして、「宇宙船」と同じA4サイズになりました。特別付録がついたほか、ちょっと価格設定が上がってます。紙面全体では来年の仮面ライダーの写真と情報、そして平成ライダーの10年がかなりのパートを占めてます。
「ケータイ捜査官7」の付録もちょっと嬉しい。あの作品、好きなんですよ。

「隠し砦の三悪人」はDVD特典映像も少し見せていただきましたが、オーディオコメンタリーではなくビジュアルコメンタリー、つまり主役2人と監督が画面を見て語る映像のコメンタリーがなかなか愉快でした。メイキングなども充実なので、発売が楽しみです。メインタイトルのCGが一種のネタバレになってるなんて、気づかなかったっすよ。オレの目も節穴ですねえ。

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2008年12月 4日 (木)

アニメージュオリジナル2号

3日に発売です。メイキング的記事を中心にしつつのアニメ雑誌。
連載「アニメを語る技術」のほか、1号では「亡年のザムド」のスタッフ対談の司会を担当(ライティングは別の方です)。2号では、この秋のイチオシということで「魍魎の匣」の監督・撮影監督・特殊効果の3方にお話をお聞きし、あの独特の雰囲気がどんな役割分担で仕上がっていくか、解析しました。今回は構成まで自分で担当しましたが、ひさびさにやりがいを感じました。

特に「小説の文体」に対置すべき「語り口」があるのだということ、この作品の場合は特にそこに「美意識」があって、それで成立するものがあるんだという、そうしたところに迫れたのは個人的にも良かったです。

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2008年11月30日 (日)

ジャイアント ロボ THE ANIMATION 地球が静止する日 DVD-BOX

ケレン味のある演出ではおなじみ今川泰宏の代表作。DVD-BOX(廉価版)の発売が決定しました。バラ売りのときに解説書はつかず、メニュー画面に情報を入れることになって、その文章作成をお手伝いしています(キャストに関しては、ライターの松野本和弘さんと共同作業)。たぶん、同じ内容ではないかと思います。ちなみに映像は旧DVD-BOXからさらに手を入れてあります。
残念ながらBlu-rayではありませんが、完結までに7年を要した超大作、その前のDVD用に一気見したらけっこう気持ち良かったです。6巻と7巻の間が特にものすごく空いてしまって、レンタルビデオ店で「全6巻」とか堂々と書いてあるところも少なくないと聞きます。万が一、最終巻をご覧になってなければ、この機会にぜひ。

外伝の「銀鈴GinRei」シリーズは含まれないようですが、そっちのメニュー解説もなんか妙に凝った記憶があります(笑)。いや、あの居酒屋の脱力ネタとか、意地の悪いオチとかけっこう好きなんだけど。ということで、こっちは旧作バラですが。

<補足1>

 去年いきなり一迅社さんから設定資料集が出ました。なかなか充実の内容で、初収録も多数です。本作でキャラデザと作画監督を担当された山下明彦さん(近作は『ゲド戦記』『崖の上のポニョ』の作画演出)のインタビューも掲載され、貴重な一冊です。

<補足2>

そういやサブタイトル「地球が静止する日」の元ネタ映画のリメイクもそろそろ公開ですね。とか言ってたら、Blu-rayで出るんですね。リマスターのDVDをダブリで買わなくて良かった。SF映画の古典にして、ロボット“ゴート”のイメージはいろんなところに影響与えてます。こないだナニゲに見た『バビル2世』(最初のアニメ化)の荒木伸吾作画監督回にもそんなシーンがありました。しかし、オリジナル映画は「地球の~」だったのに、リメイクは「地球が~」になってしまい、Gロボとまったく同じになってしまいました(笑)。

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2008年11月21日 (金)

トップをねらえ! Blu-ray Disc BOXは画質見本市

●トップをねらえ! & トップをねらえ2!合体劇場版!! Blu-ray Disc BOX

発売となりました。これは前に出たDVD-BOXと基本的に同じ内容です(フィギュアはつかない)。ブックレット等はタルカスさんの担当で、氷川は田中公平先生のインタビューアだけというピンスポットのお手伝いです。なお、2006年秋公開の劇場販売のパンフレットは氷川が執筆を担当しました。なかなか熱い1冊でした。

映画の内容は、パート1はよく知られている全6話をまとめたもの。音声は5.1ch化されていて、アフレコも全部やり直してます。ノリコとお姉さまの声のハリもなかなか。あと、若本紀夫さんのコーチの演技が前は「タカヤ!」だったのが劇場版では「たぁあ~~かぁやあ~」になってるのも隠れた聞きどころ(笑)。
パート2は新作が多く入っているのはもちろんなんですが、個人的にはけっこう印象が違って驚いたものです。その辺は当時の日記に書いたので、評論集の方のブログに再録しました。

遅効性の毒(劇場版トップをねらえ2!)

2の発売当時、たしか2~4巻ぐらいの部分は月刊ニュータイプ誌で記事や鶴巻監督取材、設定資料集のネーム書きなども担当しました。ということで、そこそこ中身は知ってるつもりだったんですが、世の中、意外なことがあるものです。その意外性が良かった。この再録した日記の話も、別に他人と完全に共有されなくっていいんです。実際、「よく分からなかった」とも言われました。でも、「そういうことがある」ということが知れるだけで充分なことがあるわけです。そこも含めて「あなたの人生の物語」なんでしょうね。

で、それはそれとして。いただいたサンプルを拝見したら、意外な発見がありました。
それは、画質がどんどん変わっていくことなんですね(笑)。

パート1:フィルム制作
     第1話~第4話 原版16mm
         (35mm拡大ポジからスキャン) 4:3
     第5話 原版35mm(ポジスキャン) 4:3
     第6話 原版35mm(ポジスキャン)
          さらに拡大して天地カットの16:9
         (本来はビスタ1.85:1とスコープ2:35:1の間、亜シネスコサイズ)
パート2:デジタルハイビジョン制作 16:9

ひとつのタイトルを冠した作品で(しかも観ていただくと分かりますが、物語的には全部つながっている)、これだけいろんな画質のものが収録されたパッケージはちょっと珍しいのではないでしょうか。いろんな事情が重なってますが、パート1は当時、4話で打ち切りの可能性もあったんで、予算が低めなんですね。物語的にもそこで終わっても良い構成になってます。好評につき5、6話制作決定したとき、予算もアップしたと。ところが第6話だけモノクロの上にワイドスクリーン映画として制作されたので、また画角も画質も変わってしまったという、なんか「出世魚」みたいな作品なんですよ(笑)。
それに加えてパート2はデジタルですから。もうどんどん変わっていく。それは前からそうなんですが、Blu-ray化でやたらと違いがはっきり分かるようになったんです。
ただ、それはそれでまた一種の味になってるんですね。16mmのちょっと粒子っぽく淡さを含めた発色の感じが、いきなり5話のパートに来ると、「こんな鮮明なトップは初めて観るよ!」とコーフンです。前にそこだけ数十回は観ただろう合体ソングのパートも、改めて高画質で感激です。
ということで、予期せぬ余録があったという商品でした。バラ売りも出てるんで一応紹介しますが、これはあくまで「合体劇場版」でして、2作通して観て意味のある作品だと思うんですよね。ということで、ぜひBOXで。


それでこの劇場版はリマスターBOXと同じ原版を使っているわけですが、どうやってフィルムから最高画質にトランスファーするか、おそらく国内でもっとも詳しいであろうと自負している解説書をそのとき作りました。プレミアがついてしまってますが、ご興味ある方はぜひ。あと、スタッフへの取材は確か2005年だったかに、DVDつきムックでがんばってみました。旧商品ですが、紹介しておきます。

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2008年11月20日 (木)

「マクロスF」第4巻には「鳥の人」プレスつき!

まもなく発売になる『マクロスF』の第4巻。ブックレットの構成・原稿をずっと担当してますが、それとは別に特別付録のプレスシートを担当させていただきました!

というのはこれに収録される第10話が、要するに『マクロスゼロ』で描かれた事件を再映画化するという設定のものでして。ちょっとややこしいんですが、マクロスシリーズというのは過去の映像作品も「本当にあった事件を映像化したもの」という不文律っぽいものがあるのですね。

ということと、『マクロスゼロ』の設定年代がちょうどオンエア年の2008年という記念も兼ねてという事情があって、劇中劇「鳥の人-BIRD HUMAN」が設定され、ランカ・リーがそのイメージソング&準主役に抜擢、以後の超時空シンデレラ(笑)になると、そんな節目の巻でもあるわけですが。「付録にはホンモノっぽいプレスシートをつけたい」というオーダーがあったわけです。でまあ、それはそれでホンモノのプレスシートは、えーと何作品か忘れましたが、それなりに経験もあるんで、がんばってホンモノっぽくしました。監督インタビューまでアレしたりして、構成も思いきり凝ってみました。

そしたら、版元さんもデザイナーさんも、別に密な打ち合わせをもったわけでもないのに、それをはるかに上回る悪ノリというか、「うひゃー、こりゃすごい」みたいなものに仕上げてくるんですよね(笑)。校正刷りでひっくり返り、届いたサンプルの紙質とか刷り上がりを見て、また仰天ですよ。

チケットもまたそれらしく出来ていて……。こういうフェイクで疑似体験っぽい仕事は、今川泰宏監督版『鉄人28号』DVD(バラ)解説書を筆頭にいろいろやってきましたが、いやもう最高ですよね。現実感にアナがあいて、アニメ世界と風通しがよくなるような、そんな仕事ができて満足です。

そうそう、それと改めて「マクロスゼロ」をこの仕事のためにBlu-rayで再見したんですが、前にDVDで観たときとまるっきし印象が違ったので、当惑しました。あの物語って、あのHDの画面密度があって成立するもんだなと。微妙なグリーンとかピンク、特に南海の島にある自然や、それが破壊されたときの落差、あるいは血の質感とか、ドッグファイトの密度感、空母類の臨場感とか、なんかけっこう違ったわけです。まとめて観たのも良かったかもしれません。まあ、そういうことで評価や感想って変わるもんだなと。

『マクロスF』最終回にも関わってるので、興味のある方はこの機会にぜひ一気見を。

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2008年11月11日 (火)

「巌窟王」DVD-BOX、発売は12/5!

「青の6号」「アニマトリックス」「ジーニアス・パーティ」で先鋭的な映像を提示する前田真宏監督の代表作。古典小説「モンテ・クリスト伯」を原作に、大胆なスペースオペラ&復讐鬼のピカレスクロマンとして再構築したアニメ作品です。
氷川はDVD-BOXでは前田監督のインタビューを担当しました。ブックレットの全体は前田真宏監督ご自身(と山猫舎)の編集・文で、私自身も初めて見たり読んだりするような初期設定、初期構想の数々に幻惑されるものとなってます。装丁もハードカバーで、ファンとしてはアイテムとしても持っていて損のないものだと思います。
インタビューの方でも、初期構想のあれこれや、どうしてそれを捨てざるを得なかったかなどなど、いろんな興味深いお話が聞けて良かったです。特にこの作品の原点になった「虎よ!虎よ!」の電話線を光として可視できる少女の懐かしいイメージとか、すごく良かったなあ。あの時代のSF小説がもっていた時代を先取りしたイマジネーションを、今こそビジュアライズすべきだというのが、この数年の氷川の自説なわけですが、前田監督はそれをやってくださった方の1人として、ホントに尊敬しております。

本放送時(2004-2005年)、氷川はあらすじや公式Webインタビュー、DVDの解説書などを担当。最初はテクスチャを貼り付け、光と影を意識した大胆な画づくりが話題になりましたが、本質はドラマにあると分かってから個人的にも「ああっ、続きはどうなる?」とハマって観てました。ラスト近くになってくると、シナリオが来ない回とかあったりしたんですよね。あれ? どうやってあらすじ書いたんだ(笑)。
ルルーシュ役として超ブレイクした福山潤さんがアルベールという若者主人公で、サー・カウラーにしてギロロ伍長の中田穣治さんが前の世代の伯爵。この対立と、それを相克しての継承というところがアニメ版のすばらしいところですね。

少し年月が経過して、熟成の味も出ているのではないでしょうか。まとまって観られることにも大きな意味があるように思います。今だから言えますが、私は仕事で少しだけ先まで知ってから完成品を観ていたわけですよね。もう、初見のはずなのに既にして二周目モードなので、毎週がビックリの連続なんですよ(笑)。
基本的に伯爵は麻雀で言えばオープンリーチ、すべての手の内をさらしてアルベールの前にやって来ているんですよね。言葉の多くはダブルミーニングっぽくなっていて、実に深い。先の話を知っていると、「お前は、はたしてわが復讐の言葉の重みを受け止められるか!」みたいな挑戦状に聞こえるんで、すんげーハラハラするわけですよ。未熟なアルベールはもちろんスルーしちゃうわけですが、彼がひとこと「いやだなあ、伯爵。それってこういう意味なんでしょ」とか言い出したら、そこでお話が終わっちゃうんだよな(笑)。そんな滑りっぷりが凄い緊迫するんですよ。
それはけっこう監督サイドでも狙っていたみたいですね。そしてアルベールは、誰でもある時期には経験する「若気の至り」を体現しているんだと、そういうあたりも良かったです。

ほかに伏線的に美味しいとこは、フランツでしょうか。BLともとられかねない、もんのすごいスレスレの発言をしているんですが、うっかりするとつるっと聞き逃しちゃうんですよね。でも、それぐらい自然な言葉だからあとで恐ろしいダメージになって効いてくる。これって、すごいことですよ。それと本放送当時、井上喜久子さん演じるメルセデスがけっこう天然の真犯人というか、自然体で事件の全容の中で「渦の中心核」になってるという説があって、そこも着目して面白いところだったなあ。これも近年、「マクロスF」とか「MSイグルー2」とかで「真っ黒な井上喜久子17歳、おいおい」を知ってると、また味わい深いですね(「巌窟王」では悪役ではないので、念のため)。

そんなこともあって、本放送時にも「これってバラで出すよりも、一気にBOXを出すべきでしょう」などと言っていたのですが。そんな意味でも、ようやく待望のBOXなんですよね。
一回プレイしたら止まらない、ノンストップ状態でいまから観られる方がうらやましいです。終わりまで行ったら、少しして2周目をじっくり楽しんで欲しいです。あちこちにすごい仕掛けがあって、妄想をかきたてられるということでもお買い得でしょう。私も初期構想とか、あんまり説明してない設定とか、新たに得た情報を重ねて「あれ?」みたいな発見が今から楽しみです。

それにしても、amazonのレビューの多さにはビックリです。いつの間にこんな人気作品に(笑)。ファンとしても、関係者の末席にいた者としても、愛着のある作品にリアクションのあることは、とても嬉しいです。


P.S.「虎よ!虎よ!」の文庫って、今は寺田克也さんのカバーイラストになってるんですね。生頼範義さんの方が印象深いなあ……って、あれ?「巌窟王」の仕事のときには、まだそっちだったような。アルフレッド・ベスターのこの小説、ホントにすごくてラストでタイポグラフになるとこは原書でもいつか確認してみたいです。で、他にもすごいところがいろいろ……。「奥歯に加速装置のスイッチがある」とか「怒ると額にイレズミのあとが浮かぶ」とか、その文字が「ノーマッド」だとか……。まあ、そういうわけで必読書のひとつなわけでもあります。

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2008年10月31日 (金)

amazonでアニメフェア30%OFF

amazonをナニゲで見ていたら、アニメフェアで30%OFFセールをしていました。
けっこうここのところ自分が担当した作品も多かったので、順不同でまとめてご紹介。

↓これは、この日記で紹介したとおり。氷川の所蔵テープが商品になった、個人的には思い出深いBOXです。マクロスシリーズの原点ですね。

↓これはブックレットの構成とインタビューの一部を担当。西島克彦監督と山内則康さんの対談、冬馬由美さんと井端珠里さんの対談。音楽パートは腹巻猫さんにお任せしました。パンツアニメの傑作です(笑)。

↓この日記で紹介。劇場版も入っているので、お得です。HD-DVDもついているという、今となってはその点でも貴重?

↓これは日記記事が不明ですが、ブックレットの構成を。秘蔵資料を駆使して、欠番となったガンダムハンマー(トゲを射出する)とか、そんなあたりまで網羅してます。とにかく画質が泣けるほど良いです。

↓パチンコブームで急遽リリースとなったBOXです。あまりに急に決まったので、新規になんかするということはできず、バラ売りの解説の転用中心となってます。『マクロスF』への進化の過程を知る上でも欠かせない作品。

↓現在、第3シリーズまで行ってますが、第1シリーズのみ氷川がブックレットの構成・執筆を担当しました。そこからピックアップされてBOXに転用されてます。

↓これはもう、Webアニメスタイルとかあちこちで話したとおり。お宝画質のBOXです。プラモもすばらしい。ハコがでかいのがちょっと困りますが……。

↓LD-BOXに書いた解説の、エフェクトアニメーターとしての庵野秀明論が再録されています。エフェクトアニメの原理的なことから歴史っぽいことも含めたので、かなり詳しい解説になってると自負してます。DVDとBDのカップリングBOXですが、現時点で出ているBDだと縮刷版になってるので、大きめの解説書を見たい方はこちらで。

↓解説書の構成・文、もりたけし監督と出渕裕監督の対談を収録。けっこう好きなんですよ、この作品。勢いがあって、笑って泣ける。大事なことですよね。

だいぶお手頃感があるので、ご興味のある方はぜひこの機会に……。

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2008年10月26日 (日)

オトナファミ 2008 December

オトナファミ 2008 December
『ICHI』の綾瀬はるかさんが表紙のエンタメマガジン、今号にコラムの執筆をしました。記事は“「掘り出しエンタ」ランキング2008”のアニメに関して。実は1年前にもコラムを書いたんですが、500文字で3本のアニメを紹介というお題。売れたとか良質というよりは自分の印象に残ったものでいい、むしろ「掘り出し」というあたりをという話でした。コラムなので、実際のランキングとちょっと違うそんな観点で。

この手のコラムは凝縮して書くために、だいたい1.5倍から2倍書いて縮めることが多いですね。基本的に言いたがりなので、短くまとめる方が難しいというヤツです。ここに書いてあることだって、そろそろ500文字超えるでしょ(笑)。短く削りすぎるとロジックが追えなくなったり、書き方によっては傲慢っぽくなるので、気を遣います。

という趣旨で、選んだ作品は以下の3つです。いずれも楽しませていただきました。特に『紅KURENAI』はもっと注目されて欲しいなあと。

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2008年10月23日 (木)

HiVi (ハイヴィ) 2008年 11月号

●BDアニメは色で魅せる
 BD「FREEDOM」を100インチで体験

オーディオビジュアル誌の老舗「HiVi(ハイヴィ)」誌からの依頼で、編集部に設置された100インチモニタでCGアニメ「FREEDOM」を鑑賞したレポートです。
BDソフトのアドバンテージは解像度はもちろんですが、アニメの場合「発色」であるというのが最近話していることで、その一環でもあります。すべてが人工であり設計されたものであるアニメなので、色も非常にデリケートな設計がなされています。「デジタル時代だから色は数値化されて正確に伝わるだろう」と思ったら大間違いなんですが。
タイヤの質感まで分かる音響含めて、その圧倒的な再現力には恐れ入りました。

「FREEDOM」という作品自体にも思い入れがあります。バンダイチャンネルでも特集記事を担当しました。内容的にはそちらをご参照ください。完結編のセブン(7話)のみまだ配信されてませんが。

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2008年10月15日 (水)

キャラ ★ メル2008年 11月号

一迅社さんとは初めての仕事になります。
藤島康介さんの活動20周年を祝した「藤島康介作品 制作者が語る人気の秘密(前編)」という特集がありまして、そこに締めくくりに評論がほしいということで、アニメ化作品に絞って分析などを加えています。
「松原秀典・中嶋敦子・樋口義人・郷田努インタビュー」と、編集部で関係者にも綿密な取材をされていて、特集全体でけっこう読み応えがありました。藤島ファン必見と言えるでしょう。

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機甲界ガリアン メモリアルボックス

ここのところ停滞気味でしたが、仕事歴を紹介していきます。

●機甲界ガリアン メモリアルボックス ANNIVERSARY EDITION【初回限定生産】

解説書の構成・執筆を担当しました。
ロボットを太古の文明の発掘品と位置づけ、甲冑を模したファンタジー色の強いアニメですが、その根はSFとしての視座があるというとこが魅力的な高橋良輔監督作品です。基本的に廉価版ということで入門者向けに情報をコンパクトにまとめるという方針です。新規取材はありませんが、全話のガイドをつけました。
OVAとして制作された「鉄の紋章」は、後に出渕裕氏の「ルーンマスカー」(近々リスタートする/最新号の月刊 COMIC (コミック) リュウ 2008年 11月号 [雑誌] にイントロ部の付録がついてる)の原点ともなった作品で、アニメアールの作画ともども今見ても一種の圧力のようなものが感じられて、見応えがあります。
旧BOXの作品解説は、以下のリンクに再掲しています。

機甲界ガリアン(解説)

あと、嬉しいことにこの機会に長年幻とされてきたサントラ盤が復刻されることになりました。これはちょうどLPとCDの端境期に出たもので、私自身も買うチャンスがあったんですが、LPを持っていたので見送ったら、その後ずっと出なくなったものです。恐ろしいプレミアがついたりして。 音楽は「ウルトラセブン」などでおなじみ冬木透。こちらも楽しみです。

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2008年9月11日 (木)

TIME誌に載りました

TIME誌Vol.172(2008/09/02発売号)に先日「ジブリ・レイアウト展」で取材を受けた記事が掲載されました。 英文で、アジア版のみの掲載のようです。
ネットでの単品の買い方は不明でした。一応、840円と日本円も印刷されているので、洋書店だと手に入るかと思います。少し時間が経ってしまったので、図書館が一番早いかもしれませんね。
なかなか名前が掲載されることもない媒体なので、感慨がありました。

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2008年8月30日 (土)

夏休み最後の日は、カブトボーグ!

●夏の終わりの爆笑アニメ

大人のためのカブトボーグSP
http://www.animax.co.jp/feature/index.php?program=NN10000355

最近の仕事の中では、かなり燃えた仕事(笑)。いよいよオンエアです。
8/31、アニマックスの入る方はぜひご覧になってください。
あの伝説の?ネタアニメ、選りすぐりの4本が脳天直撃です!
「アニメ評論家」が作品解説するという、もうそれそのものがネタ!
声優さんを集めて新録パートまであるという、そんなに凝るのもネタ!
もちろん4本目は「夏休みの宿題をカブトボーグで解決する!」というエピソード(笑)。それもネタ。
夜9時という深い放送時間もネタ。
宿題終わらないときにこれかよ!と。
いやー、いいわ。シビれます。

『人造昆虫カブトボーグ VxV』のすさまじさはGoogleで「カブトボーグ」検索すればあちこちで語られてますが、一見するとキッズアニメに見えて、これがもう信じられないほどすごいアニメなわけです。いわゆる「お約束」を逆手にとって、驚きの展開に充満したネタのオンパレード。
「第1話から最終回」という触れ込みはダテではありません。いやホントにそうなんだもん(笑)。わけのわからない必殺技。意外な敵の首領の正体。なんでも知ってる不思議な驚き&解説お兄さん。
しかし、お客さんをバカにしてるかというと、そうでもなかったり。笑えるし楽しいし、時にきちんと燃えられて、しかるにあちこちに謎がいっぱい(笑)という、本当に不思議な魅力にあふれたアニメなのです。
ぼーっと観てると面白いところをついスルーしそうだから、「オレは試されてるのか?」という気にもなってしまいましたよ(笑)。
1人でも多くの人に、このワン&オンリーのアニメを楽しんでいただきたいです。

<放送エピソード>
第16話「美しき!リゾート・デンジャラス・サンセット」
第23話「筋肉少年隊!スイート・マスキュラー・ペイン」
第30話「吼えろ!アフリカ・サバンナ・キリマンジャロ」
第48話「熱暴走!エンド・オブ・サマー・バケーション」

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2008年8月11日 (月)

トルネードトーク・押井守

押井守監督、最新作を語る
『スカイ・クロラ』と『攻殻機動隊2.0』の2作品から見える次の一手(後)
聞き手:氷川竜介

前編
後編

ということで、バンダイビジュアルのWebマガジン「トルネードベース」に掲載された取材記事です。公開中の新作『スカイ・クロラ』に合わせ、ジャパンプレミアム試写会で多忙中の押井守監督に直撃してきました。

しかし、目的は作品論ではありません。
詳しくはインタビュー中からもリンクが張ってありますが、押井守監督がつい最近、ゲーム「メタルギアソリッド4」のプレスシートで発言された内容……つまり3Dキャラによるアニメーションを今後どうしていくのか、そこを掘り下げようというものです。
非常に短時間の取材ではあり、また時期的に明確な情報はまだですが、ある種の思想的なものは浮き彫りにできたかと思います。要は押井監督がやるからには、ただの3Dになるわけがないということで、そこを確かめられただけでも収穫だったと思います。
今後の映像がどうなっていくのか、その未来にご興味のある方は、ぜひご参照ください。

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2008年7月25日 (金)

日本アニメの今

 フランスニュースダイジェスト編集部からの依頼で、「日本アニメの今」という文章を書かせていただきました。ジャパンエキスポに絡んでの記事ということで、概況中の概況に絞りこんでいます。それと、短い文章ではありましたが、客観的な事実とともに、ある種の「願い」を織り込むようにしました。それは「日本のアニメが世界で大人気だそうですね!」という話をされて、いつも密やかに感じる違和感、ギャップの解消への想いでもあります。

 フランス語に翻訳されることを前提の構文にするよう気をつけましたが、翻訳者には旧知でもあるイラン・グェンさんという素晴らしい方に恵まれ、編集者氏によれば翻訳も素晴らしい出来だそうです(ダイレクトには分からないのが恐縮です)。本当にありがたいことだと思っております。

 フランスは、前職でニースへ国際会議に2度行っただけですが、現在アニマックスの「Aニュース」でもフランスのジリ・ヴァンソンさんと共演させていただいていることもあり、なんだか非常に関心が高まってるとこです。また何かご縁があれば良いですね。
原文
http://www.newsdigest.fr/newsfr/content/view/1551/38/
フランス語訳文
http://www.japandigest.fr/japandigest/content/view/1/11/

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2008年7月23日 (水)

「進化R25」で「未来少年コナン」

 リクルートの情報マガジン「進化R25」(フリー)で取材を受け、『未来少年コナン』(宮崎駿監督の事実上の監督デビュー作品にして、唯一の全話監督TVシリーズ)についてコメントしました。数行の記事ですが、フリーなので見かけたら、ぜひ。

 『コナン』は放送直前、日本アニメにうかがって宮崎駿監督に取材をしてお話をいただきました。雑誌「ランデヴー」(みのり書房)に掲載されてますが、アニメ系雑誌で活字になったものとしては最初期ではないかと思います。
 その時に宮崎さんからは「滅亡した未来でチャールトン・ヘストンみたいな屈強な大人が何とかして生きていくような映画もありますが、それは僕はウソだと思ってます。むしろ滅亡した未来を新しい自然と受け入れて、たくましく生きていく子どもを描きたい」という意味の話を聞かせていただきました。そこの部分が記事にも使われています。
 最新作『崖の上のポニョ』でも後半に水没都市が出てきますが、『コナン』は全世界水没みたいな話です(笑)。それに抗う大人と受け入れる子どもに対立軸があって、大人の方が変わっていくみたいなとこがあるわけですが、ということを念頭に置くと『ポニョ』でも本質はそんなに変わっていないんですね。

 その後、キングレコードで仕事を始めるきっかけにもなった作品でもあります。音楽集はそのときのテープを完全収録してCDで再リリースされてます(腹巻猫さんと共同構成)。DVDの方も廉価版が出ました。

 

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2008年7月14日 (月)

大スクリーンの『攻殻機動隊2.0』は必見!

『スカイ・クロラ』の公開に合わせて緊急で決まった押井守監督のリニューアル作です。劇場用パンフレットに寄稿しました。この13年間のアニメ制作における環境変化と今回のリニューアルの意味のようなことを書いてます。
具体的にどう変わったかは、以下のサイトなどをご参照ください。

http://eiga.com/buzz/20080609/2

それで初号試写も拝見したんですが、新宿まで出かけて拝見しました。
ミラノ2(500人クラス)から急遽、2日目にしてミラノ1(1000人クラス)にパワーアップした上映。何の映画と差し変わったかと言えば、同じタツノコの血が入った『スピード・レーサー』。しかもその監督は押井版『攻殻機動隊』にインスパイアされて『マトリックス』を撮ったウォシャウスキー兄弟というんですから、濃い因縁です。
(ちなみに『スピード・レーサー』はメチャ気に入りましたが、興業が厳しいのは何となく分かるという点でも微妙な気分)。

パンフ用の確認映像、初号試写も見てきたわけですから、正直言って追加確認程度の気分だったんですが、驚くべきことに映画の印象がぜんぜん違いました。劇場を7割方埋める観客(しかも若い)も良かったけど、あのハコにして思い知った映画のパワーというものが確実にありました。
上映の状態としては、映写距離のせいでむしろ暗めになってるんですが、それが良かったと思います。圧倒的にでっかくなったスクリーンで、ほの暗い映像を見つめる心情は、今はなき品川アイマックスの『イノセンス』のとき、生きながらにして幽冥境をさまよう経験をしたときの再現のようでもあり。
効果音、音楽とパワーアップしていることはもちろん、映像の色味と手触りを『イノセンス』寄りにしているせいで、連作としての意味性(あちこち対になってるとことか)もじんわりと染み出てきて、とにかく良かったです。
これまで気になって気になって気になって仕方がなかった(笑)3Dの混入も「あれ?」と拍子抜けするほど違和感なしでした。暗めになって、ディテール減ったせいか、それとも慣れたのか……。

これはやはり映画館で観ておくフィルムです。いま大スクリーンで観て、この光、この音、この空気感を体験しておいた方がいい映画です。こんなに感想が変わるとは思いませんでした。

それにしても、13年前にこの差し変わっていない部分の大半を手で描いてしまった人たち、やっぱすごすぎですよ。それも良かった。ちょっとしたメカ(多脚戦車)の挙動とかエレベーターの開閉とか、どんなにCGっぽく見えても手描きですからね。そういった、もう二度とは帰らない一種の頂点を確かめるという思いもありました。
そして、最後にその寂寞の念を断ち切るかのような、あのラストシーンのめくるめく3D都市の全景、その圧倒的な空間ボリューム。そこに見え隠れする官能は、間違いなく押井監督の次回作への意欲そのものだと思いました。

これと「スカイ・クロラ」、「ポニョ」をほぼ同時に体感できるなんて、今年の夏はすごいなと思ってるところです。

P.S.先日の押井守BOXの件ですが、「P1」「P2」「攻殻」のDVDマスターは旧版というか、最初のDVDのものでした。BDと共通のものかもしれないと、惑わすような発言があったことをお詫びします。その分、「P1」「P2」には5.1chの他に2.0chのオリジナル音声が入ってますし、「攻殻」には特別番組が収録されてるので、ご容赦を(要するに一長一短なので……)。

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2008年7月 8日 (火)

出渕裕画業30周年記念画集

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amazonで品切れの時期があって紹介をためらってましたが、今夜は復活してるのでご紹介です。ようやく出ました。編集の中島紳介さん入魂の30周年記念画集です。

ココログの写真貼り付けがイマイチうまく行かないのですが(苦笑)。

・箱、でかいです。たぶんB4サイズ。そして重い。

・中を開けると、直筆サインがお出迎え。そしてインタビューDVD(池田憲章さんによる)。さらに、「ルーンマスカー」復活を知らせる小冊子が!

・画集は2冊組みです。片方はイラスト集、もう片方はデザイン仕事がメインになっています。ただし、完全にどっちがどっちと分離しているわけではありません。デザイン集は、かなり珍しいものも含まれてます。私も知らないものが多かった。

・画集に添えた言葉は富野由悠季監督のもの。なかなかすごいです(笑)。

・氷川は書き下ろし総論を担当。あと「トライダーG7」のときのインタビュー、そして目玉は「ラーゼフォン」のときの押井守監督・出渕裕監督の再録! と、テキスト提供をしました。編集で名前出てますが、特に何もしてないです。

そういうわけで、限定品なのでこれを逃さないよう、お早めに。ふたたび品切れになっていたら恐縮です。

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2008年6月25日 (水)

激安!「押井 守 INTRODUCTION-BOX」

【5作品収録】
■「ダロス」
■「迷宮物件 FILE 538」
■「機動警察パトレイバー 劇場版」
■「機動警察パトレイバー2 the Movie」
■「GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊」

 サンプルが届いたらレビューしようかと思ってるうちに、どうやら発売になってしまったようです。ともかく安いです。amazonなら「価格:¥ 9,671」(2008/06/25現在)なので、1万円でおつりが来ます。「スカイ・クロラ」のための予習なら、良いのではないでしょうか。「攻殻2.0」も間近なので、比較も容易。
 なぜサンプルを待ったかと言えば、おそらくパト1、パト2、攻殻の3本は昨年のHDリマスター時のもののDVDなはずで、それを確かめたかったからです。スペックからしてまず間違いないですが、ともかく前のDVDとはケタ違いに画質が良くなってます。BDの時代ではありますが、DVDはDVDなりにけっこう使い道があるというか。そういう意味で、いまさっくりとPCなどで見るのにも最適と言えるでしょう。

 肝心な小生の仕事ですが、解説書では「そもそもレイアウトとは何なのか」ということを書きました。エントリー編の内容に適合させるためもあったんですが、なんかその辺の解説書を手にとって見たんですけど、「レイアウトとはこの段階で描かれるこういうもの」みたいなことしか書いてない。映画的にどうして重要だと思われ始めたのか、なぜアニメで重要なのかというとこが論理的にスカスカなんですよ。「これはレイアウトだからレイアウトなのだ」みたいなことだったりで。第一、絵コンテとレイアウトの役割の違いさえ、きちんと説明されてないですからね。
 という問題意識の上で、非常に限られたスペースだったのでちと駆け足でしたが、それなりにまとめてみました。
 もうひとつの仕事は特典ディスク収録の予告編に、ボイスオーバーでつける解説の元ネタを担当しました。元ネタというのは、ナレ原は最終的に音響回りのスタッフが調整しているからです。たぶん、担当は榊原良子さんのはず。まだ「攻殻2.0」で人形使いをやると聞いてない段階で仕事しました。スケジュールの都合で立ち会えなかったのは残念。

 ちなみに「ダロス」は発売当初ちと評価低かったんですが、10年くらい前にまとめて見たら、「あ、なんだ。そういうことですか」的に非常に良く分かって面白かった。ということもあるので、今の時代に一気見するには良いBOXではないでしょうか。
 なお、今週金曜日の「アニメ文化通信」でも押井守監督について語ってます。

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2008年6月17日 (火)

DVD紹介記事(ヤマト、マクロス)

Webアニメスタイルからの依頼で、以下の2件の紹介記事を書きました。このブログをベースにしていいということだったので、内容的に少しかぶってますが、書き足りなかったことも大幅加筆しています。

●「鮮烈なる色味のショック!
 オリジナルカラーの再現性が、感興を新たなものに」

(宇宙戦艦ヤマト TV DVD-BOX[初回限定生産])
http://style.fm/as/06_review/dvdnavi23.shtml

●「時代の証拠たる貴重な映像の数々と板野サーカスの正確な再現!
 四半世紀前の空気がここに!」

(超時空要塞マクロス メモリアルボックス[期間限定生産])
http://style.fm/as/06_review/dvdnavi24.shtml

この記事に関しては珍しくリアクションがあり、「買いたくなった」というご意見がいただけたのは嬉しかったです。一部ネットショップでは値下がりも始まっているようですが、どちらも非常に得心のいく映像なので、もし入手しやすいものを見かけたらぜひに。

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2008年5月30日 (金)

【アニメ文化通信】田中公平先生出演

間際の話題で、すいません。金曜日(今日)に本放送、土~月に再放送があります。

Personality:長谷川のび太・坂祥美・氷川竜介

<ニュースリリース(インターネットでの聞き方)>
http://www.agqr.jp/modules/news/article.php?storyid=708
<番組表>
http://www.agqr.jp/modules/tinyd0/rewrite/tc_14.html

今回、後半「アニメの匠」のゲストが田中公平先生ということで、氷川の「アニメ文化批評」のコーナーも「アニメ音楽の歴史」というお題にさせていただきました。まともに話すと2~3時間かかるので、非常にざっくりとしたものですが、興味のある方はぜひ。
田中公平先生は、『絶対無敵ライジンオー』のころからお世話になり、『ガドガード』や『オーバーマン キングゲイナー』、『劇場版トップをねらえ!』では取材もさせていただき、収録もブースの方から聞かせていただきました。
番組は音楽に興味を抱いたころからの激烈な人生のことなど、興味深い話題満載ですが、本命はこれ。

田中公平先生、歌手としてアルバム発売!

ということで、そのプロモーションを兼ねての出演。
一部、番組中で聞かせていただきましたが、話すときと声質も違っていて、非常に素晴らしい。同時にコンサートも開催されるということです。コンサートの方では、歌のみならず「アニメコーナー」のようなものも予定されているということで、みなさんぜひに。

<情報>

●ココロネsong 1st

 1st CDアルバム
 7/4発売予定・全10曲収録
 ・ここから試聴できます

●田中公平ライブ
 7/21(月) 開催 [第1回 15:00~, 第2回 19:00~]
  会場: STB139(東京都港区六本木)
http://tanakakouhei.com/

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2008年5月 8日 (木)

ヱヴァンゲリヲン新劇場版 : 序 全記録全集

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というわけで、一足先にサンプルが届きました(一般販売は15日)。
全備重量4.5kgの豪華本(コンテ2冊含み)。

・DVDは厚み対比のために置いたものです(添付しません)
・小口(本の断裁面)はなんと初号機のグリーンカラーに塗装。凝ってます。
・怪獣マニアなので、第6の使徒の全形態が載ってるレベルにまず満足。

インタビューパートはすでにさんざん見たのでアレですが(笑)、轟木編集長が執念で集め、構成した資料パートがすごいです。一応、私のとこにも仕事柄、ムックなどで掲載されていない全資料とかあったんですが、その数倍の点数があります。今までまるで見たことない資料、特に現場レベルで決め込んでいったレイアウト修正や背景原図、監督の指示出しメモなどのアイテムをこれだけ拾いあげた資料集は前代未聞だと思います。
これは確かに「現場だからあった」という側面もあるんですが、「全カット袋を点検して使えるものを集めた」というのが正解で、そのセレクションの妙にも感心します。
CGによる生産物に対しても、設定として使えるものを改めて出力してるし。立体系の人には必携の資料ですね。
たとえば零号機の凍結などは模型誌などでは「資料がないのでイメージで作りました」なんて作例があったんですが、もう「序」に対して今後はそういうことはないですよ。ちゃんと手錠のみのアップとか込みで本田雄師匠のレイアウトが線画で載ってますからね。
あと、完成画面では真っ黒に潰してる上に一瞬しか写らないもののディテールが分かる資料が多いのも嬉しい。水中での初号機G型装備換装シーンなんて、EVAの目の部分にゴーグルがはまり、マスクがとれかけてて、その中に包帯した頭部が見えてるとか、庵野総監督のレイアウトを見てびっくりですよ。誰かこれをもとに立体化してくださいみたいな、そういうネタには当面困らないんじゃないでしょうか。
個人的には高倉さんがディテールアップしたケイジなど一連の原図に感動してました。

某資料集のプロジェクトで、アニメーター用に回った作画資料のみを「設定」として掲載して、それで良しとしていたのに対する「なんだかなあ」感を埋め合わせてくれました。すごいすごい。なんかアニメファン的に嬉しいという感じ。
今後はアニメつくるたびに、こういう資料集を作って欲しいものですが……。

……で、実はコレにもフィルムがついてるんですよね。こっちも大人買いする人とか出てくるのかなあ。

そして、私の全記録全集に入っていたフィルムとは!

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やられた!

いやもう、まさに全記録全集にふさわしい!増田朋子さん(2Dデジタルワークス)入魂の作品。大当たりですよ!

(もらったロゴかもしれませんが……。2Dには置き換えてるはずなので)。



なお、amazonでは現在、品切れになってるようです。流通の関係で、復活後は「書籍」扱いという話も聞きますが、どうも定かではありません。申し訳ないですが、発注の際はよくご確認をお願いします。

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2008年4月28日 (月)

とっておき Aニュース

http://www.animax.co.jp/feature/index.php?program=NN10000668
http://journal.mycom.co.jp/news/2008/04/28/001/index.html

5月からこの新番組に毎週レギュラー出演します。エンタメ情報をお届けするアニマックスのニュース番組です。

<キャスター>
秋山奈々
ジリ・ヴァンソン
<ニュース解説>
氷川竜介

こういうメンバーです。

●秋山奈々さん
http://www.abp-inc.co.jp/model/nana_akiyama/index.html
http://blog.jvcmusic.co.jp/blog/akiyama-nana/
「仮面ライダー響鬼」の天美あきら役の方です。

●ジリ・ヴァンソンさん
http://www.van-son.net/diary/
「のだめカンタービレ」などに出演。「アニメ好きがこうじて日本に住み着いた」という自己紹介ですが、ホントによく見てます。私以上です(笑)。

というキャスターに囲まれて、解説者(コメンテイター)をやります。
1話と2話には、プレミア試写会時の『隠し砦の三悪人』の樋口監督取材も流れます。アニメだけに特化せずにいろいろと間口を広く、時に国際的な視点もという「ニュース番組」なので、これはこれで面白い試みだと思います。ということで、アニマックスの入る方はぜひ。第1回目は、5月8日(木)夜10:30からオンエア(リピートあり)で。詳しくは情報欄からご確認ください。

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2008年4月25日 (金)

EVA特典フィルム

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』DVDが発売になりました。このブログから発注いただいた方々、ありがとうございました。そろそろみなさんのお手元にも届くころでしょう。

関係者とは言えども絵柄の選択は不可! ということで、私のは「陽電子砲を構える初号機」でした。初号機の上半身がやや切れてますが、いやいやここの見せ所は放電の最終段が三相交流の三倍で九本に設定されてるところ(取材証言による)なので、これでアタリなのです(笑)。

トリビアですが、フィルム脇のうねうねした2本の線が2.0ch(ドルビーSR)のアナログサウンドトラック、送り穴と送り穴の間に見えるQRコードみたいな模様が、デジタルにエンコードされた6.1chサラウンドのサウンドトラックです。その辺もナマっぽくて良い感じです。

このフィルムフォルダは特許だということですね。

みなさんはどんな絵柄だったでしょうか。どうかお楽しみください。

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2008年4月10日 (木)

ヱヴァンゲリヲン新劇場版 : 序 全記録全集

 アマゾンでは「PCソフト」のところで受付が始まっています。
 ということで、実は先週末に氷川の作業は終わっています。正式な発売日などのアナウンスは公式ブログ公式HP等、そちらをご参照ください。

 問題の総文字数です。昨年秋のパンフレットが2万2千文字(400字原稿用紙55枚)ということで話題にしました。そのときの取材内容を母体にしつつも、「完全版」に迫るべく庵野秀明総監督含め、メインスタッフの大半にお話をうかがった結果の今回のインタビューの総量は、なんと30万文字を超えたと思います。原稿用紙換算で750枚、文庫本換算で600ページを超えているはずです。ちょっとアバウトな書き方になっているのは、脚注などの文字量を含んでいないからでして。それを入れると、もっとすごい数字になるはずですが、とても怖くてカウントできません(苦笑)。
 作業途中で概算を出したときには、よくこんな話をしてました。

 「原稿用紙600枚以上。この数字には聞き覚えがあります。福井晴敏さんの半生をインタビューしたとき、乱歩賞応募作『川の深さは』が550枚と聞いたので、あれより分厚いわけですよ。ははは(乾いた笑い)」

 この本は出版社の企画ではなく、制作スタジオ自らが記録に残すという独自企画で、それは書名に現れているわけですが、内容もそれに応じたものになっていったということですね。で、監督助手にしてカラーの編集長・轟木さんの「これは面白い、もっと読みたい」というお言葉に甘えて、とにかく自分が面白い、意味があると思ったことはほとんど入れると。基本的にどんな取材仕事でも「ああ、これはカットしなきゃいけないのか」という部分を残すものですが、この本に限ってはそういう手加減した部分はほとんどないです。その結果、以前アナウンスされた総ページ数よりはるかに多くなっているはずです。
 単に多いというだけでなくて、校正時に読み返していたら、驚き・納得・笑い・涙などなど、さまざまな感情がこみあげてきて、何ともいえない気分になりました。「ああ、俺はアニメが好きなんだ、好きでアニメをつくってる人も好きなんだ」みたいな、ちょっと純な気持ちというか。結局、この映画は「エヴァだからすごい」わけじゃなくて、「すごい人たちがすごく努力したから、さらにすごい作品ができた」ということなんですよね。私にしても別にエヴァだからって付き合ってたわけじゃないですからね。すごいアニメが誕生する瞬間だから立ち会いたかったということで。
 そういうわけで「読み応え」という言葉もスケール的になんだか似つかわしくないような、モンスター級の本になっています。「アニメが好き」とか「アニメをつくるって何だろう」とか、一瞬でも考えたことのある方、特に若い方にはなんとしてでも読んでいただきたいなと。
 さらに次の『破』でまた新たな、さらに高いハードルに向かおうとしている「心意気」に関しても強く焼きついてますので、アニメによらず、何かしら「ものづくり」をしてる人には、心の栄養剤にもなるのではないでしょうか。

 それで、これと平行してDVD用ブックレットの仕事もさせていただきました。映像特典の解説が主ですが、この特典がまた壮絶な内容なんですよね。

 ・Rebuild of EVANGELION:1.01

 いわゆる「メイキング映像」なんですが、人間はいっさい映ってません。また、「言葉の説明」もいっさいありません。でも、メイキングなんです。観てるだけでも、本気で感動します。「ああ、これがこうなってああなるのか。だからか」みたいな納得感満載です。
 それで、どうしても言葉の補足が必要な場合、パンフないし全記録全集の取材を読んでいただければ、「あっ、これがそのプロセス映像だったのか」と腑に落ちる仕掛けです。取材とこの映像は特に連動はとっていないんですが、当事者の私が驚くようなシンクロ率です。最初に見たときは震えが来ました。編集やマルチ画面で見せる技術もすばらしいです。

・Explanation of EVANGELION:1.01

 これは公式ブログに書いてのとおりの内容で、映画内で初めて登場してくる場所、人名、役職、兵器型式などの字幕を全尺にわたってつけたものなんですが。完成したのを見ると、これがまた何とも言えない感興がわいてくるという。「え?そういうこと」みたいな驚きもけっこうあるはずですし、一部ツッコミたくなるような、笑いを誘うようなものもあります。あんまり詳しく言うとつまらなくなるので、お楽しみにということで。
 この映像についても、「全記録全集」と連動していると言えば言えると思います。自分で照合したわけじゃないですが、テロップでメカやアイテムの名前を確認して、本のほうで「どんな形状してるのかな」と探せば、ほとんど分かるはずです。設定パートは、最初の構成時に少し意見出しただけで取材パートに注力してたので、自分でも楽しみです。

 というわけで、今回参加して思ったことです。
 映画は映画館で非常に楽しかったわけですが、パッケージになったときには、「まだまだここまで楽しめる」ということなんですよね。それは「エヴァ」で重要なキーワード「サービス精神」の発露だと思うんです。究極のアフターサービス、アフターケアだと思います。
 それは今回の「新劇場版」が自主製作、自社スタジオ、自社配給などなど、すべて「アニメをつくる側でやる」ということに連動してるし、一環してるという風にとらえています。逆に言えば、これまでなぜここまでのレベルのサービスなり商品なりができてなかったかと、そういうこともちょっと考えさせられました。
 そういうわけで、参加させていただいて、(正直、壮絶なパワーが必要でしたが)楽しくも、ありがたい仕事でした。ぜひみなさんも、お楽しみいただければと。

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2008年4月 8日 (火)

超重神グラヴィオンDVD-BOX

「ツヴァイ」まで含めたGONZOのロボットアニメ全25話がBOXになりました。バラのときにも最終2巻で大張正己監督の取材のみお手伝いしましたが、今回も32Pブックレット中で「監督:大張 正己 ・ シリーズ構成:志茂 文彦」という対談を担当しました。
『ダンガイオー』『ダンクーガ』などロボットアニメで知られる大張正己氏ですが、意外にも監督はこれが初。大河原邦男デザインの王道ロボを縦横に動かす会心の作です。キャラクターデザイン『ウィッチブレイド』『ドラゴノーツ』の、うのまこと。声優もいま人気の福山潤さんに加え、鈴村健一さん、緑川光さん、速水奨さんら豪華です。
NHK-BSの「アニメギガ」にも少し協力させていただいてるんですが、福山潤さんの回はぜひグラヴィオンも話題にと推挙した覚えがあります。この作品、てんこ盛りの割には絶妙なバランスなところがあって好きなんですよね。

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月刊(アスキー5月号ガンダム特集

特集「ガンダムという巨大ビジネス」に寄稿しました。

●タイトル
29年経っても“食い尽くせない”巨大なUGC集合体としてのガンダム
(ルビ:ユーザー・ジェネレイテッド・コンテンツ)

発刊してから少し時間が経ってしまいましたが、おかげさまでこの特集号は好評だったそうです。記事題名は編集部でつけたものです。要するにガンダムのコンテンツはフィルムそのものは実はスカスカの部分があって、それをユーザーおよびブリッジするマスコミが補完することによって参画の意識を醸成し、市場そのものも本来の身の丈以上にしたし、ある意味本来のコンテンツ以上のものに育てたという趣意です。
「ガンダムみたいなコンテンツを」と言う話はよく出るんですが、だったら当時のユーザー、あるいはアニメマスコミ状況ごと開発しなければ同じことは至難でしょう、という話です。でもまったく同じことをする必要はないんですよね。ヒントにすればいいわけで。そこに知恵の出しがいがあるわけで、そこに仕事が生まれるのだと思うわけなんですが。
特集全体の予備取材では何かいろいろ話したようで、そこの中でもこのポイントが際だっていたらしくて依頼を受けたものです。他の雑談だか情報提供だかも少しお役に立っているようです。自分では何話したか忘れましたが(笑)。
なお、同誌では次号から「ロボットアニメ」に関する短期連載が始まる予定です。

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2008年3月29日 (土)

R3 1/100 ウォーカーギャリア

●R3 1/100 ウォーカーギャリア(戦闘メカ ザブングル)
 バンダイのプラモデル用解説書を担当させていただきました。
 4月12日の発売予定です。
 2002~2003年ぐらいではないかと思いますが、前に一連のプラモデル解説書を担当してから、ひさびさにお声かけがあって嬉しかったです。あさのまさひこさんのご指名らしく、感謝です。
 前のプラモのインストは無記名原稿で、作品解説とシチュエーションの説明みたいな感じでしたが、今回はメカ、キャラ解説に加えて署名原稿でと言われて、少し驚きながらも書くべきことを書いたという感じです。やっぱりプラモを作っておしまい、ではなく、プラモを通じて作品にも再び一種の精神的な「回路」を接続して欲しいなあと思うわけで。あさのさんサイドで予定されていたという題名が後でハマったら、何かそれ見て書いたような原稿になってたので、ゲラを読んで思わず笑いました(ゲラを読んでゲラゲラ笑うというのは筒井康隆の「乱丁文学大事典」だね)。まあ、呼吸が合ってたということで、ありがたいことです。
 1/100ギャリアは2号メカのハシリですが、年々新しい作品がラインとして目白押しだった時代の宿命というかで、当時、出ないまま次の作品(ダンバイン)に行っちゃったんですね。そのリベンジってことがあるようで、以下のブログにその熱い経緯が記されています。実を言うと、割と軽い気持ちで引き受けた後でブログの存在に気がついて、改めて気合いを入れなおした次第です。
http://bandai-hobby.net/hobbyblog/gallia/

 これも無記名なのであまり知られてないかもしれませんが、『戦闘メカ ザブングル』はオンエア中の音楽集アルバムの構成、タイトリングを担当させていただきまして、まあそういう点でも格別の思い入れはあります。ズバリ「ウォーカーギャリア」と名づけた曲もあったんじゃないかなあ。また四半世紀以上が過ぎて、関わることができてありがたいです。
 ひさびさに見返してみて、作品も非常に面白かったです。こういう勢いのある作品が、模型という形でその当時の情熱を何十年も伝えているということ、それ自体が奇跡的にも感じます。その熱気は、また必要とされているということなんでしょうね。

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2008年3月21日 (金)

天元突破グレンラガン [最終発掘完了編]

●天元突破グレンラガン [基礎工事編]
●天元突破グレンラガン [最終発掘完了編] FINAL DRILL


 アンダーセル大塚ギチ氏のくり出す熱血パンチというか、作品が熱ければムックも熱いぜ、この値段でこの厚い本! みたいな後編が届きました。ってんで、前編後編合わせてご紹介。いやまあ、前編があると知らずに買った方とかいらっしゃるようなので。
 小生は「基礎工事編」では巻頭言っぽいものを、あと両方とも何話分か作品解説を書かせていただきました。最終回は全レビュアーの総登場という構成が良かったです。
 巻頭言については、もうそのとき感じたありのままを。普通の文章の書き方を捨ててます。あと肩書きも捨てた。そういうこともあるわけです。まず形から入るのも大事ですが、それがすべてではないってことです。
 あとは同業者としてこの本に思うことは「無茶するなー」ということでして、2000円行っていないのに、このカラーページ数、この図版数、この取材数、この文字数と、いやあの世の中にはコスト計算ってのが一応ありましてね……という気持ちが、お題が『グレンラガン』なんで妙に浮いてくるという、そういう不思議な本です(笑)。
 それにしても、この『グレンラガン』という作品、俺が面白いと思うのはそりゃ当たり前だけど、あとは世間ときちんとリンクしてヒットするかというあたり、まるで読めませんでした。ですが、見事に売れてほっとするやら何やらで。しかも、こういう副読本もあって、まだまだ楽しめそうです。

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2008年3月17日 (月)

『BSアニメ夜話』は今週です

氷川は水、木の「アニメマエストロコーナー」に出演します。火曜日は「今日からマ王」です。

※追記注:深夜のため、ここで言う「火曜日=月曜の深夜」です。

非常に思い入れの深い2作品でした。どちらも収録時には「トーク側に来たかったんじゃないの」と、出演者の方(別々)から図星を指されました(笑)。

3月19日(水) 午前0:00~0:55(18日深夜)
第2夜『トップをねらえ!』

【出演】岡田斗司夫,田中公平,佐藤大,アメリカザリガニ,氷川竜介

3月20日(木) 午前0:00~0:55(19日深夜)
第3夜『伝説巨神イデオン』

~新潟市民芸術文化会館で録画~
【出演】岡田斗司夫,福井晴敏,麻上洋子,湖川友謙,松崎健一,氷川竜介

●番組ホームページ
http://www.nhk.or.jp/animeyawa/

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2008年3月12日 (水)

3/14「おもいッきりイイテレビ」出演

14日の金曜日に「おもいッきりイイテレビ」の「今日は何の日」コーナーにVTR出演します。収録は先週済んでます。たぶん、ほんの一瞬だと思いますが、見られる方、よろしくお願いします。

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2008年3月 6日 (木)

「『アニメック』を生んだ時代」後編

http://www.dot-anime.com/tb/animec_sp/latter.html

 トルネードベースの座談会企画「『アニメック』を生んだ時代」の後編が掲載されました。小牧雅伸さん(当時の編集長)、出渕裕さん(デザイナー、監督)との座談会です。っていうか、このメンツだと『宇宙戦艦ヤマト』ファンクラブの同窓会なんですよね。

 構成は藤津亮太氏。まあ飲み屋話ではあるのですが、思い出話に終始しないよう、あくまでも「いまから未来へどうするか」という視点は気をつけたつもりです。

 30周年の一環ではあるんですが、結局、別に評論家という仕事があるからその職に就いたわけじゃなくて、「アニメの仕事」でやり足りていない部分がまだまだあって、それをやる適切な手段として文章書きがあるのではないかと、そういう関係にあるわけです。そのための分類が、いま落とし込むのだとしたら、たまたま評論と呼ばれるのかもしれないなという程度の意識です。それは往事の話を思い出してて、もともとそうだったということを改めて確認しました。

 「アニメック」という雑誌には、実はそんなに参加していないんですが、あれが評論誌と言われがちなのに、誌面を見ると案外、真っ正面からの評論というのは意外に少なめに思いました(主観だから違ってたらすいません)。結局、キャプションとかリードとかに編集子の主観がガンガン入っていたから、そういう印象を残したのだろうかと、そんな話も象徴的でした。

 そこら辺とも自分の「いまやってること」と意識と価値観はずっと底でつながっているわけですし、それはちょっと嬉しかったなあ。まあ、そういう部分はこの年になったからには、死ぬまで同じだろうと思います。それはもう、Way of Lifeなのですから。

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2008年3月 4日 (火)

今 敏監督展覧会と「パーフェクトブルー」

 数日間ぶっ倒れてて(レトリックじゃなく本当に高熱で伏せってて)紹介が遅れました。

寄稿題名:アニメーションだけが可能とする逆転のトリックの正体

 今 敏監督には『千年女優』のときからご縁があり、以後『東京ゴッドファーザーズ』、『パプリカ』と3作続けてプレスand/orパンフ、そしてDVD特典の絵コンテ本と担当させていただきました。「アニメーションとは何か」ということについて、根源的に掘り下げて考えている方がどれくらいいらっしゃるか分からないんですが、そこに興味ある自分としては、必ずお付き合いするたびに刺激的なある手がかりをいただけるので、非常に貴重です。
 そもそも監督の作品に興味をもつきっかけにもなったのが、監督第1作の『パーフェクトブルー』なわけで、これは渋谷の単館で見てものすごく興奮したのをよく覚えてます。確かその年の総括を文章化するときに、「アニメーションの自分探しではないか」というようなコメントもつけて特別視した気もします。
 で、この作品だけはすでに商品化済みでもあって、絵コンテは一部が「パーフェクトブルー戦記」(KON’S TONE―「千年女優」への道 に収録)と商品に掲載されてるだけ。「ああ、読んでみたいなあ、絵コンテ本に参加できてりゃコンプリートだなあ」、なんて大変に失礼な(ごめんなさいね)コトを思っていたわけです。ちょうど一昨年の『パプリカ』に合わせて全監督作品の解説をプラスマッドハウス 1 (1) (キネ旬ムック) でやるという機会もあって、よけいそんなことを思ってました。
 ところが良くしたもんで、そういう願望を強く放っていれば、なぜかそういう仕事が降ってくるわけですね。というわけでリマスターされ、BD版も同時発売、初回限定版には絵コンテつきの『パーフェクトブルー』が出ました。

 それで引き受けてすぐに気がついたんですが、あっ、これは「あのこと」を書ける二度とないかもしれないチャンスだと。この作品、出血量がすごいので決して万人向けではないんですが、一方で非常にプッシュしがいもあるわけですよ。ところが、それが「なぜなのか」を説明すると、いわゆるネタバレになるという困ったところがあるわけです。
 「あのこと」ってのはつまり「実写でいいじゃん」という意見に対するカウンターとなる仕掛けのことですね。初出からずいぶん経ってるのでもう構わないという意見もあるんですが、いつぞや「アニメ夜話」でどうかという話が出たときも、作品の質・内容としては取り上げるべきだけど「あのこと」にどう触れるのか、まあ作品知らない人が見る番組じゃないですけど(笑)、それでも気にするわけですよ。あの「やられた!」感を覚えた人間としては。
 って、まあここに書いてあることだけで充分ネタバレっぽいわけですが、そういうわけで「DVDに同梱されていることで意味のある論」としての解説を書きました。
 最初(前世紀ね)は、それでもクライマックスを彩るテクニックぐらいに考えてたわけですよ。ところが以後の数作品を重ねてみると、最初から自分は「そこ」に驚いてたわけじゃんと。そして他の作品の「手続き」とも照合してみると、アニメーションってやっぱりそういうことだよな、と。けっこう自分が何考えてるか再確認もできて、ありがたかったです。あとは外していないといいなあと願うだけです。
 ちなみにこの「手続き」は、論中では「プロトコル」という概念で説明してます。このことは、いずれじっくりと再考するつもりです。

 今 敏監督はただいま新宿で個展を開催中ということで、ご案内もいただいております。最後にご案内を転記させていただきます。ひっくり返っている間に始まってしまったので、ちょっと焦ってます。ごめんなさい。

●パーフェクトブルー(Blu-Ray) 【初回限定版】

●パーフェクトブルー(DVD) 【初回限定版】

※ジャケット写真が載ってませんが、これがまたちょっとしたトリックの仕掛けられたジャケットだったりして……。もしかしたら、そのためかもしれません。説明しにくいんで、手にとって驚いてください。

《イベント情報》
今 敏監督展覧会「十年の土産」

3.1(土)~3.12(水)
12:00~20:00
※初日は18時まで
※3.8(土)~3.12(水)はトークイベントあり【19時スタート】
新宿眼科画廊 http://www.gankagarou.com/
〒160-0022
東京都新宿区新宿5-18-11
TEL 03-5285-8822
新宿東口から徒歩10分

※詳報はウェブサイト(http://konstone.s-kon.net/)で随時更新予定。
※会期中、同ギャラリーにおいて『パーフェクトブルー』リニューアル版始め、過去タイトルのDVDや今 敏関連書籍、展示物の一部の販売も行います。お買い上げいただいた方には、ご希望があれば今 敏直筆サインをお入れする他、一部商品にはこの会場だけの「特典」を進呈いたします(「特典」はなくなり次第終了)。

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2008年2月27日 (水)

「アニメ重箱の隅」第9回

アニメージュWebの連載が更新されました。
今回は基本的にユーザーには見えないはずの「ボールド」についてです。
カチンコとボールドは厳密には同一でないとか、どうでもいいような細かいコトにこだわってます。
http://www.tokuma.co.jp/animage/col/col_01/col_01_main.html

『ゲートキーパーズ』はバンダイチャンネルさん用のお仕事でした。再発売のBOXを拝借しましたが、各話解説とか細やかで助かりました。これぐらい資料になってもらわないと困るんですけどね……。
恥ずかしながら、正編と「21」で30年の時間をはさんで対になってる構成のことについて、実はよく理解していなかったので、正続一気に全話見てみると、なかなか感じ入るところが大きかったです。

ゲートキーパーズ DVD-BOX
ゲートキーパーズ21 DVD BOX

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2008年2月24日 (日)

君が望む永遠DVD-BOX

●君が望む永遠DVD-BOX

 途絶えがちでしたが、また最近の仕事歴をぼちぼち掲載していきたいと思います。

 スタジオ・ファンタジア制作のこの作品は本放送時のDVDでヘルプっぽい感じで入りました。最初は美少女ゲーム原作(アージュ)ということでちょっと戸惑いがありましたが、2話のラストで一気にハマり、あとはもう白箱(サンプル)を連続視聴、みたいな。
 非常に説明が難しいですが、恋愛ドラマを通じて「心のうずき」を描くだけでなく、きれいごとで済ませない迫力にちょっとヤラれました。とりあえずご覧になる方は、2話終盤の「だんだんイヤな感じになっていく」というとこまでは、ぜひ粘ってください。
 T2スタジオ福士享撮影監督のフレア処理も情感を盛り上げてます。

 BOX用としては、渡邊哲哉監督のインタビューを行いました。
 なかなか真摯に取り組まれていた姿勢をお聞きできて、興味深い取材になりました。「Vガンダム」ほか、富野アニメについても微量の言及があったのが個人的にもありがたかったです。

 バラDVD用には解説書のほか、ジャケット表4のキャッチコピーやストーリーも担当してます。作品の性質上、自主的に「ポエミィにやるしかないか」という判断で、そういう感じにしてます。あまり他では類を見ない文体で進めました。BOX解説書に各話解説として再録してますが、読み返して正直、身体がかゆくなる経験をしました(笑)。ですが、まあ客観的に見ればやっぱりこれだろうというので、そのまま収録してます。「あゆまゆ劇場」の解説とかも異様なノリで、まあリアルタイム時にはけっこうハマってたんだなと。
 そういやバラの第1巻だけは諸般の事情で書いたものが未掲載になったので(文章に問題があったわけではありません)、このBOXが初出になりますね。そういう意味では完全版を出していただいたようなとこもあり、BOX化でそうしたものにも陽の目をみる機会があるのはありがたいことです。

 思い入れが深いせいか、バンダイチャンネルさんの方でも特集その他、なんとなく入れ込んで記事を書いた記憶が残ってます。

特集「君が望む永遠」ワールド

http://www.b-ch.com/cgi-bin/contents/ttl/det.cgi?ttl_c=398

http://www.b-ch.com/cgi-bin/contents/ttl/det.cgi?ttl_c=847

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2008年2月19日 (火)

超時空要塞マクロス メモリアルボックス

「超時空要塞マクロス」をリマスターしたDVD-BOX、少しお手伝いしたのでサンプルが届きました。というので、レビューを。

●超時空要塞マクロス メモリアルボックス

●画質編

ガンダムと同じく16mm→35mmのインターポジ作成、そこからのリマスターらしいです。色味は申し分なし。ただ若干、粒子が粗めです。オレンジ、紫、黄緑系がばっちり出てるのは嬉しいです。1話のVF-1Dなどは茶色にオレンジという絶妙な色味が出てます。

Tv01 Tv02

Tv04






●解説書編

解説書です。巻頭解説だけやらせていただきました。
ページ数は多いんですが……。うーん、ちょっと密度が微妙ですね。
ただし、嬉しいのは「高荷、高荷、そして高荷!」なジャケット。
主立ったパッケージイラストの再録。
ああ、それでトマホークの色が違ってたのかというフォローつき。
そして珍しいのは、石黒さんと大西さんにとったロングインタビューですね。

P1070230 P1070231

P1070232 P1070233P1070234 






●映像特典編

なんつっても今回の目玉はこれだ!

Cm02s






ゼントラーディ文字でラブレター!
すごい破壊力!
というんで、この辺の玩具関係のCM集はウチのベータで録画したテープから復刻という、うひゃーな感じで収録されました。

Cm01s






そんときゃ四半世紀後に商品に使われるとか思ってませんからね。スペシャルのテロップもウチのベータからだそうです。

映像特典関係の一覧はこれです。

P1070236






このうち「CM集」「本放送用の11話」とか「3話OP」あたりがウチの蔵出しだそうです。コマ落としブリタイ閣下とも26年ぶりに再会。自分ちで観るために保存用としていたベータテープが、自分では簡単には観られなくなっちゃって、なぜか商品に化けててウチに届いて、その商品を再生して「うわーい、観られた」って喜ぶのって、かなりシュールな経験ですよね(苦笑)。「録っておいて良かった」とはいえ、直接は観られない状態だったわけで。

それと「フラッシュバック2012」もいっしょに再版です。ちょいとビックリ。すんごいプレミアつきのDVDを買わなくて良かったです。

●超時空要塞マクロス Flash Back 2012

というわけで以上ですが、まあ、BOXも美樹本さんの描きおろしだし、DVDもここのところ入手難だし(バラDVD解説書は私がやりました)。前のを持ってなければ、それなりにお買い得ではないでしょうか。

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2008年2月 1日 (金)

アニメックの頃

Webマガジン「トルネードベース」、特別記事です。
30年前、何もなかった時代の空気を感じていただければと。

●鼎談 小牧雅伸×出渕裕×氷川竜介

http://www.dot-anime.com/tb/animec_sp/index.html

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2008年1月24日 (木)

アクエリオン関係のDVD

●創聖のアクエリオン DVD-BOX
 1/25の緊急発売が決まりました。もちろんあのTVスポットのおかげです。TVシリーズの全話と前のDVD時の全映像特典が収録されています。それでこの価格は安いなあ。デジパックで場所を取らないようにという最新仕様。解説書にクレジットされてますが、実は前のリリース時の原稿流用です。
 前にも書いたかもしれませんが、『アクエリオン』はスタート前のプレスリリース資料や惹句の一部をお手伝いし、全話のブックレットを担当してます。
 今週金曜日から放送される「アニメ文化通信」でも『アクエリオン』を語り倒してきました。他人に口頭で説明して初めて気づいたんですが、『アクエリオン』の物語や設定をしゃべり出すと、なぜか最後に必ず(笑)がついてしまうんですね(笑)。あ、ほら。
 なんか「信じてもらえないでしょうが」っぽくなっちゃうんですよね。でも、ひさびさに観て気持ち良かったです。まさに「気持ちいい」としか言えない作品で、それはホントにある意味「よくできてるかどうかを査定される風潮」のなかでは、とっても貴重に思えるんですよね。
 あと当時からCGロボのアニメーションが卓越してるなーと思ってたんですが、それが『ヱヴァ序』でも絶賛されたオレンジの井野元さんのお仕事なんですよね。あの「グワン!」とメカが来るダイナミズムは、やっぱり「気持ちいい」(笑)。

●創星のアクエリオン-裏切りの翼-
●創星のアクエリオン -太陽の翼-

 ついでと言っては何ですが、アクエリオンのOVA版です。これは惹句などのみのお手伝いです。TVスポットに流用されて仰天したのは、こっち用のだったと思います。
 アマゾンも間違ってますが、こっちは「創星」でございます。ちょっとややこしいんですが、完全新作という訳ではなくてTVの素材も使ってますが、それとは分かりにくい。後日談とか外伝っぽいんですが、実は違うという。前編・後編に分かれてまして、後編リリースまで間が空いてるなー……と思ったら、なんとその間に合体して劇場版になってしまったと、そういう経緯でした。
 これはもう後編の「トーマ様ご○○」のシーンだけでお腹いっぱいになりました。メカ的には強攻型アクエリオンがいっぱい活躍してて渋いです。
 【限定愛蔵版】にはプレミアがついてるみたいですね。ビックリです。

●劇場版アクエリオン-壱発逆転篇-
 そんで自腹で劇場に観に行ったらですね、レイトショーでプレミアムシートというのにも驚いたんですが、「すいません、アクエリオンは大変な混雑でして、お席が端の方になりますが、よろしいでしょうか?」と言われて仰天ですよ。うっかり「これはエヴァじゃないんですよね」とか言いそうに(笑)。
 そしてスタートしたら、ありゃ?観たことのないアクエリオンが。というのが、この「-壱発逆転篇-」で、これは主題歌をうまく使った爆笑編でした。OVAじゃなく、TVの方の設定で作った「ネタ話」(温泉あり)ですな。妙に楽しかったです。
 なので、これだけまた別にリリースされるんですね。

 ということで、ここら辺を押さえれば『アクエリオン』はOK!でしょう。

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2007年12月24日 (月)

大怪獣バトル

BS11で始まった新番組「大怪獣バトル」。有名怪獣同士が激突するという怪獣世代には魅惑の作品です。これと連動して、以下のコラムが掲載されています。3ポイントずつ魅力について語ってます。私の現在の仕事も怪獣ものからスタートしたようなものですから、嬉しかったです。

●ウルトラ怪獣の魅力を探る
http://event.yahoo.co.jp/bs11/zukan/column.html

http://www.daikaijyu.com/cherm.html

「大怪獣バトル」はバンダイチャンネルでも第1話と最新話数を無料配信中なので、ぜひご覧になってください。リンクは以下で。

http://animejapan.cplaza.ne.jp/b-ch/daikaijyu_tva/daikaijyu_tva.html

公式HPには以下のコラムも掲載されています。

●氷川竜介の大怪獣形態学

http://www.daikaijyu.com/keitaigaku.html

ちなみに若いころのウルトラ怪獣仕事ってのは以下です。

●ウルトラ怪獣大全集(小学館)

これは増補改訂版ですが、初版では「ウルトラQ」から「ウルトラマンレオ」まで当時のウルトラ怪獣全部の解説を一人で三日三晩で書きました(本名でクレジット)。凄まじい量でしたね。ですが、ウルトラマンやセブンなどは当時導入したビデオデッキの成果でメモを取っていた情報を盛り込み、その時点ではどの本にも掲載されていないようなものを盛り込んであるはずです。

●ウルトラ怪獣500(小学館)

これはやはりレオまでの怪獣を合計して500体にするという企画で、解説も分担して書いているんですが、もっと激しい仕事がありました。不足している怪獣を500体にする。そのためのリストは金田益実さんが作成したんですが、珍しい怪獣ということは、当然のように写真のない怪獣ばかりなわけです。「空間Xのダニ」(ウルトラセブンのベル星人)とかそんなのばっかり(笑)。それを円谷プロのラッシュ倉庫に入れてもらい、終業してから明け方まで一晩でフィルムから複写したのです。ご存じの方も少ないと思いますが、TVシリーズの16mmとはいえフィルムって重いんですよ。若い時だからできた仕事ですね。

そんなこんなで、「黎明期のアニメ・特撮マスコミ」というのは、今から思えばこんな風な無茶な仕事ばっかりでしたが(これは特別な事例ではないです)、鍛えられたなーということでもあって、感謝してます。そんな中で、ウルトラ怪獣には格別の思いがあるという話でした。

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2007年12月18日 (火)

劇場版ガンダムDVD-BOX サンプル到着

 かねてから告知していた12/21発売の表題、サンプル盤が先ほど到着しました。
 ミニパンフやポスターもぎっしりで、個人的にも非常に嬉しい1本です。
 前にも書いた気がするんですが、「オリジナル音声」ばかりが取りざたされがちな今回の企画、本命は「このセル画の色味のまま劇場版が見たかった」という「HDプレミアムマスター」です。
 なのに、なぜだかCMが「旧マスター」のままずっと流れているんで、どれくらい綺麗なのか半信半疑という方がいらっしゃることも分かったりしました。
 ダメ押し的に言いますが、「素晴らしい」の一語です。先週末の「プレミアム試写会」で大画面で観ましたが、当時の劇場の経験をはるかに上回ってました。
 詳しくは以下のコラムに書いたことがあるので、参照してください。

●氷川竜介の「アニメ重箱の隅」
第6回 セル画の色味が再現された劇場版ガンダムDVD-BOX  2007.011.25

http://www.tokuma.co.jp/animage/col/col_01/col_01_main.html

→アフィリエイトは右の方にあります。

 あと、劇場版「ガンダム」という作品自体は以下のサイトに連載してます。
 全13回でまもなく完結です。

http://www.gundam.jp/special/kataru_index.html

 先週の「プレミアム試写会」も大盛況で何よりでした。
 消えてるかもしれませんが、この辺にレポートが出てます。

http://ga.sbcr.jp/mreport/008692/
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071215-00000941-san-ent
http://mainichi.jp/enta/mantan/graph/anime/20071215/index.html

 Gacktさんの新アルバムに関しては、以下の記事にあるとおりです。

http://www.tvlife.jp/news/071215_03.php

 記者会見上での、非常に真摯な姿勢には心打たれました。思わず予約しちゃったりして。

……というわけで、年末は『機動戦士ガンダム』劇場版3部作で盛り上がっているという話でした。

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2007年12月14日 (金)

【文化放送ラジオ出演】アニメ文化通信

金曜日(今日)に本放送、土~月に再放送があります。

今回はDVD-BOX発売を記念して『機動戦士ガンダム』劇場版3部作についてコメントしてます。ファーストガンダムがなぜ30年近くも愛されるのかという秘密の一端、自分なりの解釈を語れたと思います。

後半のゲストは81プロデュースの代表取締役社長・南沢道義さんが出演。坂さんの所属事務所でもあるので、だいぶ緊張されてましたね。70年代後半、アニメブームをきっかけに声優にスポットが当たり始めたことから、人の才能を見いだし続けてきた30年の歩みは、非常に興味深いものでした。

次回(再来週)は年内最後なので、「今年の総決算」みたいな話題になろうかと。特にゲストなしで、ざっくばらんに語るという風にうかがってます。

Personality:長谷川のび太・坂祥美・氷川竜介

<ニュースリリース(インターネットでの聞き方)>
http://www.agqr.jp/modules/news/article.php?storyid=708
<番組表>
http://www.agqr.jp/modules/tinyd0/rewrite/tc_14.html

文化放送Mail:anime-b@joqr.net

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2007年11月30日 (金)

【文化放送ラジオ出演】アニメ文化通信

金曜日に本放送、土~月に再放送があります。今回は『アニメビジネス最前線』についてコメントしてます。とはいえ、ビジネスマン向けではないので、ファン向けの概説ということで。後半のゲストはよみうりテレビで『名探偵コナン』をプロデュースされている諏訪道彦さんで、なかなか興味深い話でした。次回(再来週)は「ファーストガンダム劇場版」について語る予定です。

Personality:長谷川のび太・坂祥美・氷川竜介

<ニュースリリース(インターネットでの聞き方)>
http://www.agqr.jp/modules/news/article.php?storyid=708
<番組表>
http://www.agqr.jp/modules/tinyd0/rewrite/tc_14.html

文化放送Mail:anime-b@joqr.net

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2007年11月26日 (月)

アニメーター・逢坂浩司展 ~追悼展示会~

 9月に惜しまれつつ亡くなった逢坂浩司さんの追悼展示会・上映会が杉並アニメーションミュージアムで、明日から開催されます。

「アニメーター・逢坂浩司氏の追悼展示会」
開催期間:11月27日(火)~12月9日(日)(最終日は15時まで)

http://www.sam.or.jp/event.php

 氷川は、展示パネルの文章をお手伝いさせていただきました。ガンダムエースの追悼記事のときもそうでしたが、本当に残念で涙が出て仕方ありませんでした。氏の作品は、そのほとんどアニメ本編の原画と版権用セル画イラスト、その原画(色指定)とキャラクター設定書だと思いますが、その描線は本当に素晴らしいのです。なめらかでいて、力の入るところと抜けるところ、それらが総合された息づかいは、ナマで鑑賞するに値すると思います。

 上映は平日は夕方からTVシリーズを。土日は長編を行うようです。厳選された傑作が多く、お近くの方は通い詰めても損はないのではないでしょうか。

 ぜひ杉並まで足を運んでいただきたいと思います。失われた才能は戻りませんが、残された作品から伝わるものが、永く受け継がれていくことを願ってやみません。

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2007年11月21日 (水)

Yahoo! 「ガンダム総力特集」他、ガンダム仕事

氷川も一部協力させていただいた、以下の特集ページが公開になりました。

----------------------------------------------
Yahoo! Japan「機動戦士ガンダム総力特集
       ~君は生きのびることができるか!!」

URL: http://gundam.yahoo.co.jp/

設置期間:2007年11月20日(火)~2008年1月25日(金)まで
----------------------------------------------

さしあたって公開されている担当分は以下です。

●TVシリーズ全話ストーリー&みどころ紹介

http://gundam.yahoo.co.jp/story/index.html

他にも記事を書きましたが、現在確認中だそうで、順次公開されていくと思います。

その他、Webでは以下の連載を担当していて、全13回(予定)の10回まで公開されています。

●機動戦士ガンダム 公式Web

http://www.gundam.jp/special/kataru_index.html

 バンダイチャンネルのメールマガジン登録ユーザには自動で届いていると思いますが、月イチで「ファーストガンダムSpecial」特集を配布しています。最初の3つが、ようやくb-chで配信となったTVシリーズの特集、その後は劇場版へ展開しています。

●バンダイチャンネル メールマガジン号外
 ファーストガンダムSpecial

<第1回>http://www.b-ch.com/merumaga_html/sp18/index.html
<第2回>http://www.b-ch.com/merumaga_html/sp19/index.html
<第3回>http://www.b-ch.com/merumaga_html/sp20/index.html
<第4回>http://www.b-ch.com/merumaga_html/sp21/index.html
<第5回>http://www.b-ch.com/merumaga_html/sp22/index.html

※リンクが間違っていたようで、修正しました。失礼しました。

公式WebとYahoo!一部記事以外は無署名原稿ですが、お楽しみいただければ幸いです。

……とネットでも盛り上がっているのは、言うまでもないことですが、以下のDVD商品の発売が迫っているためです。
●機動戦士ガンダム 劇場版メモリアルBOX

「オリジナル音声」ばかりが強調されている傾向がありますが、今回は画質の明瞭度が相当あがっているのがポイント。制作当時(1981年)、氷川もムック用撮影のためにセル画の実物を触ってますが、まさにその色。かなりクリアになっててビックリです。この数年間のマスタリング技術は、すごいなと。
ちなみに現在TVで放送しているCMの映像は旧リマスターのものだそうで、製品の画質ではありません(バンダイビジュアルさんに確認済み)。

BOXでは解説書の構成と執筆を担当しました。入門的なものという位置づけ、パンフレットの復刻も考慮して、オーソドックスに作ってます。キャラクターやメカ紹介の写真選定には懲り、割と珍しい資料も交えてます。新規インタビューは富野由悠季監督、安彦良和氏、大河原邦男氏。

各記事を担当していく中で改めて確認しましたが、劇場版ガンダムの時期に「本当にこの短期間に起きたことなの?」と思えるくらい同時多発でいろんなことが起きてます。たとえば1982年って、まず2月に『戦闘メカ ザブングル』が放送されて直後に『めぐりあい宇宙編』が公開されて、7月には『THE IDEON』公開、10月には『超時空要塞マクロス』のオンエアですからね。すさまじい時代の勢いです。

商品だけでなく、そんな時代の雰囲気を追体験していただけないかなあと思って一連の仕事を進めました。ご覧になっていただければ幸いです。

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2007年11月16日 (金)

【文化放送ラジオ出演】アニメ文化通信

うっかりして金曜日のオンエア前に告知し損ないましたが、土~月に再放送があります。今回は『機動戦士ガンダム00』についてコメントしてます。次回(再来週)は「アニメビジネス最前線」について語る予定です。

Personality:長谷川のび太・坂祥美・氷川竜介

<ニュースリリース(インターネットでの聞き方)>
http://www.agqr.jp/modules/news/article.php?storyid=708
<番組表>
http://www.agqr.jp/modules/tinyd0/rewrite/tc_14.html

文化放送Mail:anime-b@joqr.net

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2007年11月13日 (火)

アニメ重箱の隅

アニメージュWebで連載している「アニメ重箱の隅」は現在5回目まで掲載されてます。今回はフィルムの「隅」の問題について。最初の予定と違って、ハード的な話が多くなりました。他の方に比べて妙に長いのは、短く書く方がかえって手間だからだったりして。

http://www.tokuma.co.jp/animage/col/col_01/col_01_main.html

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2007年11月 1日 (木)

【文化放送ラジオ出演】アニメ文化通信

もう隔週のことになったので、告知は簡単に。11/2(金)から11/5(月)まで、文化放送のデジタルとインターネットで聞けます。今回のお題は「2007年秋のアニメ番組パート2」で。どうも、メールありがとうございました。嬉しいです。

「アニメの匠」では日高のり子さんが出演されてます(高は、ハシゴダカ)。「チャイナさん」BOX版の取材でお世話になったご縁もあって面識あるのですが、入れ替わりに笑顔でご挨拶されて、とても嬉しかったです。最初の方だけ聴かせていただいたのですが、俳優時代の話をされていたので、こないだDVD化された『バトルフィーバーJ 』の名前が出るかなーと思ったら、それはさすがにありませんでした(笑)。

次回は『ガンダム00』の予定です。聞き方やメールの出し方は、以前の告知の以下を参照してください。

【文化放送ラジオ出演】アニメ文化通信

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2007年10月21日 (日)

オトナファミ 2007年 11/23号

エンターブレインの雑誌です。今年注目の作品に関するコメントをしました(P.12)。
小さいコラムですが、見かけたらぜひ。コロコロコミックの特集など、全方位的な記事が載ってて、個人的にもいろいろ参考になりました。

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2007年10月19日 (金)

世界における日本アニメーションの今と昔(10/5)

 いささか旧聞に属しますが、今月はじめに行われたイベントです。

・開催日:10月5日
・場所:秋葉原UDXビル
・イベント名:「Japan Animation Contents Meeting 2007(JAM2007)」
・パネルディスカッション:「世界における日本アニメーションの今と昔 ~源流から未来へ~」
・パネリスト:今 敏(アニメ監督)、渡辺泰(アニメーション史研究家)、氷川竜介(アニメーション評論家)
・司会:切通理作(評論家)

「日本アニメーション映画史」 (1978年) の著者(山口 且訓氏と共著)の著者である渡辺泰さんと同席できて、大変に光栄でした。レポートは以下を参照してください。大藤賞に関するいきさつが聞けて個人的には満足です。もう少し時間があると良かったですね。
パネルの前の今 敏監督の基調講演も、なかなか参考になりました。「世界の」とつくと、どうも若干懐疑的になる自分ですが、実際に出かけられて感じられた感触の機微は、生のお話でよく伝わりました。

http://animeanime.jp/report/archives/2007/10/2007_2.html

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【文化放送ラジオ出演】アニメ文化通信

メインパソコンがクラッシュしたため、苦労してます。

これも過ぎた告知で恐縮です。

●「アニメ文化通信」(隔週)
 (氷川が論説委員で出演中)

今回のお題は「2007年秋の新番組パート1」です。
これがベストというよりは、個人的に目についた数作品について語っています。
後半は山口勝平さんが出演されています。

インターネットでも聞けます。
「生ストリーミング」なので注意してください。

<ニュースリリース(インターネットでの聞き方)>
http://www.agqr.jp/modules/news/article.php?storyid=708
<番組表>
http://www.agqr.jp/modules/tinyd0/rewrite/tc_14.html
<10/19(金)>
19:00~20:00 アニメ文化通信
Personality:長谷川のび太・坂祥美・氷川竜介
24:00~25:00 アニメ文化通信(リピート)
<10/20(土)>
9:00~10:00 アニメ文化通信(リピート)
14:00~15:00 アニメ文化通信(リピート)
<10/21(日)>
8:00~9:00 アニメ文化通信(リピート)
<10/22(月)>
15:00~16:00 アニメ文化通信(リピート)

次回(11/2オンエア)は2007年秋の新番組パート2を予定しています。
何かリクエストがあれば、以下へよろしくお願いします(10/30まで)。

文化放送Mail:anime-b@joqr.net

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2007年10月 4日 (木)

【文化放送ラジオ出演】アニメ文化通信

9/7(金)からスタート、氷川が論説委員で出演中の「アニメ文化通信」(隔週)。
第3回目のお題は「2007年1~9月のアニメ」です。まあ、全貌について語るのは難しいので、個人的な概観の他は、注目の作品について語っています。
後半は、いくつかの作品でお世話になっている井上喜久子さんの出演です。新たなユニット結成でアニメソングのカバー曲を歌うようになった経緯を語られ、サンプルをご披露されているのですが、これがけっこう意外な選曲! しかもオトナっぽいアレンジで、ちょっと鳥肌たちました。
ご興味のある方はぜひ。貴重なデモバージョンらしいですよ。

インターネットでも聞けます。
「生ストリーミング」なので注意してください。
※今回からリピート回数が増えたそうです。

<ニュースリリース(インターネットでの聞き方)>
http://www.agqr.jp/modules/news/article.php?storyid=708
<番組表>
http://www.agqr.jp/modules/tinyd0/rewrite/tc_14.html
<10/5(金)>
19:00~20:00 アニメ文化通信
Personality:長谷川のび太・坂祥美・氷川竜介
24:00~25:00 アニメ文化通信(リピート)
<10/6(土)>
9:00~10:00 アニメ文化通信(リピート)
14:00~15:00 アニメ文化通信(リピート)
<10/7(日)>
8:00~9:00 アニメ文化通信(リピート)
<10/8(月)>
15:00~16:00 アニメ文化通信(リピート)

第3回目は2007年の秋番組の話題を予定しています。
何かリクエストがあれば、以下へよろしくお願いします。

文化放送Mail:anime-b@joqr.net

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2007年9月30日 (日)

観たいDVDが自宅で焼ける「DVD Burning」

 これまでDVDは買うかレンタルするか、あるいは録画したものを専用レコーダーで焼くか、PCで編集したものを焼くか、いずれかでした。そのどれにも当てはまらないサービスが登場しました。KDDIの「DVD Burning」です。

http://www.dvd-burn.jp/index.html

 専用アプリケーションを使い、DVDドライブつきのPCでネットからダウンロードしたコンテンツを直接、DVDに焼き込む仕掛けです。
 これはDVDという物体が手元に残るという点でネット配信など他のサービスとも棲み分けができてて、しかもネット特有の気軽さもあるので、可能性があってちょっといいなと思ってるところです。
 氷川はアニメ・特撮ジャンルの「DVDナビゲーター」として動画でオススメコンテンツの紹介をしています。ちなみにアニメの紹介はマッドハウス+川尻善昭監督の『CYBER CITY OEDO 808』などという渋いところからスタート。特撮は『レッドバロン』『シルバー仮面』『アイアンキング』と宣弘社+日本現代企画と、こちらも渋いです。

http://www.dvd-burn.jp/public/contents/special/navigators.html

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2007年9月28日 (金)

『ストレンヂア 無皇刃譚』 9/29より公開!

 作画には定評のあるボンズの最新劇場映画が明日から公開です。

戦国の世に名を捨て抜刀を封じた浪人“名無し”と、明に仕えながらも充たされぬ思いを抱く金髪碧眼の剣士“羅狼(らろう)”。謎を秘めた少年“仔太郎”をめぐって、世俗から隔絶した二人の異邦人《ストレンヂア》が、宿命の激突へと向かう! 頼みとするは剣の腕のみ。斬って斬って斬りまくる、息をもつかせぬ日本刀アクションの連続。すさんだ世に、ふと結ばれる孤独な魂の輝き。実写では表現不可能な躍動感と繊細なドラマが、超絶のハイクオリティ映像で眼前に展開する!
主演の剣士“名無し”はTOKIOのメインボーカル長瀬智也が声優に初挑戦。仔太郎少年役はジャニーズJrの知念侑李、仔太郎を助ける僧・祥庵にはベテラン竹中直人と豪華メンバーが好演する。音楽は『海猿』、『ALWAYS 三丁目の夕日』など数々の映画を手がける佐藤直紀。2005年に大ヒットを記録した『劇場版鋼の錬金術師 シャンバラを征く者』に続き、アニメスタジオ・ボンズが全精魂をこめて世に送り出す「男たちの《魂》に響く映画」。最大最強スケールの時代劇が、アニメーションの世界から出陣する!

★「無皇刃譚(むこうはだん)」とは?
上に立つ「王」を求めず、自らも「王」になろうとせず、ただ一途に己の「刃」だけに殉じた男たちがいた。これは王無き彼らの生きた証「刃」を語る「譚(物語)」である。

……というのは氷川がチラシ用に書いた文面ですが、まさにこの通りの映画です。冒頭5分はネットでも無料公開されたことがありますが、そこからもう怒濤のアクション展開。安藤真裕監督はアニメーター、演出家として高名で、とにかく動かして男の生きざまを剣に託して描くということに絞りきっているので、贅肉ゼロ。恐るべき密度感というか、まさに日本刀のような鋭さをもった感動作に仕上がってます。クライマックスの原画担当は、「BSアニメ夜話」の『鋼の錬金術師』の巻でも取りあげた中村豊氏。他にも伊藤秀次、金子秀一、伊藤嘉之、富岡隆司、水畑健二各氏を筆頭に、そうそうたるメンバーが参加。しかも大きなシーン単位で作画を担当しているので、ガツンとくる固まり感があって、非常に見ごたえたっぷりな作品となってます。
注目すべきは『ガンダム0080』『WXIII機動警察パトレイバー』などの監督でおなじみ高山文彦氏のシナリオ。これがまた、台詞や描写にまったく無駄のない恐るべき完成度なんですね。詳しいことはまだ言えませんが、ほんのささいな会話が後で重大な意味を持ってくるという部分が多く、何度見てもその映画的な仕掛けの巧妙さに驚きの発見があります。
アニメーター、脚本家になりたいとか興味をお持ちの方は必見でしょう。

氷川は本作では「オフィシャルライター」としてクレジットされています。具体的にはチラシ、プレスシートなど公式文書になるものを作成。前々からそういう仕事はしてましたが、表記されることはありがたく感じてます。ラッシュ段階でけっこうぐっと来るものを感じたので、気合い入れて作文したという記憶があります。
他には角川書店さん編集の劇場用パンフレットをお手伝いしました。「プロダクションノート」「安藤真裕監督×高山文彦対談」それから映画評として「華麗なる剣戟の秘密 アニメーション・イリュージョン」という題名で、原画を駆使してチャンバラアクションの魅力を解析してます。
こないだの『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』で2万2千文字の原稿を執筆し、「こんなにパンフに文字書くこともそうそうないだろう」と思ってたんですが、『ストレンヂア』もパンフのみ全部加算したら1万7千文字も書いてました。ページ構成もやってますから、作業量あんまり変わらないじゃん!(苦笑)
『ストレンヂア』パンフに関しては他にもいろんな方が映画評を書いてますし、ストーリー紹介やキャラ紹介もたくさん載っているはずで、ムック的密度感のあるものになってます。

映画がどんなもんかご興味のある方には、萩姫役の坂本真綾さんが進行をしている以下のお試しDVDも発売中です。

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2007年9月26日 (水)

BSアニメ夜話第9弾

うっかり告知を失念してました。いままさにオンエア中だと思いますが、今期は以下です。

9/25~9/27 毎晩24時から

★第1夜「ど根性ガエル」
 第2夜「銀河鉄道の夜」
★第3夜「カウボーイビバップ(TVシリーズ)」

上記の★マークに「アニメマエストロ」コーナーで出演しています。
なお、BSアニメ夜話専用のHPができましたので、そちらもご参照ください。
http://www.nhk.or.jp/animeyawa/

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2007年9月18日 (火)

【地デジ】文化放送でヱヴァンゲリヲンのトーク(2)

9/7(金)からスタートした「アニメ文化通信」(隔週)。第2回目の収録が終わりました。今回は『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』に関していただいたメールに答えるというものでした。インターネットでも聞けますが「生ストリーミング」なので注意してください。

<ニュースリリース(インターネットでの聞き方)>
http://www.agqr.jp/modules/news/article.php?storyid=708
<番組表>
http://www.agqr.jp/modules/tinyd0/rewrite/tc_14.html

<9/21(金)>
19:00~20:00 アニメ文化通信
Personality:長谷川のび太・坂祥美・氷川竜介
24:00~25:00 アニメ文化通信(リピート)
<9/22(土)>
9:00~10:00 アニメ文化通信(リピート)
14:00~15:00 アニメ文化通信(リピート)

第3回目は2007年の1~9月までの総括みたいな話題です。何か取りあげてほしい作品などリクエストがあれば、以下へよろしくお願いします。

文化放送Mail:anime-b@joqr.net

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2007年9月 5日 (水)

アナマガ!斉藤舞子の合縁奇縁

 うっかり気づかなかったんですが、前に紹介したCS番組のダイジェスト版がネット配信中らしいです。
 以下からバナーを探してクリックしてください。9/25までだそうです。自分で観ると、必要以上に嬉しそうなのはナニですが、まあ期間限定だからいいかと(笑)。途中もっとスゴイ話があったんですが、まあそれはオンエア(再放送があればですが)をお楽しみにと。

http://www.fujitv.co.jp/cgi-bin/rss/whatsnewFrame.cgi?URL=ana/index2.html?14921

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2007年8月29日 (水)

ラジオ出演9/1「アニスパ! ヱヴァンゲリヲン新劇場版特集」

9月1日(土)は『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』の初日です。
その熱気をそのままに、当日21時から文化放送の生放送ラジオ番組「A&G!アニスパ」では新劇場版の特集を。メインゲストは碇シンジ役の緒方恵美さん。氷川もゲスト出演します。
以前この番組には季節レギュラー(?)みたいに、春夏秋冬・新番組時にコメンテイターとして出てたんですが、アニメ新番組といってもCSやU局展開など多彩になり過ぎで、共時性がなくなってきたということで、だいぶ前に「お休み」という連絡をいただき、今日に至ってます。
久しぶりの出演になりますね。受信可能な方、興味があれば聞いてください。

http://www.agqr.jp/modules/news2/article.php?storyid=173

あと、文化放送関係ではデジタルラジオ放送用の新番組出現の話が進んでおり、これも近々収録予定です。こちらも予定が分かり次第、お知らせしたいと思います。

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2007年8月27日 (月)

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版1.0:序』初号完成!

 いよいよ公開が9月1日に迫ってきました。
 本日、都内某所で初号完成のスタッフ試写会がありました。
 この映画ではチラシ、プレス、パンフなどをお手伝いし、「宣伝協力」としてクレジットもされてますので、一足お先に拝見することができました。
 大丈夫です、完成してます。もちろんフィルムを流用した総集編ではありません。
 REBUILDとは、事実上の《完全新作》です

 映画の内容は圧巻でした。
 これは仕事をもっている「大人」と、これから世に出るすべての「少年」の両方に観てほしい映画です。思わず涙がにじみました。
 映画体験で最高のものは、外に出たときに「見慣れた風景が違って見える」というのが持論ですが、ひさびさにそれが実感できました。近くにそびえる高層マンション群も、建設用クレーンも、街頭の光も、河面にきらめく光も……。
 そしてこの映画は、まさに「序」。なぜだか理由は言えませんが、最後の最後まで席を立たなかった方とは、その気持ちが必ず共有できることと思います。

 「完全新作」の「完全」という定義の厳密性を突っこまれると、「序」に関しては物語の骨格、作画やレイアウトの多くは確かにテレビシリーズを継承してはいるのですが……。ファーストカットから観て驚け、というか、ともかく何によらず別ものに見えるわけです。手を入れていないカットは存在せず、その印象があまりにも違うという点だけでも、「完全新作」と言って良いと思ってます(注:あくまで個人的見解)。
 しかし、言葉とは不充分なものだな……と思うのは、「完全に新作であっては意味がない」。実はそういう作りにもなってるんですね。ともかく最後の最後まで、驚きがギッシリ。構造論的にも「完全新作」でいいんじゃないの、これなら? と、思っている次第です。間違いなく2007年の最新アニメです。

 という具合に、是非を含めての論議を必ず呼ぶであろう「REBUILD」。
 いったい何がどうなってるのか? どうやったのか?
 その「謎解き」を、この夏、全勢力を傾けてやりました。私の方の、この映画に関するミッション、劇場売りのパンフレットも、ひと足お先に作業完しています。スタッフのべ14名の取材により立体構成。つまり「○○パートは○○さんにお話をうかがいました」という形式ではなく、全体を一連のドキュメンタリー仕立てにしてます。途中何度も「映画の編集してるみたいだなー」と思いました。
 総文字数も、なんと2万2千文字(400文字づめ換算55枚)。ちょっとした短編小説並みです。技術的にも思想的にも、経緯的にも、かなり突っこんで話をうかがってます。過去の事例からしても、ここまで「副読本」として成立するパンフも珍しいはずで、やりがいのある大仕事になりました。

 映画を鑑賞し終わって何か琴線に触れるものを感じられた方は、ぜひ目を通してください。そして若い読者に「アニメって、いいなあ」と思っていただけたら。さらに、その中のほんの数%でもいいので、将来の作り手になっていただけたら、これにまさる喜びはありません。
 ちょうど良かったです、まさしくそういう「継承のための仕事」をしたいと思ってたところなので……。関係各位に多大なる感謝を捧げます。

P.S.発売中の「コンティニューvol.35」(太田出版)にも『エヴァンゲリオン』関係の記事を書いてます。「『エヴァ』の映像のルールに潜む「本当の謎」」という題名で、主としてTVシリーズの話ですが、実はパンフと同時期の仕事なので相互関連もつけています。つまりこれを念頭においてパンフを見ると、もうひとつベールがめくれるみたいな。ご興味のある向きは、ぜひとも。

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2007年8月11日 (土)

「とことん押井守」アニメ夜話 生放送出演

アニメギガSP「とことん押井守」アニメ夜話 生放送

 今夜のことになってしまいましたが、以下の生放送に出演します。
 (★のついた部分、合計3箇所)
 深夜から未明の放送ではありますが、よろしかったら夏休みの余興に?
 ぜひご覧ください。
 「アニメマエストロ」のコーナーではなく、視聴者感想を交えての
 ゆったりしたトークに参加、という雰囲気になると思います。

 「うる星2」直前のトークは、割りと秘話が飛び出しそうです。
 個人的にも楽しみ(西村純二氏は当時の現場の演出)

 なお、生放送なので時間枠や内容に突然の変更があった際は
 ご容赦を……。

☆生放送で『アニメ夜話』
 22:00 - 23:00
 『ビューティフル・ドリーマー』を約1時間語りつくしたあと、
  本編を放送。
 司会:里匠アナウンサー・加藤夏希
 ゲスト:宮崎哲哉・アメリカザリガニ・岡田斗司夫
 SPゲスト:平野文・西村純二

○『うる星やつら2 ビューティフルドリーマー』
 23:00 - 00:36

★生放送!アニメ夜話『延長戦』1
 00:36 - 00:55
 ゲスト:平野文・岡田斗司夫・氷川竜介

○『アヴァロン』
 00:55 - 02:41

○『押井監督、自作を語る』
 02:41 - 02:51

★生放送!アニメ夜話『延長戦』2
 02:51 - 03:00
 ゲスト:岡田斗司夫・氷川竜介

○『イノセンス』
 03:00 - 04:39

○『押井監督、自作を語る』
 04:39 - 04:49

★生放送!アニメ夜話 エンディング
 04:49 - 05:00
 ゲスト:岡田斗司夫・氷川竜介

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2007年8月 8日 (水)

ご来場感謝! 氷川竜介30周年記念トーク

 5日(日)に新宿ロフトプラスワンで行いました「氷川竜介30周年記念トーク」に多数のご来場いただき、まことにありがとうございました。あまり深く考えずに日時設定してしまったんですが(申し訳ないです)、日曜夜でコミケ直前ということにも関わらず、120名を超える来場数に感激しました。
 以下、多くの方々に感謝いたします。
 司会の小林治さん、メインゲストの出渕裕さん、証言者として壇上にあがっていただいたCONTINUEの林編集長、ペッパーショップ古賀学さん、アニメ評論家・藤津亮太さん、一瞬で会場から資料をもってきていただいた伊藤秀明さん、あとドクトルFさんもでしょうか。それから記録映像収録していただいたエモーションの桑島さん、撮影クルーのアンダーセル菊崎さん、野口さん、綺麗なお花を贈っていただいたスカイパーフェク TV!ガイド編集部の舘林さん、「ドラえもん祝電」(ぬいぐるみつき)という粋なものをいただいた矢的さん……。そして、イベントを多方面から支えていただいた、ロフトプラスワンのさいとうさん。
 みなさん、本当にありがとうございました。
 30名程度がマイミクさんだったはずで、来場リストを作っててお名前を列挙してたら著名な方が多くて目眩しましたが、「お忍び」だと思うのでいちいち実名上げません。が、お忙しい中、付き合っていただいてありがとうございます。
 すいません、アガっていたのか若干記憶が曖昧で、お名前落ちていたら恐縮です。他意はありませんので、メールなどでこっそり教えていただければ改訂します。

 内容は、まあ来ていただいた方のものなので、詳述はしません。っていうか、よく覚えてないんですね(苦笑)。もともと30年を3時間(実際には4時間)という無理は承知でしたが、肝心のところは伝えられたのかなあと思ってます。会場側から手応えのある瞬間がありまして、ご来場者には本当に感謝です。

 奇しくもこのイベントの直前に、実は世の中には私ごときまだまだ未完成で未熟な人間に対しても、悪意だか敵意だかを抱いているということを公言してはばからない、そんな人がいるんだという事件を体験しました(「サイゾー」の記事のことです)。
 あれあれ、アニメに関する言論ってそんなに整備されて成熟していたんですか、まだまだ量的にも質的にも発展途上だったと思うのですが……と、怒るとかそういうことよりも先に、主に戸惑いと哀しみ、一種の虚脱感を感じました。

 まあそんなこともあったので、壇上でいろいろ話して検証しているうちに「なんだ30年前もいまも、やりたいことの根はまったく同じなんだ」と自分で非常に得心がいきました。まるでブレがない。あの時代だったからあの方法論、今の時代だからこの方法論。我ながら驚きました。怖くなるほどに。
 そして、「あの時代の方法論」はいつしか業界のルーチンになってしまった。だから、それに乗っかっているだけの仕事は、メシの種だから否定はしないけど、自分のまいた種でもあるから、どこかしらに嫌悪感が潜んでいる。だからこそ、いま別の方法論を模索してる日々だということです。それは「仕事」としては面倒になるものですが、でもだからこそやらなければいけない気持ちも強い。
 別に「ひょーろん」が書きたいわけじゃないんだってことですわね。大目的があったのを、ちょっと自分でも忘れかけてました。

 大目的とは実に単純です。

 ・自分が観たいアニメをまた観るために、
  いまできる最良のことをする

 たったそれだけのことです。
 ただし、これはものすごく時間のかかることです。一例をあげれば、「20年目のザンボット3」が出版されなかったら、その10年後の『天元突破グレンラガン』はおそらくあのスタイルの作風にならなかったはずです。いえ、「あの本のおかげだぞ」と言いたいわけではないんです。それはスタッフに失礼だし、もっともっと他のいろんな要素が入ってきてますから、あくまでも「触媒」に過ぎません。でも触媒なりの嬉しさがあるという話。
 あの本で言いたかった価値観が汲み取られて作品化され、さらに先の目線が感じられる。その得も言われぬ発展的な「価値観の連鎖」がもたらす感動。またやめられなくなっちゃいました。そして、そういう幸福感の連鎖があるからこそ、いまの自分の「売文業」が成立しているんだとも、改めて確信を得ました。

 ですので、私は先の大目的のためなら、「宣伝協力」だって「オフィシャルライター」だって何だってやります。うまく使ってもらわれる中で、その関係性をこちらが使い、また好きな類のアニメを観られるように働く。
 今年の春から秋にかけて、「なんだってこれほどオレ好みの作品が多いんだ?」とか不審に思っていたわけですが、ひょっとして自分の放った価値観の万分の一かもしれない「もどり」かなと考えると、幸せでたまらなくなりました。この仕事を続けて、良かったです。
 本当にイベント翌日から気合い入りました。日程的にはヤバイこともありましたが、やった甲斐があったので、支えてくださったみなさんに、あらためて感謝します。

 イベントでも話しましたが、事実誤認関係の訂正だけ。
 藤津亮太さんに関して氷川の「後継者」というのは明らかな間違いです。
 自分にとって藤津さんの初対面時は「よく出来る週刊誌編集者」という、むしろ「業界の先輩」(氷川に長い休眠期間があるため)でした。藤津さんの「アニメ関係の記事も書きたい」という発言にワルノリしてアニメ方面に引きずりこんだのは確かに氷川ですが、藤津さんのブログに書かれているように、連名仕事が多かったのは「ニコイチ」というか「バロム・1」(ナカグロがあるんだよー(笑))みたいな合体パーツというか、上品に言えば「イーブン・パートナー」な時期があったのでした。
 私から何か教えたことはまったくなくて、最初から「出来上がっていた」のです。失礼な話「あー、こりゃ便利で楽」と思ったことも数知れず。先方もそう考えてるらしいので、その点でも「イーブン」です。
 ただ、この対等性はまことに得難いものでもあると実感もしているので、末永くよろしくお願いします。

●藤津亮太の「只今徐行運転中」

 ということで、長々とすいませんでした。

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2007年7月27日 (金)

エヴァ&ナディア DVD-BOX

●新世紀エヴァンゲリオンDVD-BOX
NEON GENESIS EVANGELION DVD-BOX '07 EDITION

 新劇場版のパンフ作業をやっている関係で、8月1日発売の新しいDVD-BOXのサンプルを一足先にいただきました。
 まず、何と言っても先に言わなければいけないのは、

 「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序」の予告が収録

ということですね。さすがに私も「思いきったことするなー」と思ったんですが……。今日、最近通っている鍼灸院の鍼灸師さん(女性)に「アニメライターって、何書いてるんですか?」と聞かれたんで、「最近じゃ、エヴァンゲリオンの新しい映画のチラシの裏とか」と答えたら「えー、スゴイ! 私、いまDVD見返して予習してるんですよ!」なんてな会話があったんで、これは案外ジャストフィットな商品なのかもしれません。
 なんせ安いです。TVシリーズ全26話にリテイク版の4話分、さらに1997年の劇場版に加え、実写パート含めたすべての映像特典を収録。要するに、一番最初に出た5.1chのDVD-BOXの内容は全部入ってます。でも、解説書はまったくありません。あと進歩したのは、体積が激減してるところ。新規開発のトールサイズなんだけど薄型で2