2016年5月19日 (木)

りんたろう監督のプライベート短編完成!

りんたろう監督のプライベート短編アニメ「ABRAKADABRA」シリーズ第3弾「わたしは消ゴム」完成! ご案内いただきました。キリコへオマージュを捧げた作品です。音楽は本多俊之さん本多尚美さんのピアノ。
【対談】
【映像】
[フランスのアニメ雑誌アニメランドに掲載されました!]
(訳)ジャパニメーションの最も偉大な才能の一人、りんたろうの名で知られる監督・林重行。
75歳にして創作への情熱を燃やし続けている。
アプリやタブレットを駆使してプライベート短編アニメを作っているのだ。
最近新たに完成した作品のタイトルは「わたしは消ゴム」。
「迷宮物語」や「カムイの剣」、「メトロポリス」等とは全く違う作品ではあるが
りんたろうらしいスピリット、りんたろうならではのアイデンティティが感じられる。
台詞は消えゆき、ピアノへの愛がシュールな世界を包み込んでいる。

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2015年8月19日 (水)

【祝】作曲家・渡辺宙明先生、卒寿

渡辺宙明先生、90歳のお誕生日おめでとうございます。
東京アニメアワード功労賞を審査委員として差し上げられたことは生涯の誇りです。
宙明サウンドには仕事など苦しいとき、ずいぶん助けられました。
ありがとうございます。これからもご活躍を。

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2015年2月 9日 (月)

2014年末冬コミ本、通販開始

2014年末冬コミ本「アニメ評論術 完結編 ロトさんの本VOl.34」、COMIC ZINさんで通販始まりました。

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2015年1月 6日 (火)

1/10(土)明治大学特別講義:藤田純二氏「ガンダムが開拓したアニメサントラビジネス」

 1979年当時、キングレコードで『機動戦士ガンダム』のレコーディングディレクターを担当し、1981年にスターチャイルドレーベルを設立。アニメの音楽、主題歌、サントラ盤の流れを大きく変えた藤田純二氏。
 現在、フリーの音楽プロデューサーとしてアニメ版『機動戦士ガンダム  THE ORIGIN』に関わる同氏の特別講義が、今週土曜日(1月10日)に開催されます。氷川(明治大学大学院客員教授)が司会を担当。氷川自身も関わったガンダム等の音盤制作を通じ、当時の時代性やどんな発想が日本のアニメ界における音楽の流れを変えていったのか、じっくりお話いただく予定です。
 一般の方でも参加できますので、ぜひお越しください(入場無料、予約不要)
講 師: 藤田 純二 氏
日 時: 2015年1月10日(土)13:00~14:30 
場 所: 明治大学 中野キャンパス高層棟3階 307教室
【講義概要】
ヤマトから始まった大人の鑑賞に堪えるテレビアニメ。それはガンダムの登場とともに、新たなビジネスを生み出していく。音楽面におけるその発展の歴史を1979年当時の音楽担当ディレクターが語る。
 ・「ウルトラマン」と「ガンダム」の意外な関係とは。
 ・モノラル放送なのに何故ステレオのBGMが必要なのか?
 ・業界の覇者コロムビアとキングの熾烈な戦い。
 ・劇場版やビデオソフトのルーツにあたる「ドラマ編」の存在。
 ・ジャケットイラストや特典ポスターの重要性。
 ・そして今、進行中の『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』に携わる理由とは。
【講師プロフィール】
藤田 純二(ふじた・じゅんじ)
1949年北海道出身
1972年キングレコード入社。民謡純邦楽のアシスタントディレクターを皮切りに歌謡曲、童謡、学芸のディレクターを務める。
1979年機動戦士ガンダムのディレクター。
1981年スターチャイルドレーベルを設立。
1985年キングレコードを退社、東芝EMI傘下にユーメックスを設立、きまぐれオレンジロード、ふしぎの海のナディア、バブルガムクライシスなどを手掛ける。
2002年ゴンゾ傘下にフューチャービジョンミュージックを設立。
2006年から2009年までゴンゾの社長を兼任。現在はフリーの音楽プロデューサー。
明治大学告知ページ

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2014年12月27日 (土)

冬コミ本、刷り上がり!

冬のコミックマーケット 火曜日 東S-27a サークル名IRD工房 ロトさんの本Vol.34 アニメ評論術 完結編 刷り上がりました!

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2014年12月11日 (木)

12/13(土)明治大学特別講義:奥田誠治ゼネラルプロデューサー(日本テレビ)

本日(12月11日)、細田守監督三年ぶりの新作として『バケモノの子』(2015年7月11日公開予定)の製作発表会がありました。
http://eiga.com/news/20141211/13/

スタジオ地図・日本テレビ共同幹事のこの映画のゼネラルプロデューサーも担当、スタジオジブリ映画や山崎貴監督の作品で有名な奥田誠治さんの特別講義が、今週土曜日(12月13日)に開催されます。氷川(明治大学大学院客員教授)が司会を担当予定。
本日記者会見で流れた30秒の特報を含む、貴重な映像も流れるとか。
一般の方でも参加できますので、ぜひお越しください(入場無料、予約不要)
 題名: テレビと映画をつなぐプロデューサー論
     —宮崎駿、細田守、山崎貴と映画をつくった男—
 講 師: 奥田 誠治 氏
 日 時: 2014年12月13日(土) 16:00~17:30
 場 所: 明治大学 中野キャンパス高層棟3階 304教室
【講義概要】
日本の映画界では年々、製作面でテレビ局の存在感が強まっています。テレビと映画の関係性の変化の歩みを体験してきた日本テレビ放送網の奥田誠治プロデューサーを招き、宮崎駿監督(「風立ちぬ」)、細田守監督(「おおかみこどもの雨と雪」)、山崎貴監督(「寄生獣」)らとの仕事を通じて得た知見について、語っていただきます。特典映像(5分程度)の上映も予定しています。
【講師プロフィール】
奥田誠治(おくだ・せいじ)
1956年、福島県会津生まれ。日本テレビ放送網株式会社 事業局ゼネラル・プロデユーサー。
明治大学政治経済学部卒業後、1980年に日本テレビへ入社。1984年から映画事業部で『金曜ロードショー』を担当、1989年の『魔女の宅急便』からスタジオジブリ作品の製作に関わる。山崎貴監督の『ALWAYS 三丁目の夕日』(2005)、細田守監督の『おおかみこどもの雨と雪』(2012)、『細田監督作品最新作』、押井守監督の『スカイ・クロラ The SkyCrawlers』(2008)を含む数々の話題作、ヒット作を担当。また、宮崎駿監督とは家族ぐるみの親交がある。

明治大学告知ページ
http://www.meiji.ac.jp/ggjs/info/event2014_3.html

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2014年9月16日 (火)

夏コミ本「アニメ文章術」通販開始

2014年夏のコミックマーケット新刊「アニメ文章術 ロトさんの本vol.33」
COMIC ZINさんでの通信販売が始まりました。
アニメに限らず使える実用的な文章ノウハウをまとめた旧版。
その全面改訂に「インタビュー編」「あらすじ編」を追加しています。

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2014年7月 8日 (火)

朝日カルチャーセンター「エヴァンゲリオン展」の見どころ

朝日カルチャーセンター新宿教室にて、「エヴァンゲリオン展」に関する講座が、いよいよ今週末に迫りました。

「エヴァンゲリオン展」は銀座松屋から昨年スタートし、全国巡回している人気の展示会です。現在、大阪展を開催中ですが、7月19日より関東圏(横浜)に帰ってきます(展示の増補もあるようです)。
「エヴァンゲリオン展」
2014年07月19日-09月07日:横浜 そごう美術館
これに先がけて、パンフレット、DVD・Blu-ray解説書、全記録全集などで取材・執筆を担当してきた筆者が、展示物をより深く楽しめるガイドとなる講座を行うものです。
●「エヴァンゲリオン展」の見どころ
7/12 土曜 18:30-20:00
講師:アニメ・特撮研究家 氷川 竜介
【趣旨】 大ヒットアニメ「エヴァンゲリオンシリーズ」の歴史的な位置づけと魅力について解説する講座です。特に「エヴァンゲリオン展」(主催:朝日新聞社等)で公開中の設定・原画・レイアウト・CGなどを取りあげ、その役割や注目すべきポイントを紹介していきます。どういう流れでアニメーション作品がかたちになっていくのか、またエヴァを特徴づける魅力はどこに宿るものなのか、専門家ならではの視点で浮き彫りにしていきます。
★受講生には展覧会招待券プレゼント。当日教室でお渡しします。
詳細は以下にて。よろしくお願いいたします。
http://www.asahiculture.com/LES/detail.asp?CNO=249174

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2014年6月14日 (土)

映画『LUPIN THE IIIRD 次元大介の墓標』

「峰不二子という女」のシリーズ化です。
試写で拝見しましたが、ワイルドでアダルトなルパンに興奮しました。
1時間弱と短いですが緊張感あふれて見応えアリ。
ルパンファンへのサプライズも有ります。
月末からバルト9他。期間が短いので、要注意です。

【特報映像】
https://www.youtube.com/watch?v=nsHxfS2CchQ

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2014年6月12日 (木)

6/18(水)映画『ホドロフスキーのDUNE』トークショー

2014年6月18日(水)19:00上映スタート / 20:30トークスタート
渋谷アップリンクにて
クリエイションの真実に迫る!

映画やアニメーションなど集団作業による触発と官能

ドキュメンタリー映画『ホドロフスキーのDUNE』はクリエイションに興味のある方必見、衝撃のフィルムです。とにかく圧倒されます。メビウス、ギーガー、オバノン、フォスから始まる「戦士」発見の旅。すでに「完成している」としか思えないデザインやコンテの数々。そしてなによりも「あっ!」と思いあたるフシの多すぎる映画なのです。
「DUNE」の原作自体、人の意識の根幹を描いた作品ですが、つまり「創作の根源」に迫っていて、あるひとつの「解」に迫った感じがしたのでした。

これはホントに言語化しづらい領域のことでもあり、ふだんやってる分析とかも、その「わからないエリア」の外堀を探ってるようなものだったり……。
とまあ、これまでのアニメや特撮の取材や論考で感じてたことに関連しての感想を語ることになろうかと思います。

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