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2013年1月

2013年1月31日 (木)

トークセッション『ロボットアニメの発展と文化的意義』

もうひとつトークセッションがあります。

『ロボットアニメの発展と文化的意義』
日時:2月20日(水曜日) 19:00~21:00(開場18:30)
場所:六本木ヒルズ hills café/SPACE
定員:40名
■登壇者
●ゲストスピーカー
大河原邦男(メカニカルデザイナ-)
寺田貴信(ゲームプロデューサー)
●スピーカー
井上幸一(株式会社サンライズ文化推進室 室長)
氷川竜介(アニメ評論家)
こちらはオフィシャルに趣旨がそこそこ書いてあるので、ご参照ください。

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トークセッション 『メディア芸術の孤児、特撮』

トークセッションのお知らせ
『メディア芸術の孤児、特撮』
2月13日(水)19:00~21:00

●出演:尾上克郎氏(特撮研究所)、原口智生氏(映画監督)、樋
口真嗣氏(映画監督)、三池敏夫氏(特撮研究所)、氷川竜介(アニメ評論家)

昨年の「館長 庵野秀明 特撮博物館」は29万人以上というすさまじい動員を記録しました。しかしそれは一方で、特撮の技術やクリエイター、制作の中間生成物などが危機に瀕していることを意味しています。同時に「特撮」という語句それ自体が実は「メディア芸術」の中で明確な「席」がないことも浮き彫りになったのです。つまり仮に「特撮作品」を作ったとき、どこに応募すればいいのかも明確ではない。「エンターテインメント部門」で受け付けてはいますが、はたしてそれで良いのかどうか等々……。
かつては「アニメ」とあわせて「テレビまんが」としてともに影響をあたえながら進化・発展していったにもかかわらず、こういう状況となっているのは、まさに「孤児」に近い状況ではないのか。かつてのアニメクリエイターは「特撮」を参照していることはなかば常識でしたが、今はアニメはアニメ、CGはCGと分断化、細分化が始まっていて、それが土壌を痩せさせているのではないか。そんな危機感、問題意識があります。
そうした現状を改めて認識しつつ、では具体的にどう位置づけていけばいいのか、「メディア芸術としての特撮」とはどういうものか。特撮の中で何をどう調査研究していくことが、メディア芸術、日本文化の発展に寄与することにつながるのか。
本年度から、すでに庵野秀明監督の音頭でレポート作成が始まっています。
このトークセッションでは、執筆の当事者、現場のクリエイターを中心に、さまざまな観点から「特撮」の現状を再検証し、未来につながる視線で発展的なテーマを浮き彫りにしていきたいと思います。

http://mediag.jp/project/project/tokusatsu.html

 

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