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2011年9月

2011年9月23日 (金)

アニメーション映画『緑子/MIDORI-KO』トークイベント

9月24日(土)から渋谷にて公開の『緑子/MIDORI-KO』。
黒坂圭太監督が10年かけて制作した、全編色鉛筆による手描きタッチを活かしたアニメーション映画です(55分)。
初日の24日19時の回終了後、黒坂監督とのトークイベントに出演することになりました。
内容はサイトに紹介のとおりで、予告をみていただければ一目瞭然。壮絶なるイマジネーションの奔流、グロテスクなまでに描きこまれた世界を、自らの筆で情念をたたきこみ、アニメーションの動きがもつ原始的な衝動を「食欲」というものに置き換えて人間の本質を描くという、大変な作品です。
若輩者ですが、非常に興味津々で参加させていただきます。
他にもさまざまな分野からゲストが来られるようなので、ぜひこの機会にスクリーンでご覧になってください。

http://www.uplink.co.jp/x/log/003957.php

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2011年9月 1日 (木)

9/3、9/4 日本SF大会ドンブラコンの予定

台風が迫ってますが、土日に迫りましたSF大会。
今年は珍しく9月の開催ですね。
氷川は以下の2つの企画で登壇予定です。

●5018 辻真先さんと体験するSFアニメの半世紀
9月3日(土) 15:00-16:30
11F 会議ホール風
出演者:辻真先、氷川竜介
内容:TVアニメ黎明期から無数の作品を手がけてきた辻真先氏に昨年のTOKON10に引き続きインタビューします。
近年アニメーションは深夜帯に大きくシフトしています。
昨年はご自身が手がけられて作品について語っていただきましたが、今回は辻さんの目から見た現代のアニメについて語っていただきたいと思います。

※辻さんにはすでに原稿を書かれている『魔法少女まどか☆マギカ』のほか、『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』『輪るピングドラム』などの新作チェックをお願いしてます。無理を言って申し訳ありませんが、辻さんが語られること自体がSFっぽいとわくわくしてます。
http://www.sf50.jp/program/sub/p5018.html

●5115 SFアニメ2010年代の展望
9月3日(土) 17:00-18:30
1003会議室
出演:氷川竜介(アニメ評論家)
内容:21世紀最初の10年は、アニメ制作のフルデジタル化やDVDパッケージ販売目的の深夜アニメ隆盛、ネット文化の影響など激変期でした。
テレビ電波が完全デジタル化で、環境自体がすでにSF的でもある新たな2010年代、SFアニメはどう変化していくのか。近年の作品動向をふまえて、アニメ評論家である氷川竜介さんがその展望を語ります.

※こちらは近年の動向をふまえて向こう約10年の予想?みたいな話で、なるべく直前と重ならないようにします。個別の作品論というよりは、いま何が起きてるのかが見えるように話題を向けていきたいなと。そういう総ざらえ的な話って短文では伝わりにくい部分があるし、せっかくの大会だからその臨場感が出るといいなと。
http://www.sf50.jp/program/sub/p5115.html

来られる方、興味あればぜひのぞいてみてください。

総合タイムテーブルは以下で。
http://sf50.sakura.ne.jp/timetable/timetable.cgi

記念すべき第50回目の日本SF大会、その全般については以下で。
http://www.sf50.jp/
よろしくお願いします。

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