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2011年6月

2011年6月30日 (木)

7/2深夜 新宿で「追悼:出崎統オールナイト」

今週末、テアトル新宿にて4/17に急逝された気鋭のアニメーション監督・出崎統氏を偲んで「~追悼~出崎統 オールナイト」が開催されます。上映は3本。

トークゲストには監督の実兄であり同じ監督である出崎哲さんをお迎えし、氷川の司会にて上映前にトークを行います。身近なご家族として、また同じ演出家の目線として、出崎統さんはどう見えていたのか、アニメーション制作に何をもたらしたのか、ここでしか聞けないようなお話をうかがえたらと思っています。
トークを聞いてから映画を観れば、より深く出崎統監督の世界に浸れるのではないでしょうか。
特に劇場版「エースをねらえ!」は氷川にとってもベスト・オブ・ベストのアニメ映画。たった88分に、アニメで語られる物語として、人生にとって必要なものがギッシリ詰まった傑作を、スクリーンで観られるのは、非常に貴重な機会です。

プレゼント抽選会も決定したとのこと。チケットはぴあにて発売中です。

以下、概要です。

「~追悼~出崎統 オールナイト」

◎開催場所:テアトル新宿
◎日時:7/2(土) 開場23:40/開演24:00 終了翌朝6:00予定
◎チケット料金:3000円均一
テアトル新宿
◎上映予定作品:「エースをねらえ!」「あしたのジョー2 劇場版」「ルパン三世 バイバイ・リバティ・危機一発!」(作品はデジタル上映となります)

★専用チケットはチケットぴあにて6/25(土)より販売。 お近くのチケットぴあ、もしくはぴあHPよりPコード:558-175でご確認下さい。
★司会:氷川竜介さん(アニメ評論家)、登壇ゲスト:出崎哲監督(代表作「キャプテン」ほか、出崎統監督の実兄)
★プレゼント抽選会開催予定! 予定プレゼント・・「雪の女王」ポスター/「エースをねらえ!」ブルーレイディスク 

【上映作品情報】
『エースをねらえ!(劇場版)』 1979年公開 88分
原作:山本鈴美香
監督:出崎統 /脚本:藤川桂介 /作画監督:杉野昭夫 /美術監督:小林七郎 /撮影監督:高橋宏固 /録音監督:中野寛次/音楽:馬飼野康二/製作・著作:トムス・エンタテインメント
●声の出演:岡ひろみ:高坂真琴/竜崎麗香:池田昌子/宗方仁:野沢那智/藤堂貴之:森功至/愛川マキ:菅谷政子 他
●主題歌:OP「まぶしい季節に」 歌:少年探偵団 /作曲:馬飼野康二/作詞:竜真知子

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(C)山本鈴美香・TMS

『ルパン三世 バイバイ・リバティ・危機一発!』
テレビスペシャル 97分 スタンダードサイズ
●声の出演:ルパン三世:山田康雄/峰不二子:増山江威子/次元大介:小林清志/石川五ェ門:井上真樹夫/銭形警部:納谷悟朗/イザベル:駒塚由依/マイケル:田中真弓/ジミー・カンツ:津嘉山正種/シルバーマン:前山由雄/エド:緒方賢一/ルースター:大木民夫/ジュディ:幸田直子
原作:モンキー・パンチ/脚本:柏原寛司/音楽:大野雄二/キャラクターデザイン・作画監督:古瀬登/美術監督:中村 光毅/MAIN SONG:「エンドレス・トワイライト―最後の真珠―」唄:慶田朱美(バップレコード)/監督:出崎 統 製作・著作:トムス・エンタテインメント

『あしたのジョー2 劇場版』 1981年 112分
原作: 高森朝雄、ちばてつや
●メイン・スタッフ :
製作総指揮:梶原一騎/監督・脚本:出﨑 統/キャラクターデザイン・作画監督:杉野昭夫/撮影:高橋宏固/音楽:荒木一郎/製作・著作:トムス・エンタテインメント
●声の出演:
矢吹 丈:あおい輝彦/丹下段平:藤岡重慶/白木葉子:檀ふみ/ホセ・メンドーサ:岡田真澄/力石 徹:細川俊之/マンモス西:岸部シロー/カーロス・リベラ:ジョー山中 他


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2011年6月29日 (水)

竹内博さん、ご葬儀の件

竹内博さん、ご葬儀に関してお問い合わせいただいています。
来週のご葬儀は、ごく近しい少人数の友人葬なので、直接連絡の行ってない方のご参列等はご遠慮ください。
以下、詳細未定につき、削除しました。
続報ある場合は、適宜お知らせします。

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2011年6月28日 (火)

訃報:竹内博さん

2011年6月27日午後8時11分、特撮映画研究の第一人者であり、香山滋の研究者としても知られる竹内博さんが多臓器不全のため亡くなりました。享年55歳。日本SF作家クラブ会員、日本推理作家協会会員。
1970年代に円谷プロダクションにてプランナーとして活躍。
特撮映画・テレビ関係の出版物、サントラ盤の編集・執筆に活躍し、ゴジラ・ウルトラマンの再評価を確立するとともに、同人・怪獣倶楽部を主宰、多くの後進を育てました(※)。
主な編著は、「元祖怪獣少年の日本特撮映画研究四十年」「原色怪獣怪人大百科」「証言構成 OHの肖像―大伴昌司とその時代」「ファンタスティックコレクション(ゴジラ、ウルトラシリーズ等多数)」
2010年12月に「定本円谷英二随筆評論集成」を編集され、出版されたばかりでした。
心からご冥福をお祈りします。

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※氷川自身も、その同人のひとりで末席を汚していました。
 研究の仕方、データや資料の集め方、仕事に対する考え方など、多くのことを教わり、竹内さんは大事な師匠だと思っています。そもそも、特撮やアニメが研究や評論の対象となったり、クリエイターで語られ、散逸してしまう資料を残して後世の研究につなぐという、いまでは当たり前になった「概念」そのものを作られたのが、竹内さんだと思ってます。
本当に、ありがとうございました。そしてお疲れさまでした。心からの感謝を捧げます。

追記;物故された時間にミスがあり、修正しました。
追記2;死因、修正しました。


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2011年6月 3日 (金)

出崎統監督、追悼テレビ

間際のお知らせで失礼します。
今夜0時15分、NHK総合の『MAGネット』の番組中で、出崎統監督の追悼コーナーがあります。関係者の取材で構成、小生も出演しました。
間に合えば、よろしくお願いします。

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