《廉価版》精霊の守り人/BLACK LAGOON 後半発売
うっかりして紹介遅れましたが、ジェネオンユニバーサルさんの表題の廉価版、続きが先週発売になりました。
今回の特筆すべき快挙は『BLACK LAGOON』の双子編がこの価格で見られるようになったことですね。
『マイマイ新子』の片渕須直監督が、正反対の暴力的で陰惨な話を……みたいな感じで語られることが多いんですが、自分は基本的に「同じスタンス」だと思ってます。だって、双子の言動は彼らの環境と価値観の中で終始一貫しているんですよ。人って環境に順応してそこで価値観を醸成するものですから、つまり人としてまっとうしているんですね。彼らが出てきたこちら側の価値観とルールに合致していないだけ。だからそこに軋轢が起きる。でも、その双方に優劣はないんです。ただ「違う」だけ。
ってな描き方は、『マイマイ新子』の「いま」「50年前」「千年前」が等しく実在する、というスタンスに通じるものがあって、シビれるんですね。
そういう意味では神山健治監督の『精霊の守り人』もまさに似たような地平に行っていて、本当に登場人物の数だけ、その生きてきた正しさがあるという作劇は、すごいです。後半BOXの最終回、あの別れのシーンにも感極まるところがあって、思い出し泣きしそうになったから、この辺にしておきますが。
両作とも、これから一気に見られる方が、ある意味うらやましいです。
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