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2010年7月

2010年7月30日 (金)

今夜AMラジオに生放送出演

今夜AMラジオに生放送出演します。
番組名:TBSラジオ『Dig 』
時間:たぶん22:30ぐらいから。
話題:「借りぐらしのアリエッティ」とスタジオジブリについて。
 叶精二さんと二人でコメントする予定。
http://bit.ly/df2MTs

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2010年7月22日 (木)

『宇宙戦艦ヤマト 復活篇』も出荷開始

こちらも23日発売ですが、出荷は始まっているようです。DVD,Blu-rayに加えてUMDも発売だそうで、リッチですねー。マルチエンディングがなくなったのは残念ですが、作り込まれた戦闘シーン、美術や色彩の鮮やかさはなかなかのものでした。
映像特典のうち、スタッフ座談会(湖川友謙×小林誠)の司会を担当しました(解説書は添付されていません)。
実写版などまだまだ話題の続く「宇宙戦艦ヤマト」ですが、「復活篇」はあらゆる点で「オリジナルの迫力」があるように感じた非常に希有な作品です。ご覧になってない方は、ぜひこの機会に。

P.S.こちらのフィルムはこんな感じでした。古代くん(DVD)はともかく、カンバン(BD)は……(笑)。
まあ、これも一種のアタリと言えましょう。

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『マイマイ新子と千年の魔法』出荷開始!

サンプルが届き、amazonから早い方は出荷も開始されたようです。
解説書の一部と、監督とのコメンタリー(2本あるうちの1本)を担当させていただきました。

一時期は危ぶまれていたDVD化も、ようやくなんとかかたちになり、ほっとする一方で、まだまだ何かしなければいけないような、具体的なものは見えていませんが、そんな気持ちが続く不思議な作品となりました。でもまあ、そうした理屈を越えた「不思議さ」が宿るからこそアニメなんだとも思うわけで。そのパワーを宿すのも送り手だけではないんです。受け手もまた、作品の中にあるんです。
その幸福感と言ったら……これはもう言葉にならないものなんですよね。
若いころは「デス博士の島その他の物語」(ジーン ウルフ)の本当の意味が半分しか分かってなかったのかもなーと、ちょうど同じ便で届いた新装版をパラパラめくりながら思いました。同作から、有名なラストの部分を引用します(紹介文にも引用されてる箇所です)。

「だけど、また本を最初から読みはじめれば、みんな帰ってくるんだよ。ゴロも、獣人も。(中略)きみだってそうなんだ、タッキー。きみはまだ小さいから理解できないかもしれないが、きみだって同じなんだよ」

なんかこれを伝えに同着してきた感じもあって。奇しくも金田伊功さんの命日であることにも必要以上の意味を読み取ってしまって、特に最後の一文に泣けました。

DVDは手にはいりましたが、また暗闇の中での経験を確かめに、機会あるたびに劇場へも足を運んでみたいと思います。そのたびごとに、きっと見えるものが違うはずなので。
こんな何度も何度も末永く楽しめるアニメを、本当にありがとうございました。

P.S.フィルム切り出しが特典でついているのですが……。私のは……酔っぱらい貴伊子!  なんと、 大当たりでした。
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2010年7月21日 (水)

「アニメの革命児 金田伊功」BS-2は8/14の放送

MAG・ネットスペシャル アニメの革命児 金田伊功
8月14日(土)BS2 午後11:00~午前0:00
http://cgi4.nhk.or.jp/feature/index.cgi?p=NNEJhlLS&c=5

先の日記ではリンク先が不明だったので、BS-hiの日時だけを記載しましたが、あらためて先に放送するBS2の情報が分かりましたので、掲載します。1時間番組なので、見応えあると思います。

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金田伊功さん、一周忌

本日、7月21日はアニメーター金田伊功さんの一周忌です。
生前、金田さんが与えてくださったアニメの楽しさ、喜び、驚きのエネルギーを忍んで黙祷をささげたいと思います。
本当にありがとうございました。

以下の番組についても、スタッフと打ち合わせ中です。
金田パース、金田ポーズだけではない、金田アニメのとある秘密について、語れないかと画策中です。
雑誌や短いコーナーでは、なかなかこれまでうまく説明しきれなかったことなのです。これなら分かるだろうという手を思いついて、スタッフにも素材を工面していただき、なんとかうまく行きそうな感じ。
プロの方は御存知のことなので、「秘密」というのは大げさかもしれませんが、「アニメのおもしろさって何だろう?」ということを考えるとき、とても大事なことなのです。
故人を単にたたえるだけでなく、こうした「大事な遺産」を少しでも新しい世代へ伝えていきたいと思います。

MAG・ネット スペシャル アニメの革命児 金田伊功
[放送日時]
8月14日(土)23:00~24:00(BS2)
8月23日(月)23:15~24:15(BS hi)
http://www.nhk.or.jp/bs/genre/anime_7later.html

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2010年7月14日 (水)

大映特撮映画大全 大怪獣空想決戦 ガメラ対大魔神

7/16発売予定。
amazonに書影も執筆陣も掲載されていないのですが、筒井康隆先生以下、非常に豪華なメンバーに混じって「ガメラ対ジャイガー」「透明人間現る」を書きました。
書名にいくつ「大」の字があるんだか(笑)という本ですが、サンプル到着が楽しみです。

<執筆陣>(敬称略・掲載順)
筒井康隆、井上伸一郎、大月俊倫、矢野健二、原口智生、宮部みゆき、高橋克彦、神武団四郎、樋口真嗣、出渕裕、切通理作、中島かずき、木原浩勝、大槻ケンヂ、氷川竜介、唐沢なをき、小野不由美、田口清隆、綾辻行人、鷲巣義明、大沢在昌。

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2010年7月 3日 (土)

エコエコアザラクうちあけ話

深夜ドラマの「エコエコアザラク」のうち、佐伯日菜子主演の「エコエコアザラク THE SERIES」、上野なつひ主演の「エコエコアザラク~眼~」(あと劇場版)について、スタッフ(脚本家、監督、プロデューサー)インタビュー、中島紳介氏による評論、パロディ漫画など満載の同人誌です。表紙イラストは北爪宏幸さんです。
編集されているのは、「ガンダムエース」初期に編集者としてもろもろお世話になった田山三樹さん。ひさびさに電話かかってきて、「エコエコアザラクは詳しいですか?」と聞かれたので、「残念ながら詳しくないけど、中島紳介さんが詳しいはず」とご紹介。
ともあれ届いてみたら、あまりにも愛にあふれた同人誌だったので、ちょっとクラクラしました(笑)。ファンの方にはたまらない内容だと思います。中島さんの評論もB5サイズ4ページ分と読み応えあるので、ご興味ある方は以下通販サイトからチェックしてみてください。
とらのあな
http://www.toranoana.jp/mailorder/article/04/0010/22/49/040010224924.html

COMIC ZIN
http://shop.comiczin.jp/products/detail.php?product_id=5622

メロンブックス
http://shop.melonbooks.co.jp/shop/list/?DA=chgitemtype&G=&F=眼鏡大黒堂

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