神山健治監督「精霊の守り人」が廉価版に!
初のオリジナル作品にして劇場映画の『東のエデン』をヒットさせた神山健治監督。その代表作である「精霊の守り人」が、アマゾンならなんと1クールで3500円を切るという、最初は目を疑ったような破格の価格でDVD-BOXリリースです!
初リリース時にバラで集めた身としては10分の1ちかい値付けに、正直涙目になる一方で、この際、一人でも多くの方にこの傑作を鑑賞していただけるなら、絶対にいい! ということで。
この2010年の世の中で、考えられる限り最高のコストパフォーマンスのお買い物だと確信しています。
本放送時にも応援であちこち語ってきたことですが、とにかくこのアニメのお話づくりは異常としか言えないことばかりです。通常の物語は、どうしてもバカだったり未熟だったり無知だったりすることで、葛藤が生じたり、お話が転がったりするわけで、それはなんら否定されることではないのですが。そういうのが皆無に近い。それぞれに懸命に生きて、考えている人間たちが出逢うことで、何か重大な化学変化が起きる。
そういう回が1本、2本あるならまだ分かるんですが、特に中盤近くまではほとんど圧巻のドラマばかりで、見終えた後に呆然としたことが何度あったか覚えてないくらいです。
Blu-rayが先に出るのではと思ってましたが、いやまず広く普及して再評価されてからだ、というんで全力で応援しています。
繰りかえします。こんなにお買い得なパッケージ、他にないですよ。絶対にオススメです。
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