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2010年5月

2010年5月26日 (水)

特撮TVドラマ「MM9」 7/7スタート!

ついに情報解禁です。
7/7放送開始、特撮TVドラマ「MM9」
原作・山本弘(東京創元社)
総監督・樋口真嗣
脚本・伊藤和典
音楽・斉藤恒芳
監督・古厩智之 及川中 登坂琢磨 田口清隆

今年の4月1日(エイプリルフール)に流れた情報は、この作品のための導入でした。
氷川もお手伝いしています(現状のリリース文は無関係です)。
気象庁の公務員が特異生物「M」のいる世界でどう活躍するのか。非常に楽しみなシリーズです。

MBSサイト http://www.mbs.jp/mm9/

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2010年5月24日 (月)

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破  [Blu-ray]いよいよ発売!

いよいよ今週水曜に発売日が迫りました。
ひと足先にサンプルで拝見しましたが、もう圧倒されっぱなし。劇場は劇場の迫力がありますが、色彩やディテールの隅々まで楽しめるのは、やはりBlu-rayならではです。劇場で何度も観た方でも「あれっ?」と思うところも……。私自身「あっ!」と声をあげました(笑)。
今回も解説書の構成、ライティングをお手伝いしています。メイキングは「序」と少しアプローチを変え、初出のネタも交えながら紹介しています。
「破」に引っ張られて「序」のBlu-rayも売れてきているようですが、確かにこの際、「序+破」で観るのも良いと思いますよ。「ああ、こんなとこにリンクが」と思うところも多いので。

ちょうど昨年暮れぐらいから、地デジ・HD対応の機器が売れ始めているそうです。その環境の実力をフルに引き出すBlu-rayではないでしょうか。

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2010年5月21日 (金)

今週土曜日は池袋コミュニティカレッジ

今月は1日が土曜日でしたので、第4土曜日は明日になります。

氷川竜介のアニメの楽しみ方
SFロボットアニメの歴史

第2回 70年代宇宙戦艦ヤマトの衝激
土  (第4)  13:00〜14:30 (1時間程度の延長あり)

http://www.7cn.co.jp/cc/topics/index2.html

アニメの深い楽しみ方を伝えるこの講座。第3期はアニメ文化を代表するSF・ロボットを取りあげ、その歴史を語ります。時間の流れとアニメに与えた変化から、アニメの魅力の本質に迫ります。

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この講座全体で、「日本のアニメはどうしてこうなっているのか?」「であれば、何が魅力なのか?」というところにフォーカスしています。前の6回セットは作家という切り口をあててそこを見てみましたが、今回は歴史という中から成り立ちを追っていくという感じです。個別の作品解説というよりは、そういう色が濃いと思います。
今回は他ならぬ「宇宙戦艦ヤマト」を中心において、ロボットアニメ最初の全盛期との対比で語ることが多くなるはずです。お時間のある方は、ぜひ。

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2010年5月11日 (火)

「マイマイ新子と千年の魔法」DVDがamazonベスト5に!

amazonのDVDベスト

「1時間ごとに更新」なので瞬間風速で、累積じゃなさそうですが(なので落ちてたらすいませんが)、それでもすごいです。すでに上にいるのはミスチルと嵐とプリキュアとエヴァ破(2本)のみ。ブログやツイッターの伝搬力が、この風速をもたらしたのかもしれませんね。すごい!

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『マイマイ新子と千年の魔法』DVD予約開始!

いよいよ決定、amazonでも予約も始まりました。以下、いただいたリリースをもとに、詳細をご紹介します。いちファンとしても、なんだか感無量です。

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第20回シネ・ジュニア映画祭観客賞
第29回ブリュッセル・アニメーション映画祭大人向け観客賞・BETV作品賞
2009オタワ国際アニメーション映画祭長編コンペ部門正式上映
アヌシー国際アニメーション映画祭長編映画部門正式上映

7月23日(金)DVDセル・レンタル同時リリース
新宿バルト9ほか異例のロングラン上映中

昨年11月21日に全国公開し、異例となる6ヶ月のロングラン上映で話題となっている劇場アニメーション映画「マイマイ新子と千年の魔法」の、ファン待望のDVD発売日が7月23日(金)に決定致しました。“マイマイ現象”を作り上げてきたファンの皆様のために、初回特典としてスリーブケースを、初回封入特典として世界に一つしかない35mmフィルムしおりが付いております。
世界4大アニメーション映画祭に数えられるオタワ国際アニメーション映画祭(昨年10月)、アヌシー国際アニメーション映画祭(6月)にて正式上映。本作は、『オジサンが泣いている』『なぜか阿佐ヶ谷で連日完売の大ブレーク』(日経ビジネスオンライン)と絶賛が相次ぐ、大人の心に響く良質アニメーション作品です。

【DVD「マイマイ新子と千年の魔法」】
監督・脚本:片渕須直
出演:福田麻由子 水沢奈子 森迫永依 本上まなみ
主題歌:コトリンゴ(commmons)
発売日:2010年7月23日(金)
価 格:\6,090(税込み)
品番:AVBA-29763~4
2枚組/映画本編(約95分)
発売元:エイベックス・エンタテインメント株式会社
販売元:エイベックス・マーケティング株式会社
★初回特典:スリーブケース
★初回封入特典:世界に一つ!マイマイ35㎜フィルムしおり
★永続特典:永久保存版!「マイマイ新子」絵コンテ&設定ブック
★特典映像収録
①監督とスペシャルゲストによるオーディオコメンタリー
②ノンクレジットエンディング
③メイキング映像
(①これまで語られなかった舞台裏 ②フランスでのメイキング仕様映像)
④原画撮影映像集(未公開カット含む)
⑤未公開シーン集
⑥山口放送特別番組 
その他、劇場予告、TV-SPOT、舞台挨拶などを収録

マイマイ現象・・・
昨年11月21日全国公開から徐々にクチコミが広がりラピュタ阿佐ヶ谷では延べ50日間(約7週間)の異例のロングラン上映。
同劇場支配人「レイトショーでこれほど満席が続く事は私が知る限り初めての現象」。
ここから、WEBの中で話題となり、上映の存続を求める署名運動、市民自ら映画館へ交渉して上映が決まる“市民発信上映”(全国的な活動となり、東京・埼玉・静岡・新潟・北海道などで決定)、ファン自ら立ち上げたサイトや自主作成したポスターの配布、交流掲示板、海外映画祭での上映や受賞など、公開より6ヶ月が経つ今もなお「マイマイ現象」は拡大の一途をたどっております。

公式HP
www.mai-mai.jp
公式Twitter
@maimai_shinko

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2010年5月 5日 (水)

『9<ナイン> ~9番目の奇妙な人形~』アッカー監督インタビュー

http://animeanime.jp/review/archives/2010/05/post_55.html

http://animeanime.jp/review/archives/2010/05/post_54.html

今週末(5月8日)から公開される『9』という独特のCG映画について、監督インタビュー+レビューを行いました。非常にダークな世界観の中で、人間に大事なものが描かれているという、大変に印象深い作品です。少しでも多くの方が興味をもたれ、劇場に足を運んでいただけることを願っています。

●公式サイト

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2010年5月 1日 (土)

5月1日公開『いばらの王』はオススメ!

サンライズ制作の映画『いばらの王』の公開日です。ノーマークの方が多いと思いますが、これは必見の問題作であり、同時に娯楽大作でもある希有な作品です。

サンライズステーション氷川竜介コラム 「『いばらの王』と『THEビッグオー』をつなぐメタな問いかけ」も公開されています(登録要) ネタバレはしてないつもりですが、勘の鋭い人は要注意です。 

http://bit.ly/a6hVOD

予告編は、こちら 

http://www.kingofthorn.net/jp/index.php

公式サイトにも応援コメントをしました。

http://bit.ly/aisgIc

それで、5月1日の公開日を迎え、思い切り勝手に応援しようと思ったんですが、いやこれがホントに紹介するのが難しい映画です。予備知識ゼロで「なにそれ?」と油断してる方がむしろ娯楽性が高まる作品で。何も知らないで観て、ホントに良かったと思いました。

ということは……。何がすごいのか、これって紹介できない作品じゃんと(笑)。

言えるのは、

・通常のアニメ映画を見るのとちょっとレギュレーションが違う感じが良かった

・没入感がすごかった。で、その上で「そう来るの?」なので、まいった

まあ、こんなところでしょうか。

おそらく予告編から推察されるであろうイメージは、間違いなく裏切られます。私もすんげービックリしたのは間違いないことです(試写では直前に予告がついてた)。でも、予告にあるとおりのお話でもあるんですよね……。死病治療用のコールドスリープから目覚めたら、そこはモンスターが襲ってくるサバイバルの世界。そうなんだよ。けどね……。

そうした一種の巧みさもコミで楽しめる、非常に多層構造にもなった映画でもあったり。他の同時期のアニメ映画って、イスに座ってスクリーン観て、まず予想とそんなに大きく違わないものが観られるわけですよ。でも、「いばらの王」だけは違います。「ええーー!」ですよ、「ええー!」の連続(笑)。ともあれ、「映画の日」でもあるので、ご覧になれる方はぜひに。

あまりに隔靴掻痒で気になる方は、サイト「アニメ!アニメ!」に掲載された監督インタビューをどうぞ。

http://www.animeanime.jp/interview/ibara1-1.html

ちなみに原作はTVアニメ『DARKER THAN BLACK』シリーズのキャラクター原案を手がけた岩原裕二の漫画です。ただし、原作者自身が「3度見なければ」と言ってるわけですよね。ええ、実際そういう映画なんです。ともあれ、お楽しみに。

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