『極底探険船ポーラーボーラ』特別オールナイト
開催が迫ってきましたので、告知です。
円谷プロダクションが70年代中盤、ウルトラシリーズの端境期に「恐竜シリーズ」とでも呼ぶべき一連の作品(ボーンフリー、アイゼンボーグ、コセイドン)を制作したことは知られています。そのルーツにもあたるのが『最後の恐竜』という作品。
アメリカでは当時、テレビの映画放送枠を使って「テレフィーチャー」という、その枠用の撮りおろしの企画が流行してました。その流れが日本にも伝染して「日生ファミリースペシャル」や「ヤマト新たなる旅立ち」などアニメのテレフィーチャーのブームが起きて、それが後のOVAのプレヒストリーにあたるわけですが。
それはさておき。
円谷プロの特殊技術を駆使し、ティラノザウルス、ステゴサウルスなどを迫真の合成で見せた作品が『最後の恐竜』でした。合成フッテージだけは当時よく円谷プロの試写室で見せていただいたので、佐川和夫特技監督のすごさに感動したものです。
で、その円谷プロとランキン=バスプロダクションの合作が後年、日本でビスタサイズにリフレ-ミングされ、劇場公開されたときの題名が『極底探険船ポーラーボーラ』というわけです。そういう経緯で、いまだにこっちの題名に慣れません(苦笑)。
監督の小谷承靖(トム小谷)氏は、東宝でアイドル映画も多数手がけておられ、それといっしょにオールナイト上映、トークショーつきという豪華な編成です。
個人的にはテレフィーチャー第2作の「バミューダの謎」が見たいんですが。これは海洋特撮もので、巨大なカメが登場するわけですが、海の波の揺れ方や高波の表現がまさに円谷プロっぽくていいんですね。
『ポーラーボーラー』は地球空洞説が前提になっていて、円筒形の地底探検車で地球の裏側の世界に行くと、そこは恐竜が跋扈する太古の世界……という古典的なストーリーですが。主人公のハンティング・マニアの大富豪を演じるリチャード・ブーン、これがなかなかキャラが立ってていいです。そして原始人がなぜか日本人なのはご愛敬ですが、関谷ますみが露出の多い衣装で好演。なかなかドラマチックなクライマックスとか、見せる映画です。
同時にリリースされる5/22発売のDVDともども、成功して欲しいですね。
DVD発売記念
『極底探険船ポーラーボーラ』特別オールナイト開催!
~地殻も時代も突き抜けろ!小谷承靖監督3作品一挙上映!~
■5月16日(土) 23:30開場 23:45開映
料金:2800円均一
場所:テアトル新宿 ☎03-3352-1846
http://www.cinemabox.com/
※チケットぴあにて5月9日より専用チケットを販売!【Pコード:555-217】
ポーラーボーラから懐かしアイドルまで!貴重な作品を上映!
上映作品
■極底探険船ポーラーボーラ(’77)
太古のジャングルで、史上最大の恐竜ハンティングが始まった!
■急げ!若者 TOMORROW NEVER WAITS(’74)
フォーリーブス主演、スターを夢見る少年たちの青春歌謡映画!
■愛の嵐の中で(’78)
桜田淳子主演、少女から大人の女へ~愛と葛藤を描くミステリー!
■上映前の スペシャル・トークショー開催! 23:45~■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
『ポーラーボーラ号の秘密』 ゲスト 小谷承靖監督 × 石井博士(東宝)
撮影エピソードや、プロデューサーのアーサー・ランキンJr.との計5作に及ぶ共同制作のお話など、『ポーラーボーラ』とトム小谷作品についてたっぷり伺います。さらに、DVD特典とし収録したメイキング映像の一部を上映。本作の魅力に迫る!
| 固定リンク
