IMAX映画:Super Speedway [Blu-ray]
IMAX映画は長くても50分程度です。フィルム的な予算の問題もあるとは思いますが、高密度でありすぎるがゆえに、それ以上だと耐えられないからだろうと思ってます。だから逆に気軽に再生できるというメリットがありまして、入眠直前にちょっと1日の気分をまとめるということも、たまにやります。
1998-2000年ぐらいに仕事で何度も渡米し、ラス・ベガスを頻繁に訪問するという時期がありました。ラス・ベガスには「カジノ」という店があるわけではなく、林立する巨大なホテルそのものがカジノです。そして家族サービス的にアミューズメントパークがあったりします。その一貫としてホテル内にIMAXシアターが常設されているところが多く、今は亡き品川のプリンスホテルのIMAXもそれにならったものだったと思います。
そうするとIMAXのハシゴとかできるのですが(笑)、さすがにそこまではしない。そしてIMAXのコンテンツってそれほど本数がないので、けっこう同じものがグルグル回ってます。そういや見逃したうちの1本は後にシアトルの海岸にあるIMAXシアターで、別の1本も日本のどこかで再見しました。
という見逃した1本のひとつがこの「Super Speedway」。いやレーシング場を主観映像で小一時間走り回るのは疲れるなと思ったからですが(笑)、実際にBlu-rayで観てみると、確かにそういうシーンもあるけど本筋ではなく、これが案外、リラックスできて良かったのです。
時速368キロで疾駆するインディカーレースの臨場感を満喫できるIMAXドキュメンタリー。トップレーサーとして活躍したマリオ、マイケル・アンドレッティ親子に密着し、カーレースの真髄を伝える。ナレーターをポール・ニューマンが務める(「キネマ旬報社」データベースより)。
と、これで内容のすべてのようなもんですが……。
アメリカの広々とした田舎の中にある開発工場。クレイモデルからCAD化し、NCでモールドを削りだし、巨大な釜戸でFRPを焼き入れて、風洞実験へのフィードバック……なんてところから始まり、テスト走行とメカニックのメンテナンスとか、そういうディテールをふんだんに取り入れてあります。一応、畑違いではありますが、開発の現場にいた人間には血がたぎるものがあります。
レースそれ自体も、さすがIMAXの情報量で、おっかないというかなんというか。臨場感ありすぎ。ゲームとは似て非なるものがあります。
ただ、そういったドキドキがあるのでラストの一般道のシーンの美しさが生きるという。
映画に求めるものは人それぞれですが、IMAXは物語云々というよりは「映像によるリクリエーション」なんだなあと、改めて感じました。なかなか届いたその日にディスクは観ない方ですが、これは即、観て良かったです。
輸入版ですが、日本のamazonでも買え、リージョンも大丈夫です。字幕は英日ともにありません。
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