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2009年3月 1日 (日)

鋼の錬金術師 BOX SET-ARCHIVES-

発売から少し時間が経過してしまいましたが、昨年の大仕事をご紹介。原作:荒川弘、ストーリーエディター:會川昇、監督:水島精二のアニメ作品「鋼の錬金術師」のBOXです。
とにかく「全部入り」というコンセプトがすばらしいです。TVシリーズ全話、劇場版(DVDとBD)、フェスティバルとイベント用映像、それにサントラ・主題歌集など音盤も網羅。全28ディスクです。これだけですさまじい量ですが、加えて主要な広告や宣伝物などグッズ、フィルムしおりなど現物を同梱。そしてハードカバーの分厚い「CHRONICLE BOOK」 (148P)を収蔵しています。届いたサンプルも金庫みたいな大きさで、メチャクチャ重かったです(笑)。
氷川の担当は「CHRONICLE BOOK」の一部。各話のみどころ、序文と締めくくりと、「ハガレンブームの年代記」という切り口のインタビュー記事を担当しました。
スタッフインタビューにしなかったのは、当時的にムックとアニメ雑誌が相当加熱していたので、そういう記事が非常に多かったことと、この「全部入り」というコンセプトによるものです。これはつまり、当時のアニメと「同じ時を過ごしたファン」にとっての「宝箱」であり「記念アルバム」みたいなものになるだろうと。
結局、ファンの心が加わってはじめてブームというのも成立するわけです。むしろそれを主体ではなく一歩引いた視線で、しかしファンともクリエイターともいっしょになって体感した方々に話を聞くことで、ファンの方々に改めて「みなさんの過ごした時間はこういうことだったんですよ」的に昇華できるんではないかなと。
というアプローチの解説書もあまりないと思うんですが、劇場版のときにチラシやプレスシート、パンフレット、DVDなど一貫してお手伝いしたこともあって、自分的にも意義のあるメモリアルな仕事にできたなと。一種、感慨深いものになりました。
なお、なぜBD-BOXでないかと言えば、この時期のTV作品の一般論として、もともとHD制作ではないからです。もちろん同時期の作品でアップコンして出している商品もありますが、企画時点でコスト面も含めて考え得る最良の構成になっていると思います。

あとこれは余録っぽいと思うのですが、収録されているCDって、当時出たサントラ等の大半にはレベルゲートが入っていたんですよね。今回のはピュアなCDなので、個人的にはそこもうれしい点です。
4月からの新作に関しては、まだ特に何も仕事の関係がありませんので、いちファンとして改めて楽しみたいと思ってます。

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