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2009年2月

2009年2月27日 (金)

スカパーTV ! ガイド 2009年 03月号

コラム「氷川竜介のアニメ総合研究所」も第31回目となりました。今月は『あしたのジョー2』を取りあげています。作品は編集部の指定ですが、たまたま「ハイヴィ」でも扱っていたので助かりました。こういうことが多く、前も出崎統監督作品を扱ってる最中に打ち合わせしたら、編集部から『コブラ』が出て驚いたことがあります。何にせよ縁のものであるという実感です。
今月号では『ヤッターマン』に合わせて「タツノコキャラクター」の特集が組まれてますので、そこのライティングもお手伝いしました。いろいろと格別の思い入れのある作品ばかりなので、楽しんで書いてます。この種の記事の常として文字数がそれほど多くないので、そこにどれだけ濃密に書くかというのもテーマですね。残念ながら(?)フカキョン取材は別のライターさんの担当でした。映画「ヤッターマン」も楽しみにしています。

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2009年2月26日 (木)

六本木夜景

六本木夜景
ケータイで撮影したものです。妙にミニチュアっぽく撮れるので、気に入ってます。

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2009年2月24日 (火)

「BSアニメ夜話」第12弾は今夜から

今回は以下の2本に出演しています。

2/24(火)深夜24:00~24:55
第一夜「ジャイアントロボ  THE ANIMATION  地球が静止する日」
(1992-98年 監督・今川泰宏)
高梨実(「ジャイアントロボ」プロデューサー)、竹内義和(作家・プロデューサー)、喜屋武ちあき(タレント)
アメリカザリガニ/岡田斗司夫(作家)/氷川竜介(アニメ評論家)ほか

OVAの歴史に大いなる歩みを刻んだ超大作。いろんな切り口があり、語りがいのあるロボットアニメです。廉価版DVD-BOXが出たり、今川監督の新作が発表になったりで、タイムリーですね。

2/26(木)深夜24:00~24:55
第三夜「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」
(2002-3年 監督・神山健治)
後藤隆幸(作画監督)/田中敦子(声優・草薙素子役)/松嶋初音(タレント)/宮台真司(社会学者)/岡田斗司夫(作家)/氷川竜介(アニメ評論家)

札幌にて公開収録した回です。神山健治監督がおおいに注目された最初のTVシリーズ。ともかく人間の機微を描いた脚本が超すごいわけですが(見返してみて、ワインの話が心にしみました)、意外と見過ごしがちな映像もいろんな工夫があって楽しい作品です。こちらも神山監督の新作「東のエデン」が待機中なので、タイムリーです。

『Gロボ』は『ゲハラ』と重なっていて悩ましいですが、よろしくお願いします。

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2009年2月23日 (月)

『うる星やつら2』テアトル新宿での上映は超きれい!

http://hikawa.cocolog-nifty.com/data/2009/01/post-acb7.html

上記でご紹介したクールアニメの上映、『うる星やつら2 ビューティフルドリーマー』が超きれいと聞いて行ってきました。まず大画面で観られることに感動。カメの背中に街が乗っているシーンは、劇場のサイズで展開しないとダメということが分かりました。その他、この時代ならではの味のある線もシャープに再現してますし、小林七郎さんの美術が映える映える。色味もラムちゃんの薄いグリーンの色を筆頭に、全体的に若干暗めではありましたが、再現性良かったです。
ただし、音質に関してはちょっとガッカリです。DVDには劇場公開時の光学録音(フィルム上の記録)、そのもとになった磁気マスター素材、そして疑似5.1ch化したものの3種が入ってましたが、聴いた感じではアレはその中で一番状態の悪い光学録音です。ということは(レーザーディスクを買った方はよくご記憶だと思うのですが)、喫茶店のシーンで音楽がヨレて、ハリアーのシーンで割れるんじゃないのか? と冒頭で予感したら、案の定そのとおりでした。
ただまあ、それも含めて劇場の追体験ということで許容範囲ですけどね。ブルーレイの発売が中止になったこともあって、満足度が高いのでファンの方はぜひとも足を運んでください。

P.S.2002年9月に発売されたDVDのスペックを調べたら、その時点ですでに「ニュープリント/押井守監督監修によるハイビジョンテレシネ」となってましたね。

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『つみきのいえ』アカデミー賞(短編アニメーション部門)

すでに報道のとおりで、第81回アカデミー賞のうち短編アニメーション部門で『つみきのいえ』(加藤久仁生監督)が受賞しました。2003年、長編アニメーション部門で『千と千尋の神隠し』(宮崎駿監督)作品が受賞して以来です。
すでにアヌシー国際アニメーションフェスティバルでもグランプリを受賞し、「とっておきAニュース」でも取り上げたことがありますが、快挙と言えます。
内容的には、1人の老人の人生を海に没した「いえ」とそこに残されたメモリアルを手がかりに追うという12分の短編で、セルアニメや3DCGではなく、絵本的なタッチのイラストをたんねんに動かしたもの。ナレーション入りとなしの2バージョンがあります。なしの方でも十分に意図は分かりますので、どこの国の人にも伝わる内容というあたりも、受賞のポイントでしょうか。
本作品は『ALWAYS三丁目の夕日』や『K-20怪人二十面相伝』などのROBOTがプロデュース、制作している商業短編であるところも注目ポイントではないかと。ROBOTの作品って、『リターナー』とか『ジュブナイル』もそうですけど、「時を超える」とか「ノスタルジック」とかいうあたりに共通項があるんじゃないかと(笑)。加藤久仁生監督は1977年生まれですが、回想録という形式や渋めの色味の方向性も無関係じゃないように思いました。
ともかくアニメアニメしていない方向性、個人的視点のアニメ短編、さらにその商業流通の可能性と国際評価いう点でも、未来に向けた大きな意義があると思います。

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IMAX宇宙映画(Blu-ray)

本日ふとしたことからアイマックスのことが話題になりました。
少年のころに夢見たようにはいかない。どうやら自分が生きてるうちには宇宙ステーションには行けそうにないわけですが、本当に宇宙に行けないのであっても、IMAX劇場の立体映画でその気分は味わえたとか。自由落下するIMAX劇場なんてのがどれくらい現実的か分からないですが、それで短時間でもいいから宇宙ステーションものなどを鑑賞すればいいのではないかなとか。
まあそういう流れで、自由落下はムリにしても、Blu-rayの高解像度でけっこう宇宙空間での臨場感疑似体験できるということで、片っ端からアイマックス映画を買ったわけですが、あらためて思いついたときに紹介したいと思います。

●Space Station
これが話題の発端。今は亡き品川アイマックスシアターでやってたものです。国際宇宙ステーションの記録映像。ロケット打ち上げシーンでカメラの防護ガラスが割れるところとか、無重量状態で女性科学者の身体を荷物といっしょにキャッチスルーするところとか、すごいです。地球を見下ろすカットなどは、本当に軌道から眺めている気分。残念ながら3D収録ではありませんが、2本だてで「Mission to Mir」も収録されてますので、まずこれをゲットするのが効率いいです。ナレーションはトム・クルーズ。


●Cosmic Voyage
これのうち同梱されている「Destiny in Space」が断然オススメ。他のIMAX映画ともダブリですが、スペースシャトルを空気遠近法のない宇宙空間からとらえた映像、特に白い表面がデコボコのタイル張りなのが超鮮明に写ってるカットは、ちょっとぎょっとする迫力がありました。知識として知ってはいても、ホンモノを眼前にするあの感覚というか。「ブルーレイ+アイマックス」の威力です。ナレーションはレナード・ニモイ。
「Cosmic Voyage」もCGが古くさいのをのぞけば悪くないです。ミクロの世界と銀河衝突などマクロの世界、そして地球のディテールなどを行き来する構成です。世界のミニチュアセット(?)から始まるイントロも面白い。東武ワールドスクウェア(東宝特美の作った世界各国のミニチュアがある)みたいな場所が他にもあるんだなあとか。


また気が向いたときに、ソフト紹介してみたいと思います。

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2009年2月22日 (日)

アキラ・アーカイヴ

 『AKIRA』のブルーレイ、1年あまりを経てようやくリリースになりました。幸いなことに内外とも売れ行き好調のようです。スタジオ・ボイス2009年2月に書いた紹介文も好評だったようで、ほっとしてます。
 それでamazonを調べたら、2002年の大きな仕事だった「AKIRAアーカイヴ」が入手可能になってました。一時期切れてた気がするんですが……。これは大友克洋氏の手元に散逸せずに残されていた膨大な紙資料、設定と原画の中から抜粋。スタッフの中から後にアニメ監督となった方を多く輩出している作品ですが、そこから5人の方と大友監督にロングインタビューを行い総論を書いたというアニメムックです。

 劇場アニメ「AKIRA」については公開当時、割とおしゃれなムック等も出てましたが、意外にアニメ用制作資料をちゃんと追ったものは少ないという感じで。それをフォローできるものだったと思います。ただ、あまりにも膨大すぎたので掲載しきれなかったもの多数なのは申し訳なかったです。

 2001年のDVD(SPECIAL EDITION)のときにもいろいろやりました。絵コンテをつけるという話になったのですが、当時、講談社からも出ていたのでどうするかという話になったとき、大友監督が現場で使っていたバージョン(書き込みなどがある)にするというアイデアを出せたのも懐かしい思い出です。

 今回のブルーレイでは絵コンテはデータとして収録されてまして、そんなに昔の仕事じゃなかった気でいましたが、よく考えたら8年も経ってて、ちょっと驚いたりして。今回も解説などで参加させていただき、ありがたかったです。

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2009年2月20日 (金)

長髪大怪獣ゲハラ

http://www.nhk.or.jp/paphooo/project/gehara.html

ついに2月24日火曜日の深夜24時10分(25日の0時10分)、NHK総合で大公開です!
「テレビ遊びパフォー!」内の短編(15分)。怪獣映画のエッセンスが凝縮した作品と、すでに各所で話題になってます。ぜひぜひご覧ください。

■製作総指揮 樋口真嗣
■企画・脚本 みうらじゅん
■監督 田口清孝

開田裕治さんのポスターが、あまりにもステキです。

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「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」 6月27日全国公開

新劇場版第2部「破」の方も、公開日やリリース情報が発表になりました。
以下公式サイトから。

http://evangelion.co.jp/introduction.html

「序」と同じくリリース関係の文書作成でお手伝いをしています。

ニュースサイト「アニメ!アニメ!」にも、公開情報などを交えて記載が載りました。
作品も鋭意制作中。物語的にも映像的にも、今年楽しみな1本ですね。

http://animeanime.jp/news/archives/2009/02/627_1.html

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「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序」がBlu-rayに

http://www.evangelion.co.jp/news.html

「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序」EVANGELION:1.11 YOU ARE (NOT) ALONE.
Blu-ray&DVD、5月27日に発売決定!!

新作カットを含む、デジタルマスター版として「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序」が再び甦ります。

ということで、公式HPで発表になりました。バージョンが1.11になっていること、新作を含むということに要注目ですね。

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2009年2月19日 (木)

HiVi (ハイヴィ) 2009年 03月号

後ほど加筆後ほど加筆
後ほど加筆後ほど加筆

ここのところレビューを多く書いています。
今月号はアニメのBD-BOXの中でも70~80年代の作品がブルーレイでどう見えるのか、そのあたりを突っ込んだ記事を書いてます。
目次は以下で。
http://www.stereosound.co.jp/hivi/hivi-bn/bn/#contents

届いた見本誌を拝見すると「BD「スカイ・クロラ」を押井監督がホームシアター体験/これだけ見えれば本望だ」という巻頭記事から、先日BOXを入手してフィルム修復をレポートするブックレットに感銘を受けた「待望の邦画BD「羅生門」を大画面で」、そしてLDサヨナラ記事など、琴線に触れるものが多くて楽しめました。
なんだかんだ言っても、高品位のオーディオ&ビジュアルはやはり楽しいです。

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2009年2月16日 (月)

R25 No.225

R25 No.225

R25 No.225
取材を受けて、記事に協力しました。海外での川尻善昭監督評価についてです。実写版進行中ということで。海外での展開は、むしろこれからが本格的に面白くなりそうですね。

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2009年2月15日 (日)

携帯電話からの投稿

携帯電話からの投稿
今までこちらでは携帯からアップしてませんでしたが、試みに画像送信してみます。とりあえず、こないだ上井草駅前で撮ったものを。

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BSアニメ夜話「電脳コイル」地上波で再放送

http://www.tokuma.co.jp/coil/news.html

SF大賞も受賞した「電脳コイル」の「BSアニメ夜話」が地上波で再放送されます。
氷川もアニメマエストロのコーナーで、磯光雄監督ならではの画づくりを解説してます。
見逃した方は、ぜひこの機会に。

チャンネル:NHK総合/NHKデジタル総合
放送日   :2009年 2月17日(火)
放送時間  :翌日午前1:35~翌日午前2:31

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マクロスA(エース)

うっかりしているうちに、あちこちで完売になってしまったようですが、角川書店から出た新雑誌「マクロスA(エース)」にコラムを書きました。初代「超時空要塞マクロス」を担当され、若くして物故された作曲家・羽田健太郎さん(通称ハネケン)についてです。ちょうどテレビ文化が激変している時期でもあるので、高度経済成長期の夢見るテレビの時代の音楽が、70年代、80年代にどうスライドしたか、その中におけるアニメ音楽の位置づけなども重ねつつ、1ページの中に押し込みました。

あと雑誌自体はまさに眼福というか。なんといっても美樹本晴彦さんの漫画が感無量です。これで『ガンダム』、『エヴァ』、『マクロス』とアニメ発オリジナル3大ロボット作品のキャラクター(デザイン・作画)担当者による漫画化がコンプリートです。続きも注目していきたいです。

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2009年2月 3日 (火)

アニメ制作ソフト

1件前へのP.S.的なものです。

ある方から、ご指摘がありました。この玩具は秒4コマなので、もしアニメのQARチェックみたいなものをするなら、たまたま同じ名前ですが、別のソフト「AnimeStudio」(ぜんまいはうす)が良いのではないかと。無料版もあるので、ご興味ある方は以下のリンクからチェックしてみてください。

http://animestudio.jp/

あと氷川周辺で話題になっているのは、アニメ業界で使われているレタスが急激に廉価版となったことです。ちょっと前の10分の1近い価格でプロと同じアプリが入手可能というんで、非常に興味をもっています。そんなあたりの研究時間も、なんとかとっていきたいものです。

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ANIME STUDIO (アニメスタジオ)

これはちょっと面白そう。知人が紹介していたんですが、アガヅマというメーカーの玩具です。

http://www.agatsuma.co.jp/animestudio/animestudio.html

「アニメの撮影台」をオモチャにするという発想が、まず愉快です。基本は立体物で、この台の上にちっちゃいセットと背景を乗せてカメラスタンドをいろいろいじりながら、カメラアングルを決めていく。この手のカメラは広角から魚眼っぽい画角なので、サンプル動画でも妙に遠近感がある映像になってます。1GBまでのSDカードに対応していて、TVに映し出すだけじゃなくて、ユーティリティで動画にもできるようです。

それで、amazonを調べたら思わず笑ったんですが、いっしょに買ってるものリストって、海洋堂の稼働関節人形のリボルテックが非常に多いんですよね~。こりゃニコ動とかで、リボルテック動画作品がブームになる前兆かな? とも。


まあ、基本的にオモチャとはいえ、オモチャの気軽さがいいんですよ。これなら絵を描けなくても動く楽しさが実感できるかもしれない。そうやって「アニメを作ること」へのカベが、これからどんどん低くなってほしいですね。

だってアニメは面白いし楽しいんだもん。

どうして文句から入る人が多いのか、わけが分からないですよ。

任天堂も「動くメモ帳」という無償アプリをDSi用に出しています。敬愛するアニメーターの小田部羊一さん(もと任天堂勤務)が社長からインタビュー受けてて、はじめて詳細を知ったわけですが。はてなと連動して、サイトに見せっこできるわけです。
http://touch-ds.jp/dsi/interview/8_1.html

小田部さんもサンプルをUPされてて、「うわっ、もう来たのか」という気分になりました。
何が「来た」かと言えば、この4年ぐらいですかね。吉祥寺のイベントなどでアマチュアのアニメに触れる機会が多くなり、これはパラダイムシフトだと思うようになったんです。つまり、これまではアマチュアアニメって若者のためのものが多く、学生さんがアニメ研などサークルで通過するものっぽい。もちろんそうでない作家さんも大勢いるんですが、機材やら手軽さやらで、ある種の「勇者の経験値」が必要だった。
しかし、アニメの面白さ・楽しさって、基本は教科書ページの片隅、パラパラ漫画みたいなものなわけです。その気軽さ、手軽さを実現するツールが出てくれば、これはブレイクスルーになると。

つまりシニアによる自主制作アニメという、前人未踏の趣味の可能性があるんだということです。

たとえば和歌で文字という記号の組み合わせで日々の気持ちを詠んだりするのって、和歌というシステムというかルールが確立して「道」になってるわけですが。もともとは、日常の中のゆらぎを落とし込んだのが表現になったわけで。じゃあ、なんでアニメの映像の組み合わせでそういうものがないかと言えば、和歌ほど簡単じゃないからなだけじゃないかと。

私も50代になり、会社に勤務していれば定年が見える歳になってきたわけですが、たそがれてるわけじゃなくて、むしろワクワクしています。だって、ちょうど「オレたちアニメ第一世代のためにありがとう」みたいな、こんなオモチャがいっぱい出てきてるんですよ。こんなエキサイティングなことってないですよ。
たぶん、オレらの世代が一番うまく使いこなせるんですよ。だって、アニメの楽しさ・面白さを、観る面・作る面の両方から存分に知ってるわけでしょ。だけど、ツールの未整備から作る方は簡単じゃなく、あるフラストレーションを抱えてた。そのカベがつるっと超えられたようなもんですからね。しかも人生経験の蓄積だってあるわけだし。今ならできる、やりたいみたいなテーマはそれこそたくさんある。
ってな世代が、今現在はまだ働いてて時間に乏しいですが、お子さんのいる家庭でもそろそろ独立かみたいな感じでしょ。趣味としてのアニメ、シニア向けの茶道・華道・ダンスとかその手のカルチャーの中にアニメがない理由は、「過去こういう状況がなかったから」だけで、どんな趣味にも「最初」があったように、今がアニメにとって「最初」なんです。

アニメは本当に面白い。観るのが面白いのは言うに及ばず、作るのも楽しい。作って楽しい気分を抱えつつ、また作品を観ると、絶対に前より面白くなるはずなんですね。そういう時代に、ある種の底辺を開拓するものとして、こうしたツールが「こりゃ案外いいぞ」みたいに普及することを願ってます。

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