« 喰霊-零- | トップページ | 機甲界ガリアン メモリアルボックス »

2008年10月14日 (火)

『喰霊-零-』第2話

もっとも恐れた「夢オチ」ではなく、なんとなく「こんな世界観」ということと、原作のキャラクターとおぼしき人物たちが現れ始めました。先週は「こんなビックリ体験は、あまりあることじゃない。もったいないから情報カット」と遮断してましたが、解禁で原作を2巻まで読んだあたりで、「ああ、そんなことなのかな」っぽい感触があり、そこでまたあえて中断。
いわゆる「マルチメディア」としては良くできてます。まんまと引っかかり、原作を手に取ったわけですから。

という前提で考えると、角川書店原作ということでは『涼宮ハルヒの憂鬱』EPISODE 0の遠い親戚みたいな手口ではあったわけですかね。とはいえ、何十年アニメを観ていても、まだ新しい驚きがある……って、それだけで貴重な感じがしました。
作品それ自体の評価は終わってみないとまだ何ともですが、2話、3話で切り捨てられる作品も多くなってる昨今、最後まで見なくては気が済まないようにしようという心意気は強く感じました。この1週間、けっこう私の周辺でも大きな話題でしたね。

P.S.1話も東京外郭放水路をよく取材して作り込んでありました。だもんで、よけいにだまされたわけですが、2話では東京都心の共同溝が出てきて、これまたよく取材されてました。この場所は虎ノ門から入ったことがありまして、それはアニマックス大賞の一昨年の発表がこの東京ジオサイト(日比谷共同溝)で行われ、出席してたからなんですね。エレベーターが地底に向かっていくとこのパースとか、コンクリのユニットで洞窟ができてて奥にレールが延びてるとか、あのまんまです。東京地底に眠るこうしたインフラを舞台に使った陰陽道ものということでは、それだけでもけっこう良くできてる、観るに値する作品だと思います。あんまりネタっぽいことだけで騒がれるのも気の毒なくらい、そこら辺は真摯だなあと。

http://av.watch.impress.co.jp/docs/20061103/animax.htm

P.S.2. 第2話はマリオン前あたりの銀座のディテールもよくできていて、その虎ノ門の穴が爆発したとき、銀座から爆煙を見るあたりの距離感とパースは、おそらくものすごく正確だと思います。一般道と高速道路のなんとなくの空間ボリュームも、かなりそれっぽい。都心のディテールを正確に描いたアニメはデジカメ取材も可能になってから無数にありますが、この距離感コミで空間を出したのは、なかなか少ないかも。むしろその元祖の「さらば愛しきルパンよ」とか「P2」で受けた衝撃を思い出しましたね。

|

« 喰霊-零- | トップページ | 機甲界ガリアン メモリアルボックス »

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/163124/42787341

この記事へのトラックバック一覧です: 『喰霊-零-』第2話:

» 【また全滅?】喰霊−零− 第2話 「憎発露(にくしみのはつろ)」 【感想】 [失われた何か]
勢いに乗って2話の感想を書いてみます。 また味方らしき部隊がほぼ全滅して終わりますた。 二回連続全滅オチ!待ち受け画像が切ない ... [続きを読む]

受信: 2008年10月15日 (水) 06時28分

» [アニメ][感想]喰霊-零-0102 [玖足手帖]
絵柄がリアルだと思った。 リアルと言っても写実的リアルではなく、アニメ風リアルなのだが。背景は写真。 最近の僕はリアル系アニメに懐疑的なのかもしれない。 何故かと、多少考えた。実写的な物を引き写しただけでは演出意図が逆に見えにくくなって、ハッキリしない印象... [続きを読む]

受信: 2008年10月15日 (水) 12時16分

« 喰霊-零- | トップページ | 機甲界ガリアン メモリアルボックス »