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2007年7月24日 (火)

最近の仕事(新作DVD関係)

●鋼鉄神ジーグ
超燃えるロボットアニメ。最終回への展開が評判良いらしいですね。全16Pの解説書をお手伝いしています(小林治さんと共同)。第1巻目は基本的なキャラ設定と、永井豪先生の描いた絵を中心にした企画書、他に菊池晃氏が企画段階で描いたパワフルな鉛筆画なども掲載しました。1巻はBOXつきです。

●鴉-KARAS-第四話
個人的にも続きを楽しみにしていた作品です。特撮テイストのボディアクションと激しいエフェクト……って、「私のために、ありがとう」みたいな作品です(笑)。一挙に最終巻(第六話)までリリースが予定されています。ご縁があって後半戦をお手伝いすることになりました(小林治さんと共同)。
すでにラストまで拝見しましたが(完成してますのでご安心を)、この第四話はけっこうターニングポイントになってます。本作はこれまで設定やドラマ内容をあまり説明して来なくて、ビジュアルのパワーでぶっちぎってきたんですが、率直な感想は「あれ? そういうことだったんだ」というのが、この第四~五話。
乙羽が何者なのか、鴉の役割とゆりねの関係とか、鵺が何をしたいのか、そういうことが何となく分かります。なので解説書もそれと呼応するように、ここまで起きてきたことを把握できるよう内容を考えました。あと、独特なビジュアルの秘密も少し紹介しています。

●天保異聞 妖奇士(あやかしあやし) 四
作業的にはオンエアのラスト近くだったのでけっこう前のことになります。このシリーズは毎回の特典が異なるんですが、解説書は4巻目にまとめて付けるということでしたので、全64頁という圧巻の解説書がついています。先輩の中島紳介氏と共同で、取材と構成、執筆を行いました。インタビューは原作・脚本の會川昇氏、キャラクターデザインの川元利浩氏、時代考証の山村正夫氏に行っています。
『劇場版鋼の錬金術師 シャンバラを征く者』と同じデザイナーさんでしたので、キャラクターの原案や原画の「鉛筆画の良さ」をとっても良く分かっていただき、大きく掲載されているので、個人的にもうっとりです。美術ボードも多数掲載されてますが、これもなかなか。
中島紳介さんとの仕事ということでピンと来られる方もいるかもしれませんが、「妖夷図鑑」が載ってますし「用語事典」もやってます。で、會川昇さんとの取材は中島・氷川のダブルで行ったわけですが、仕事は仕事としてきちんとやりましたが、アニメック・ステーションの同窓会みたいな部分もあったわけですね(笑)。
ちなみに「2クール目から盛り上がり、ぐっとハートに来たら、そのときは最終回だった」というのが私自身も正直な感想なんですが(割とそういう人が多い)、全5話でOVAが制作中です。個人的にも楽しみにしています。

●スカルマン The Skull Man
シリーズ構成は出渕裕氏、監督はもりたけし、制作はボンズで贈るダークヒーローもの。衝撃の最終回がオンエアされたばかりですね。エンディングの後、「ええっ? ここにつながるの」と腰を抜かした方も多いのではないでしょうか。小生は仕事柄、先に聞いちゃったんですけどね。こういうのって「役得」じゃなくて、「役損」とでも言うのでしょうか(笑)。
これは解説書に「髑髏の視線」という1頁ものの寄稿をしています。要は「みどころ解説」なんですが、非常に入り組んで見える作品なので、そのこんがらがったヒモを解くヒントみたいなものが多めです。こういう場合、「解説」だからと言って、解いてしまわないようにするのが難しいんですよね。観客の楽しみを奪ってはいけないですので。
これも対向するページで中島紳介氏が作品の外に連綿と続くジャンルとしての連鎖とか、そうした解説を記されていますので、そちらもお楽しみに。

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