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2007年5月12日 (土)

パプリカ デラックス・ボックス

 5/25発売。昨年公開された今 敏監督の最新作です。筒井康隆の原作を得て、虚実混淆の集大成として作られた劇場映画ですが、絵コンテを中心にした解説書を同梱したDVD-BOXをお手伝いしました。具体的には解説文(総論)と、インタビューまとめを担当しています。
 直接は担当してませんが、原画なども多数掲載されるはずです。
 『千年女優』、『東京ゴッドファーザーズ』に続き、3本連続でパンフ・プレスからDVDまでお付き合いさせていただいたわけですが、『パプリカ』の絵コンテはまさに圧巻の一語につきます。1コマの絵の密度もものすごいですし、ト書きで指定された内容や指示、演出意図も読み応えがあります。
 DVD掲載のインタビューは、公開も終わって最後の方の取材になるので、いつも聞かれてるであろうことと変えなければと思って、つい細々と聞いてしまうのですが、非常に参考になります。今回は、あれだけ緻密な作品でありながら、意外にも「その場面に来てから考える」という書き送りに近く進められたところが多々あったようですね。そうは見えないところが面白いわけで、内情を知りたいという下世話な興味よりは、プロセスの考え方みたいなものが創作性と不可分なあたりが知りたいという感じで。
 その点で、いつも今 敏監督の作品は刺激になってます。次回作(厳密には次々回作?の長編)はだいぶ赴きが違うようですが、それも含めて楽しみです。

 なお、小生は関与していませんが、今回は通常版の他にUMD、ブルーレイも出るそうです。SONY作品だからでしょう。確かにブルーレイの高密度にふさわしい品質のフィルムではありますね。

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