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それでまあ、ぶっちゃけだいたいは写真の代わりに貼ってあって、売り上げは「あるといいなあ」ぐらいで、めったなことでは2ケタの注文は出ないわけです。今までの中では……そうですね、『時をかける少女』のDVDは行きました。感謝感激です。
で、さっき調べてみたら、もうひとつ2ケタ行ったものがありまして。
それが、意外と言っては失礼ですが、これです!
●小さなスーパーマン ガンバロン オリジナルサウンドトラック(紙ジャケット仕様)
オリジナルの紹介記事はこちら。
<追記>
とか言ってる間にamazonから現物が届きました。当時のダブルジャケットをミニチュア完全復刻の上に、復刻用の解説書がついた豪華版でした。1曲ずつ詳細に書かれてます。音質もリマスターでかなり向上してて気持ちいいです。インスト曲もあったんですね。
ひとえにゴダイゴ人気でしょうと思う一方で……。
すんません、なんか忸怩たるものがあるのも事実です。
だって、これって30年前の途中打ち切り特撮番組ですよ(笑)。よく特撮やアニメで「打ち切り打ち切り」言われるじゃないですか。でも、本気で「はい、ここでおしまい。打ち切り! 終わり終わり~~」になったのって、実はかなりレアなんですよ。
いきなりイデが発動して終わる『伝説巨神イデオン』とか、津波が来て地球が滅ぶ『宇宙戦士バルディオス』とかありますが、それはほれ、劇場版でフォローしてるじゃないですか。他にも『ガルビオン』とか普通の話に最終回のナレかけたものとかありますが、それはそれ、もともとゴールのある話じゃなかったし。
で、『ガンバロン』って芸能人をゲストに呼んだり、グアム島へ遊びに行ったりしてるうちに、朝の時間帯に移動されて、うやむやのうちに終わったんですよ。合身ロボット“ダイバロン”が出て力尽きた、みたいな。でまあ、1話読み切りの作品だし、ちゃんとした最終回がなくても、まあいいかと思ってたんですが。
ネット時代って恐ろしいもので、実はこの話にちゃんとオチがあるというのが、企画書引用で検証されてるんですね。それがこのサイト。
天本英世の演じるワルワル博士が、変身して怪人ドワルキンになると、まあ声が特撮悪役声優でおなじみ飯塚昭三になって、変身前後ともワルの頂点というキャラがいるんですけど。個人的には、あの性格の激変はなんだろーとオボロゲに思ってたわけです。ところが、それにはきちんとした裏づけがあったというので、ビックリですな。
まあ、30年くらい前の作品って、それぐらいアバウトというか大ざっぱなわけです。『ガンバロン』のスポンサーのブルマァクが同じ合身シリーズで出してた同時代の『UFO戦士ダイアポロン』とか『合身戦隊メカンダーロボ』とかも、まあロボットアニメと言えばいい加減(笑)。でも、そのゆるいムードの中で、どこかピリッとしたところがあったわけです。やがてその中から『ボルテスV』や『ザンボット3』を経て『ガンダム』に至るわけで、そういうちょいピリ時代の方が今はかえって愛おしいというとこもありますね。
ってなことを考えたのも、どういう偶然なのか、実は特撮はごく一部しか配信していないバンダイチャンネルでほぼ同時にこの『ガンバロン』の配信が始まって、紹介記事を書いたからなんですねー。というんで、サントラ買った方でDVDはさすがに……という方、ぜひネット配信で。
●小さなスーパーマン ガンバロン
ついでに同じ日本現代企画がらみで、こちらも配信スタートです。
●少年探偵団
江戸川乱歩原作の映像化ですが「どれじゃ?」と聞かれると「BD7」で通じるかと思います。『マッハバロン』などと同じスキャニメイトを多用した合成特撮(『ガンバロン』にも使われている)があるやつです。20面相には「変装」じゃなくてスキャニメイトで画面が溶けて「変身」しちゃうんですよ。
20面相は団次郎(現:時朗)です。いえ、「を演じる」はこの際不要なんですよ。それは最終回まで観ればわかります。菊池俊輔の主題歌&BGMが耳について離れなくなる作品です。