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2007年4月13日 (金)

究極の初代ゴジラ

●アートワークスモンスターズ -戯画- 初代ゴジラ

 怪獣ファンとして立体物には興味あり、フィギュアを買っては楽しむ人間です。
 すでに20年来言われてきたこととしては、これまでのリアル系の立体物は「着ぐるみの再現」であるということがありました。確かに人間が入るスーツということを前提にすると、チャックの所在やウレタン、ラテックスのシワなど、およそ生物らしくない部分まで再現ということになります。
 ただ、これはこれで自分の購買意欲の指針として「撮影されたものの精緻なレプリカ」というものがあるので、OKだと思ってます。
 一方で「ビネット」と呼ばれるカテゴリーがあります。これはひとつの情景を造形物として圧縮したもので、最近になってイラストレーターの開田裕治さんが描かれた怪獣イラストをそのまま立体化した企画がヒット。こちらも嬉しい悲鳴をあげています。
 ただ、ビネットが良いのか、リアルがいいのかと言えば、これまた行きすぎの例で、リアルじゃなくてグロテスクに怪獣をデフォルメした商品などもあって、これまた非常に良し悪し、S.I.C.みたいな加工が似合うものとそうでないものがあったりするんですね。
 というほど「リアルな怪獣フィギュアってなんだ?」といろいろある文脈のなかで、これはひとつの解を出していると思いました。
 開田裕治さんと特撮原型の第一人者・品田冬樹さんがコラボレート。着ぐるみでもなくイラストの再現でもない。つまり、「映画を観たときにイマジネーションとして脳内にできたはずの初代ゴジラを立体化」という、「あ、なるほど!(ポン!)」みたいなチャレンジがコレです。
 写真を拝見する限りでは、非常にうまく行ってるようで。いまから完成が楽しみです。お値段が少々張るのが難点ですが、まあ完成品をヤフオクで買うとこれでは済まなかったりするので、気に入った方はぜひというとこです。

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