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2007年2月 3日 (土)

Newtype THE LIVE 2007年 03月号

特撮ディナーショー第29回
《追悼》実相寺昭雄監督とその映像言語

追悼コラム 作曲家・宮内國郎

 「特撮ニュータイプ」の最新号です。
 これはもう、とにかく読んでくださいとしか言えません。
 実相寺監督の物故に際し、現実にお付き合いのあった方の追悼文や、作品に影響を受けた方の想いのたけは、かなり出るに違いないと予想しました。現実に同誌にも多数掲載されており、そのひとつひとつの言葉にこめられた想いの深さは非常に大事なものだと思います。
 しかし……。絶対にそこでは「作品そのもの」が空洞化するだろうことも予想しました。
 いえ、作品を悼むといったときでさえも「物語やテーマ」に行くだろう、映像などに関しても監督自身の言葉や資料に行ってしまうだろうと。

 それじゃあ……と、考えたのですが。観客として映像を楽しんでいたわれわれの想いは、いったいどこに行ってしまうのでしょうか? 映像作家が亡くなったのに、「映像そのもの」が語られることなく、まるでなかったかのようになってしまう事態は、妙ですよね?
 それは「映像を語る行為」が常態ではなく、また「語る言葉」が貧困であるという、突きつめれば自分の働きが足りないということにつながるわけですよ。
 これくらい無念なことはないです。しかし、その無念の大きさそれ自体がすなわち「悼む重さ」なのだと、そういう考えで書きました。分量的にもいつもの倍ぐらい書いてます。
 さらに宮内國郎さんの追悼までしなければならなかったのは、正直精神的にはきつかったですが、今はやっておいて良かったと思っています。

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