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2006年11月12日 (日)

プライベート・ライアン

 この数年、5.1chサラウンド関係の取材のたびに引き合いに出されていたのが表題の映画です。有名すぎるので内容は割愛。dts版で視聴しました。現在廉価版でも観られますが、そちらはドルビーデジタル。
 dtsとドルビーデジタルは世間的には圧縮率の低いdtsの方が良いと思われてますが、実は一長一短というか、どちらが良いとも言えない部分があると言います。ただ、こうした低域の音圧重視のものとなると、dts版は音のパンチがまるで違うように感じました。
 引き合いに出されるのは冒頭Dデイのノルマンディー上陸ですが、改めてなるほどなと思いました。

 ・上陸用舟艇で待機中に周囲の爆音が低く、しかし壁越しに聞こえる
 ・水没したときの一瞬、現世が遠くなっちゃうような感じ
 ・至近距離で爆破が起きて耳が聞こえなくなり、世界がコマ落としに見える

 弾着の金属音や移動中の兵士のチェーンの音もいいんですが、上記のような死生を分かつような臨場感といったところに音響が凄まじい活躍をしています。さすがスカイウォーカー・サウンドというのを改めてdtsの威力とともに知りました。
 全体の構成もよく考えられてるなと思いました。冒頭あれだけカマしてあるので、中盤はなんでもない音や動きに緊張するようになるわけですよ。もちろんそれを経たクライマックスの戦車戦も、一回沈み込んだ分だけいい感じに音が染みるわけです。DD版持ってるのにどーしよーと思いましたが、買い直して良かったです。

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