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2006年10月28日 (土)

新SOS大東京探検隊

 27日(金)六本木ヒルズで『新SOS大東京探検隊』の完成上映を拝見しました。

新SOS大東京探検隊
監督:高木真司
声の出演:小林沙苗/矢島晶子
Story/かつて東京の地下迷宮を探検した明泰小学校の4人組。あの大冒険から数十年の歳月を経た21世紀。残された地図を頼りに、再び地下迷宮を目指す少年たちが現れる。果たして彼らの行く手には何が待ち受けているのか―。(上映情報より引用)

 高木真司(監督)、小原秀一(作画監督)、百瀬慶一(音響監督)、池頼広(音楽)各氏の舞台挨拶つき。大友克洋の短編を約40分のアニメーションにしたものですが、『スチームボーイ』を経たスタッフたちの本作での挑戦は、全編をフル3DCGで制作したという点です。すでに『アップルシード』などの前例がありますが、子どもらしく頬に赤い質感を加え、また基本的に手づけで演技をさせたという点で、だいぶ手ざわりが違う映像が楽しめます。

 マンホールの中を探検して宝探しをするという、子ども時代の夢。地底の中には本当に驚くべきものが詰まっているという雑多な感じが良かったです。ちょっとしたことが積み重なって、だんだんカタストロフへ向かうあたり、大友さんのテイストも良く出てました。

 一般公開や発売の予定はこれからだそうです。日曜日にはメイキングの講演もあるので、またレポートします。原作単行本は以下。

SOS大東京探検隊

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