特撮エース 2006年 09月号
寄稿題名:『ウルトラマン超絶エピソードガイド』第17回「芳醇なる物語第1クールの総括
この号で残念ながら休刊です。創刊号から、全17回。DVDで自由にコマを選んでエピソードを紹介するという、長年の夢の企画がかないました。
特撮作品で欠けがちな語り口のひとつに、画面の写真を引用しながらの解説というのがあると思ってました。どうしても、「ブツ」のある世界なので、着ぐるみやプロップ、仕掛けなどに行ってしまうんです。それはそれで私も大好きだし、とても大事なものなのですが。
高田裕三さんのマンガの応援企画でもあったので、オリジナルエピソードの紹介中心ですが、時代性の差などにも踏みこんで、「ウルトラマンという作品の実像」の一端に迫ろうと努力しました。
最終回「さらばウルトラマン」(第39話)まで続けたかったのですが、まあ、それもまた時の運。単行本希望の投書が殺到して、カラー化にして、再版かかりまくれば、書き下ろしで続きが出るでしょう(笑)。
それにしても、初代の『ウルトラマン』は多面的な魅力がありますよね。個人的にも改めて堪能しました。
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